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アメリカNo.1になるまで

この年(96年)からメジャーでは、1リーグで東中西の3地区制。それでワールドチャンピオンになるには以下の課程を経ます。
  1. リーグ戦(164試合): リーグ戦で地区一位またはワイルドカードを得ると,Division Seriesに出場できる。ワイルドカードとは地区二位である3チームの中で最高勝率を取ること。
  2. Division Series(3勝先取り): 4チームの中で勝つ抜き,2チームに絞る。
  3. プレーオフ(3勝先取り): その2チームでリーグチャンピオンを決める。
  4. ワールドシリーズ(4勝先取り): リーグチャンピオン同士の決定戦でアメリカNo.1を決める。
 

リーグ戦が終わってからワールドシリーズまで1ヶ月近く楽しめます。

このワイルドカードというのがミソで、リーグ戦の終盤になっても地区2位のチーム、果ては3位のチームまでがややもすれば土壇場逆転でDivision Seriesに出られる可能性があり、その先はアメリカNo.1にも成れるのですから,シーズン最後まで熱戦が繰り広げられました。

この時にスポーツ専用TVのESPNのCMはおもしろかった。

夜、消灯して就寝し,人間が寝ている間に,ヤンキースやブレーブスなどたくさんある野球選手の人形(瀬戸物製)が殺し合いを始めます。バットでなぐったり水槽に沈めたり、,、。

そして

「 18 men died. 8 men survived. Division Series. ESPN」

のロゴ。

95年は Seattle MarinersがDivision Seriesに出場し、チーム初めてリーグチャンピオン果てはアメリカNo.1になれるか、という状態でした。このときはDevision Series出場を勝ち取ったリーグ戦終盤からDivision Seriesまでエースの Randy Johnsonが1日置きに先発、抑えと投げまくっていましたね。広島初優勝の時の外古場投手のように。Devision Seriesの相手は NY Yankees。

Division Seriesの第2戦は延長15回でYankeesがサヨナラホームランで決着が着いたのですが、試合開始がPM9:00だから終わったのがAM1:00頃。TVで観ていて眠かった。なんで9時に始めるの?西海岸と東海岸の時差は4時間。Seattle にしてみれば5時からのTV中継というわけだ。

 


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