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片腕の大リーガー歴伝

 
 
Pete Gray
 
第二次大戦中にPete Grayという片腕の外野手がいた。
左手一本で左打席に立ち、それでもヒットを打った。
守備も左手で取った後、グローブを右脇にはさみ、 グローブから左手を抜き、ボールをつかみ、投げる、 という動作を瞬間で行えた。
 阪神の掛布がTV番組で片手打ちの実験を行ったが、Pete Greyのバットでは 長すぎてバランスがとれず空振り、自分のバットでも当てるのに精いっぱいで、 とてもまともなスイングではなかった。
でもPete Greyは選手が不足した時代の代替選手の域を出ず、 出場試合は少ない。

 


Jim Abbot
 
 時代は変わって現在、 隻腕Jim Abbot投手は右手の手首から先が無い。 手首のない右手に左手用グローブをひっかけて左手で投球し、 投げ終わった時には左手にはグローブがはめこまれている、 という早業をやってのける。 これはAbbot Switchと呼ばれている。 Jim Abbotは立派に活躍して確か新人王を取ったと思う。 彼に勇気付けられた人は多いだろうなあ。


 

マイナー(AA)にはもっとすごい選手がいた。
両足がない!中途半端ではなく、全部ない。
走るときは両手で走る。
こんな感じ。

ポジションはセカンド。

ダブルプレーもこなす。

  すごすぎる。

このチームの外野にはマイケルジョーダンがいました。

 


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