ローマ帝国が帝国を築く前、まだ都市国家だった頃の話。 紀元前390年、ローマ国最大の危機が起きた。
ケルト人によって侵略され、絶滅の危機にさらされた。
(しかし、今はアイルランドにいるケルト人がその頃はイタリア周辺に住んでいたとはねえ。その後、ずいぶんと追いやられたものです。)
ローマ人はカピトリーノという小さな丘一つに篭城するまで追い詰められた。美術館ぐらいしか建てられないような小さな丘だそうですよ。ガミラス人に攻撃された地球のような状態です。
ローマ滅亡まで後、何日。 急げヤマトよ、イスカンダルへ。
その小さな丘に立てこもることが許されたのは若者とその妻子だけ。 貴族、政治家と言えども老人は立てこもることは許されず、侵略者によって殺された。
人数が限られているなら老い先短い老人は捨てられますな。
翻って今の日本。
http://www.hirake.org/kini/portal/concept2.html
日本の失業率は5%。 しかし若者はそれより2倍高い10%。 しかも高卒者の失業率は50%。 若者は年金を支払うだけ損をする仕組みになっている。
日本は若者が老人の犠牲になっている。 なぜローマと違うのか。
それは日本の老人がボケているのではない。日本の若者がボケているからだ。
20代前半の若者の投票率は35%。 60,70代は78%。 日本の若者はボケだから、政治的にいくら虐待されても文句を言わない。
投票しない。
「若者に意思はありません、意思を他人に預けます、誰かが好きに決めてください」
どの政党が自分たちに有利なのか判断できない。 少しでも有利なほうを選べば良いのに、若者は判断できない。
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