気になる政治

ちょっと政治を気にしてみよう


政治は普段の暮らしから縁遠いものでしょうか。いえ、身近なものです。

景気、就職、教育、福祉、さまざまな場面で”誰もがどこかで政治に関係しています”

でも下図の世代別投票率のとおり、特に若年層ほど政治に関心がありません。

なおかつ、最近の若者の失業率は最近は10%です。 日本全体の失業率5%よりも2倍高い数字です。

今や、若者は弱者になりました。政治に無関心ではいられないはずです。

しかし若者は投票しないので若者のための政治家は落選し、若者の為の政策は行われません

 

 


「選挙に参加しない」とは、こういうこと

ある忘年会で

筒井:

「なんだよ、お酒(土木工事)ばかりで料理(環境保護)が全然少ないじゃないか。

俺は料理が食べたいんだ。こんなお酒ばかりで、宴会の幹事長は何を考えているんだ。幹事会(政治家)は俺達の要求を何もわかっちゃいない。

三好:

「今頃文句言っても遅いよ。何で幹事会(選挙)を欠席したんだよ。お前が来て反対しないから酒飲みの福嶋さんが幹事長(与党)になったんじゃないか。」

筒井:「だって幹事会(政治)に興味ないもん。

三好:

「そんなこと言ってるから、結局、幹事会には酒飲みの福嶋さんとか太兵衛さんみたいなのしか参加しなくて、お酒(土木工事)が多くなるんだよ。 お前が来て、下戸の毛利さんに投票していれば、毛利さんが幹事長になって料理(環境保護)が増えたんだぞ。」

筒井:「毛利さんも幹事長に立候補してたの?」

三好:

「お前、誰が選ばれるか、全然気にしてないな。

その調子では宴会代が給料から天引き(所得税)されてることも知らないだろう。」

筒井:「だって幹事会(政治)に興味ないもん。給料天引きだと、なんか気にならないんだよね」

三好:「じゃあ、来年から天引き(所得税)が増えるの知ってた?」

筒井:「ええ!? 知らないよ。ホントなの?」

三好:「これでも毎年赤字なんだってよ」

筒井:「ウソだろう。料理(住宅政策、福祉)がこれだけしか出ないで。 お酒(土木工事)が多すぎるんじゃないか。こんなに要らないよ。」

三好:「今、どれくらい赤字が溜まっていて、来年からいくら天引きされるか知ってる?」

筒井:「いや、知らない」

三好:「赤字は1人当たり500万円」 ---> リアルタイム財政赤字カウンタ

筒井:「え!?? 桁を間違えていない?」

三好:「合ってるよ。それを20年で返すから、来年から25万円の天引きアップだ。」

筒井:「嘘だろう!! それじゃ給料1ヶ月分抜きじゃないか。今の幹事会はだめだな。メンバー総入れ替えだね。」

三好:「じゃあ、お前、今度の幹事会(選挙)に出て、お前が良いと思う人を幹事長に投票しろよ」

筒井:「いいよ。興味ないし。」


一方、幹事会(国会)は

会計:「幹事長。また、赤字ですよ。宴会のお酒(土木工事)が多すぎませんか。

幹事長:「でもなあ、お酒(土木工事)が無いと(景気が)盛り上がらないよ。毎年これくらい飲んでいるじゃないか。」

会計:「今の人たちはそんなに飲まないですよ。今年なんて(土木工事は)余ってますよ。」

幹事長:「そうかなあ?? 幹事会(選挙)で多数決を取ると、みんな、まずはお酒(土木工事)と言うぞ。みんな、お酒(土木工事)が好きだよなあ」

---- なぜなら、「お酒(土木工事)はこれ以上いらないから料理(住宅政策、福祉)を出して欲しい」と思う人がいても、その人は投票しないから幹事会に反映されない。お酒(土木工事)の好きな人だけが幹事会に出席して投票しているから、幹事長(政治家)もどうすることもできない。 選挙に参加した人の意見だけが政治に反映される。----

 

民主主義は何だかんだいっても投票する人には住み易い、投票しない人には住みにくい世の中になっていくのだ。

政治に関心がない若年層が今後大きな負担を背負うのも当然ですな。


ホームページをお持ちの方はご参加ください

以上でどうでしょう。政治に関心を持とうかな、と思いましたか。

もしあなたがホームページをお持ちなら、あなたのホームページの読者にも、政治に関 心を持つようおっしゃっていただけませんか。

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もっと詳細に語ると、、

政治というものは数10年後の未来に影響するものであり、結局は今の若年層や子供達の暮らしに大きく影響します。

厚生省の試算によれば、今の20代の若者が一家の柱となっている2025年には厚生年金支払いが今よりずと増えて、収入の3割は厚生年金で差し引かれる予定です。 その他、収入の1割は健康保険で、そして所得税と住民税が1割。 あわせて5割は差し引かれます。 2025年には5公5民です。

現代が残した負担を、今の若者が将来背負うようになってます。


 

選挙率が上がれば暮らしが良くなった実例

選挙率が上がれば暮らしが良くなる、スウェーデンの例です。

http://www.aa.alpha-net.ne.jp/joljol/fukushi/zeikin.html

抜粋しました。

スウェーデンでは税率が非常に高い、これは事実です。 では彼らは高額な税金にひーこら言いながらやっとこ生活しているのだろうか?

どうやらそう ではないらしい。 日本のようにサービス残業で会社に人生を捧げるでもなく、職住近接が達成されているため 長い通勤時間に悩まされるでもなく、ウサギ小屋などと揶揄される住宅に住むこともない。 そして夏には最長2ヶ月の長期休暇を湖畔のセカンドハウスでのんびり過ごす。 なんとビックリ、これが一部の大金持ちの生活ではなく、一般的なサラリーマンの生活なので す!

 「なんで普通のサラリーマンが給料から税金払ってそんな優雅な生活送れんじゃい!」と思 うのも当然ですが、実はその答えは簡単です。

税金がちゃんと国民のために使われているからなんです。

では何で日本ではそうならないのか?

税金が安いからじゃなくて、みなさんご存知のとおり税金がちゃんと使われてないからですね。

じゃ、なんでスウェーデンではちゃんと税金が使われているのでしょう? みんなのためにならない税金の使い方をするような政治家は許さないのです。

スウェーデンでは国政選挙の投票率は★★80%★★を超える。

ウェーデンでは情報公開制度も整っており、これだけの国民の目が見つめる中では政治家も勝手なことはで きない。 また選挙制度は一院制の比例代表であるため、単なる権力や人気だけでは当選できない。 政策が重要なのである。

どこかの国とはズイブン違いますね…。  

(日本の国政選挙の投票率は60%台。特に20代の世代は30%台)

自分たちの納めた税金がちゃんと使われているか国民が監視してるんです。

「政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される」古代ギリシャの格言だそうです…。  

(参考文献:竹崎孜著「スウェーデンはなぜ生活大国になれたのか」)

税金が多くても正しく使われるなら問題ないかもしれません。

しかし、やはり選挙に参加して政治パワーを持つ有権者のために多く使われます。選挙に参加せず、政治に参加しない有権者の集団のために国家予算が使われることはありません。

 

もしも若者の投票率が高ければ、こんな記事が新聞に載るでしょう。

2002年10月に行なわれた衆参7補欠選挙は投票率84%という、予想以上の高い投票率であった。その原因は今まで政治無関心層と言われた若年世代が97%も投票したからである。

最近の不況で若者の状況はこれまでにない最悪の事態を迎えている。

ここ1年の不況で若者の失業率は10%に上る。 日本全体の失業率5%よりも2倍高い数字である。 若年者の中でも高卒者の状況は最悪であり、 高卒者の半分は就職浪人である。

そして若年者は払うだけ損すると言われる年金制度の破綻。

この事態に我慢できない若者たちが政治に無関心ではいられなくなったのだ。

爆発的に増えた若者たちの票をどれだけ集められるか、今後の選挙はそれが決め手になるのは明らかだ。 今後、政治家は若者を無視した政策は取れない。

でも真実は24%から56%の低投票率に終わりました。たぶん、投票したのは老人や一部団体、組織票。 若者や働き盛りは投票していない。

ほんとにそれでいいですか? 投票しない限りは政治の恩恵を受けられないのですよ。


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以上でどうでしょう。政治に関心を持とうかな、と思いましたか。

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