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大蔵省改革

1996.11.10 橋本首相

196.11.19 大蔵省 
大蔵省が検査,監督部門とも大蔵省の管理下に置く提案を与党幹部に配布したことが発覚。(日経新聞)
1996.11.17 自民党加藤紘一幹事長
自民党加藤紘一幹事長は,公取型と検査,監督とも大蔵省管轄下におく中間型になると発言。
1996.11.21 大蔵省
大蔵省は検査、監督部門を分離さ せ、監督部門を同省内に残す案を提示した。
1996.11.21 自民党山崎政調会長
自民党山崎政調会長が 大蔵省案にほぼ沿った形の検査・監督部門の分離案 を札幌市内での講演で提示した。今後の社さ2党の反撃はいかに?

1996.12.1 橋本首相

◆大蔵改革、検査・監督は一体分離で
橋本首相は「両部門一体分離を基本にする」との方針を自民党 側に伝えた。
これにより、同問題をめぐる自民、社民、さ きがけの与党三党の協議は、「一体分離案」を軸に調 整が進められる見通しになった。
 
橋本首相の基本的な考え方は、
(1)検査・監督部門 を大蔵、農水、通産、労働各省からそれぞれ分離させ る
(2)新機関は総理府の外庁として設置する
(3)検査・ 監督部門一体分離を基本とする。ただ、困難な場合は 議論の余地がある――
などで、先週末に加藤幹事長ら 自民党幹部に伝えられた。
 
同問題をめぐる与党協議は、「検査部門の先行分離」 を主張する自民党と「両部門一体分離」主張する社民、 さきがけ両党の間で平行線をたどっている。これに関連 し、自民党の山崎政調会長は一日のNHKの討論番組 で、一体分離論について、「(党内で)かなり有力な意見 だ」と述べ、同案が党内の大勢になっているとの認識を 示した。その上で、一体分離論には困難な点が多いと の考えを改めて強調した。

96.12.4 橋本首相

96.12.13 自民党

96.12.23 金融検査・監督庁を作っても,それを大蔵省の干渉下に置くつもりか

▼金融検査・監督庁は国家行政組織法三条に基づき、総理府に設置す る。
▼大蔵省が農水省と共同で所管していた農協、通産省と共管のノンバンク、労働 省と共管の労働金庫なども一元的に対象とする、
▼しかし、新庁と大蔵省による協議機 関を設ける。

この協議機関について意見対立あり。

 自民党の意見

社さ両党の意見

1996.12.24 自社さ三党 大蔵省改革案

97.2.27 自社さ三党、金融破たんは首相責任だが大蔵省のヒモ付きとする法案


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