( 97.9.22)
97年、アリーグとナリーグの公式戦における交流試合が始まりました。そこでアリーグの Boston Redsoxと ナリーグの Atlanta Braves の対戦が実現しました。Braves はかつてボストンを本拠地にしていたことがあり、そこでボストンシリーズと銘打って,お互いに当時のユニフォームを着て試合をしました。日本で言えば博多でライオンズとホークスが西鉄と南海のユニフォームで戦うようなものです。オールドファンは大喜びするでしょう。日本の野球も過去を大事にしてほしいものです。
特にブルーウェイブ,やたらと昔ながらの色を消そうとする。伝統は財産のはずなのに。5連覇した阪急ブレーブスの歴史は有効利用すべき輝かしい伝統のはず。
ライオンズも今では稲尾の24番は永久欠番ではないし。阪神の22、28番も、、、。日本の野球には先人を尊敬する文化が消えました。
97年、子供の頃からNYヤンキースのファンだった新人投手がヤンキースタジアムで初登板したとき、子供の頃から宝物にしていたベーブルースのサイン入りの帽子を被って登板しました。規定で定められたユニフォームがルールなので,さすがに1イニングだけで止められたそうですが、それでも夢があっていいですねえ。
赤ヘル広島カープがユニフォームを真似ているCincinatti Reds で,かつて緑色のユニフォームを着たことがありました。やはり不評ですぐ止めました。
映画「Back To The Future」か何かで,高校でスカート丈の服装検査しているシーンがありましたが,アメリカでも60年代あたりは服装検査があるところにはあったようです。
アメリカでは背広はステータス高いです。着ているのはホワイトカラーの営業など,客前に出る仕事の人々。そもなくば教会に行くとき。 日本では通勤時に誰もが着ていますが。