2003年 知事選挙
投票率と当選者
2003年、知事選挙の投票率と当選者、当選者と2位以下の得票率、は以下の結果になりました。
投票率 | 当選者 | 1位 | 2位 | その他 | |
北海道 | 61.8% | 高橋はるみ | 29.3% | 27.0% | 43.7% |
岩手 | 68.7% | 増田 寛也 | 88.2% | 11.8% | 0.0% |
東京 | 44.9% | 石原慎太郎 | 70.2% | 18.6% | 11.2% |
神奈川 | 48.4% | 松沢 成文 | 32.6% | 21.2% | 46.2% |
福井 | 72.2% | 西川 一誠 | 53.2% | 43.2% | 3.6% |
三重 | 60.0% | 野呂 昭彦 | 54.6% | 20.0% | 25.4% |
島根 | 71.6% | 澄田 信義 | 58.1% | 24.9% | 17.0% |
福岡 | 48.3% | 麻生 渡 | 62.1% | 37.9% | 0.0% |
佐賀 | 69.7% | 古川 康 | 35.0% | 32.1% | 32.9% |
大分 | 69.0% | 広瀬 勝貞 | 48.8% | 44.8% | 6.4% |
平均 | 52.6% |
落選した政策
当選者 | 落選の政策 | |
北海道 |
高橋はるみ:自民党、官僚が後押し、官僚主導政治の延長
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若山俊六:平取ダムや苫小牧東部開発の大型公共事業を見直し、予算の流れを道民の暮らしに役立つように変える。 伊東秀子:900もある外郭団体を大幅に削減して、補助金のカット。天下りも禁止 鉢呂吉雄:北海道経済の再生、第一次産業に付加価値を付ける 山田得生:川と海の水質、土壌の環境問題 |
岩手 |
増田 寛也
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東京 |
石原慎太郎
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神奈川 |
松沢 成文
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田島陽子:公共事業など入札の10%は高齢者、障害者、女性など『社会的弱者』が経営する企業に
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福井 |
西川 一誠:自治省の官僚で、副知事も務め、与野党相乗り推薦 |
高木文堂:高速増殖減型炉「もんじゅ」の廃炉
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三重 |
野呂 昭彦
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島根 |
澄田 信義:産業振興や少子・高齢化対策の推進
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太田満保:多選批判と県政の閉塞感の打破 佐々木洋子:大型開発中心から福祉最優先への政策転換 九重匡江:男女共同参画社会の実現 |
福岡 |
麻生 渡
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今里しげる:新福岡空港建設反対
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佐賀 |
古川 康
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大分 |
広瀬 勝貞
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平均 |
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無関心党の躍進
しかし、本当は「北海道、東京、神奈川、三重、福岡、佐賀」は無関心党が知事なのです。 無関心党とは投票しない人のこと。無関心党の得票率はつまり棄権票の率です。 無関心ということは「誰がどんな政治をやっても無条件で承認します」ということです。
無関心党は東京、神奈川、福岡、と大都市圏で強いですね。 無関心党の得票率 =棄権票の率=1−投票率 1位の得票率=投票率*1位の投票率 2位の得票率=投票率*2位の投票率 その他の得票率=投票率*その他の投票率 |
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無関心党の躍進2
各年の投票率です。赤枠は前回より投票率が下がった年です。 2003年は軒並み下がってます。つまり棄権票が増えて無関心党が大躍進しています。 日本は不況になって日本中に無関心が蔓延したようです。不況脱出の気力がなくなっています。精神から衰退が始まっています。 「日本の未来は絶対良くなる」と唄われたのも過去の話。 |
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有権者が悪い
長野県議選挙:長野県民は混乱と停滞した政治がお好き 長野県議選挙、田中康夫知事が支援した候補の当選は11人中3人にとどま った。 一方、不信任議決に賛成した現職は、29人中23人が当選した。 投票率は62・49%と過去最低だった。 知事選で田中康夫を圧倒的多数で再任させながら、一方で不信任議決に賛 成した現職を当選させる長野県民。 長野県民はいったい何がやりたいのでしょう。 またまた知事を不信任だとかで時間をとられて県政が混乱と停滞するのは目 に見えている。 県民にビジョンがない。 政治は民のレベルに比例する。 |