優秀な人は政治家を目指すか
優秀な人は政治家を目指すだろうか。 もし、あなたが優秀な人物だとします。指導力と先見性を兼ね備えた人物です。あなたはきっと職場で重責を担い、高い地位に就くでしょう。収入も高いでしょう。 そんなあなたは政治家を目指しますか? すでに地位を築いているのに、選挙で他人に頭をペコペコ下げてお願いしてまで議員になりたいですか?こう思いませんか? 「ふざけるな、俺はみんなの幸福のために政治を変えようと思って立候補しているんだ。なんで俺が頭を下げる必要がある。俺は今のままでも充分なんだ。無理して議員にならなくたっていい。」 「有権者こそ頭を下げるべきだろう。そこまでお願いしてくるなら私もがんばってみようじゃないか。日本を変えようじゃないか」 こう思いますよね。 このように語った候補者が実在しました。 でも真実です。 優秀な人を政治家にしたければ有権者からお願いしないとなってくれません。 「お願いします。投票してください。政治家にしてください」、と有権者に懇願するのは政治屋以外の世界では食べていけない喰い詰め浪人かもしれませんよ。 政治家は有権者に頭を下げるもの、は誤った常識です。 有権者が頭を下げてお願いするほど優秀な人材が政治家になる時代こそ、日本の政治レベルがあがったときでしょう。 ビジネスの現場で外国と交渉して対等に渡り合った人が政治家にいるでしょうか。 長島昭久氏 民主党 東京 衆議 この人は、アメリカの国際問題研究所機関で6年間働いていました。 http://www.nagashima21.net/profile.html でもビジネスで海外と10年以上渡り合ってきた人というのは知らないですね。 ではどんな人が政治家をしているのでしょう。
経験の浅い、視野が狭い人しか政治家にならないですね。 優秀なビジネスマン出身の政治家が少ない。 ホームページをみるとビジネスマン出身かだいたいわかります。
そんな傾向を感じます。 これでは日本が外国と対等に話せるわけがない。 なんでこんな議員しかいないのか、それは毎度のとおり有権者が悪い。
優秀な人材に政治家になってほしければ、もっと政治家の良い面を見て賞賛したほうがいいのです。プロ野球選手と同じで、活躍したら栄誉を与えたほうがいい。そして子供たちが「大人になって政治家になって日本を良くしたい」と思うようになればいい。 「政治家になると良いことしても褒められないで悪口ばかり言われる。」 こんな現状では、もしあなたが優秀な人であればなおさら議員になりたくないでしょう。現状のまま優秀なビジネスマンとして生きていくでしょう。 子供たちも政治家を目指さないでしょう。 政治家も我々と同じ人間です。 自分が優秀な人で高給だとしたら、どんな状況にならば、それを振ってまで政治家になりたいと思うか? 考えてみてください。 ビジネスを定年退職してから政治家になっても高齢でパワー不足ですよ。
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