選挙率低下によって利益を受ける人達

 

選挙率(投票率)が低いと得する人は誰でしょう。

それは、現在の与党と与党に群がって甘い汁を吸う一部の有権者です。

損をする人は誰でしょう。

それは投票しない人々です。投票しない人はいつまで経っても受益者にはなれません。


もし日本中の誰も投票しないで私だけが投票するなら、私は立候補して自ら投票して独裁者になれます。

もし私の友達だけが投票するなら、私は立候補して私だけ当選して独裁者になって、国の予算で友達に大きな家をプレゼントしましょう。その予算は国民全部から集めます。投票しない人は税金を取られるだけ。

選挙率が低いということはこういうことです。

現在の与党と与党に群がって甘い汁を吸う一部の有権者も同じこと。彼ら以外の有権者が投票しないほうが、彼らにとって都合がいい。

国民を政治に白けさせて政治無関心層にさせようとする集団も、彼らの仲間です。

以前、自民党の森首相は「有権者は寝ていてくれた方がいい」と発言しました。

自由党の小沢一郎は2002年の参統一補選の結果について「あと5%投票率が上がったら、全部勝てたのではないか」と述 べ、低投票率が野党側の補選敗北の原因と発言しました。  

つまり、棄権や白票は与党を助けることになります。棄権や白票は政治家全てに平等に抗議するものではありません。

 


もし日本中が投票するなら、私は当選するためには全ての有権者を考慮しなければならない。日本全体の最大多数の最大幸福を提供しなければならないでしょう。

そんな面倒なことしたくないですよ。

私にとっては選挙率を下げて私の友達だけが投票するような日本にしたほうが得ですね。ではどうやってそういう日本にしましょうか。

それは不正をたくさんするのです。

日本は政治家が不正をすると投票率が下がります。日本人は政治家に絶望して期待しなくなると選挙に行きません。

日本人はなんでそうなのでしょうか。そういう洗脳を受けているからです。

いつも聞いているセリフですね。どうですか。 選挙を棄権することはとても知的で立派な抗議行動に思えてきたでしょう。

日本人はこういう洗脳を受けているから、政治家が不正をすると投票率が下がります。


 

投票率が低いのは政治家の責任だ。政治家が変わらなければならない?

その言葉の裏の意味は

「投票率が低いのは政治家の責任だ。」などと言っていつまでも投票しない人はそのまま寝ていてください。起きて投票されたら面倒です。