ニューヨークのブルームバーグ市長は、飲食店の従業員の健康を守るため、市内のバーとレストランを全面禁煙にする方針を決めた。
来週にも、市議会に条例改正案を提出する。
同市はすでに、公共の施設やオフィスビル、劇場、中規模以上のレストランを全面禁煙にしている。
ただし、バーやレストランの中に設けられたカウンター席や、席数が35以下の小さなレストランは例外としてきた。
今回の条例改正は、こうした例外をなくそうというもので、対象は1万3000軒前後に上る見込みだ。
18年前から禁煙している市長は、たばこにかける税金を19倍に増やすなど、たばこをターゲットにした条例を相次いで提案してきた。
レストラン協会も7月に、市長の禁煙拡大方針を受け入れると表明している
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