98年参議院選挙の結果

98年の参議院議員選挙後の党別の割合を示す。全議席は252議席


自民 民主 共産 公明 その他
獲得議席数 45 27 15 9 30
増減 -15 +9 +9 -2 +3
非改選と合計した全議席数

    103

47

23

22

57

議席率

41%

19%

9%

9%

23%


自民 民主 公明 共産 全体
改選前の割合 47% 16% 10% 5% 252議席
改選後 41% 19% 9% 9% 252議席

というわけで今回の選挙では自民党が惨敗しました。このホームページの立場だけで言えば、党のホームページに公約も書かない党は負けて当然。与党として何をするとも言わないのだから。

今後は公約の実行度合いを見ていきたいとは思っています。有言実行の党が政権を取れるように。


投票率について

自治省によると、最終投票率の全国平均推定値は58〜59%と、前回の確定投票率44・5%を 約14ポイント上回った。

棄権票が多かった97年の都議選において、 深夜のニュース番組は 「得票率ではなく、得票数でみるとどの政党も 去年を下回っている。 だからのどう の政党も敗北なのだ。」と言っていました。 では誰が勝者? 有権者が勝者 といいたいのでしょうか。

しかし今回の選挙明け13日の毎日新聞で、

(投票率が高かった今回の選挙で議席数を減らした)自民党幹部からは「投票率を上げたらだめなんだ。行きたくない人間 を投票所に行かせたら自民党に入れるはずないじゃないか」と、投票率アップにヤツ当たりする声も

という記事がありました。だから投票率が低いのは政治家の責任ではないのです。ましてや投票率が低いと政治家が負けたわけではない。国民が政治家にはめられているだけです。