NO.12  石原莞爾(いしはらかんじ)の「世界最終戦争論」

石原 莞爾(いしはらかんじ)は太平洋戦争当時の陸軍師団長。

今、雑誌モーニングの「ジパング」(からぐちかいじ著)と雑誌ヤングマガジンの「国が燃える」 (本宮ひろし著)の、どちらも木曜日発売の雑誌に石原莞爾が出てくるので頭が混乱します。

石原 莞爾は関東軍参謀として、1931(昭和6)年、満州事変を立案・実行し、成功に導く。その後、二・二六事件の鎮圧に活躍する。師団長まで出世するが東條英機総理大臣と対立して退役。

退役後、「世界最終戦争論」を発表。その内容は「日本を中心とする東洋とアメリカを中心とする西洋の最終決戦が行なわれ、その最終戦争によって世界は統一され戦争がなくなる」というものです。

この「世界最終戦争論」だかを今のアメリカ海軍学校でも教えているらしい。

日本にいるアメリカ人の英語の先生は軍隊あがりが多いのだが、その一人に「石原 莞爾を知っているか?」と質問された。アメリカ海軍学校で石原 莞爾の、「世界最終戦争論」を勉強させられたそうだ。

「世界最終戦争論」って今でも通用する内容なんだろうか?

よく知らないけど。

「世界最終戦争論」ではなくてもう一つの著書「国防論」だったかもしれない。

「国防論」は満州の地政学的重要性を説いた論文。

アメリカでは大学生の学費を軍が補助する制度がある。卒業後には数年間入隊する仕組みになっている。ある英語学校の先生はほとんどその制度で大学を卒業していた。

アメリカの軍隊は職業訓練校の意味もある。

重量車両の運転免許や危険物取り扱いの資格も取れます。




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