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自動車産業と公共交通機関

公共交通機関を発展させるかマイカーを発展させるかで世相が変わる。

公共交通機関の発達を抑えたほうがマイカーが流行って自動車産業を発展させる。自動車産業は経済効果の大きい産業であり、発展すると大きな法人税が得られる。消費税も得られる。しかし街は自動車で溢れる。溢れると渋滞が発生し、行き過ぎると運送コストが高くなる。

一旦,自家用車で溢れ、渋滞が激しくなるとバスの運行スケジュールは乱れて信頼できなくなり、よってバスを利用するよりも自家用車を使って自分で運転するようになる。そうなると公共交通に切り替えることが出来なくなり、渋滞は解消されない。(公共交通に切り替えるには大きな政治力が必要)

渋滞すればするほど運送コストが高くなる,排ガスが高まる。

本当は渋滞すればするほど通勤疲労が溜まって国民が疲れてくる、としたいのだが、日本人の場合は疲れても,疲れるだけで他に影響はなさそうである。よって「渋滞するほど運送コストが高まる」とした。