禁煙推進議員連盟

2002年3月7日、国会議員で構成される禁煙推進議員連盟が設立されました。

 

禁煙推進議員連盟設立趣意書  

喫煙による健康被害(たばこ病)の大きさを重視したWHO(世界保健機関)は、たばこ病を「予防可能な最大の疾病」と位置付けたうえで1970年以降、たびたび各国政府に対しゆうこうな喫煙対策をとるよう具体的な勧告をおこなってきました。

欧米はいち早くこれを受け入れ、国を挙げて厳しい喫煙規制を進めてきました。アメリカでは肺がん死亡率が増加から減少に転ずるなど、その成果が現れている国もあります。  

ところが、わが国では法律に基づく有効な規制を見送り、「たばこ対策」と言われるものも業界の「自主規制」や行政が示す「ガイドライン」といったものであるため、各国に比べて対策に大幅な遅れが生じています。

その結果、喫煙関連疾患死はいまなお増加している状況にあり、医療財政圧迫の大きな原因ともなっています。  

こうした状況の下で、超党派による国会議員が中心となって、新たな喫煙規制に向けた対策を進めていく必要があると考えます。  

つきましては「禁煙推進議員連盟」の趣旨をご理解の上、是非ともご加入下さいますよう心からお願い申し上げます。

 

具体的目標 

・「健康増進法」による法制化の促進

・たばこによる健康被害の改善

・職場、飲食店など公共の場の禁煙・分煙の推進

・たばこ表示の強化・広告の規制

・歩行喫煙・ポイ捨ての禁止 ・未成年喫煙の防止

・禁煙教育の推進 ・妊婦の喫煙防止

・受動喫煙の害に関わる啓発

・たばこの価格のあり方

・自動販売機の規制

・禁煙トレーニング

・国会内の禁煙・分煙

 

 

 


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