日本人が今まで歩んできた歴史から学んだ日本人の根本思想。

こういう思いはありますよね。しかも外国ではなく日本の過去に起きたことならなおさら。下に書かれたことは,みんなも心当たりがありませんか?


1600年間不朽の思想 和をもって尊しとす

仲間うちの和を守るためならスジをも曲げる。正義もまげる。喧嘩両成敗。

でも一度議論しちゃうと仲良くできない。ケンカと議論の区別ができない。


これで決まった日本の戦法,九郎義経

「鹿も四つ足、馬も四つ足。鹿が降りるのに馬が降りられぬわけがない。」 平家本陣を裏の崖から攻め降りた一乗谷。嵐の海に船出して奇襲に成功,屋島の合戦。 そして信長の桶狭間。この成功体験が日本の戦さの思想となりました。

困ったときには奇襲で突撃。

これを広い地域で補給を考えずにやってしまったのが太平洋戦争。

信長は桶狭間の後、2度と奇襲はしていません。

ちなみに中国のお得意戦法は呉の陸遜が劉備を破った,「押さば退け」。逃げまくっておびきよせて敵の戦線が伸びきったところを叩く」


奢れるものは久しからず

「平家にあらざるものは人にあらず。」と威張っていた平家もいつか滅びる。威張っている人を見ると反射的にこの言葉が出ませんか。


ここに完成 無宗教国家,現世こそ全て

比叡山延暦寺、本願寺一向一揆,信長は徹底的に叩きつぶし、神も仏もない世の中を作りました。信長以前は謙信も信玄も道三もみんな坊主。そんな宗教国家の状態を信長が破壊し尽くした。 信じていても救われないんだよ。 今でも日本は世界に珍しい無宗教国家。


人生わずか50年

今では人生80年。だけど50歳になれば思い出すこの言葉。50歳で人生の区切りを感じる人も多いでしょう。


百姓から太閤殿下へ

誰だって頑張れば偉くなれるんだ,秀吉を見よ。これって日本人の上昇志向の根幹と思いませんか。

ついでに、鼻たれでも塾が見放したバカでも大人になれば天下の英雄、坂本龍馬。


天下の為なら手を結ぶ。薩長同盟

あんなやつは大嫌い。でも大義のためなら手を結ぶのが正解なんだよなあ。だって明治維新はそれで成功したんだから。


ベンチャーの草分け,坂本龍馬

織田信長は小さいながらも殿様の世継ぎ。秀吉は大企業の出世頭。だけど坂本龍馬は脱藩浪人でありながら海援隊という自前の組織で日本を動かした。大きな組織に属さなくてもでかい仕事はできるのだ。

ベンチャーを目指す日本人で坂本龍馬を思い出さない人はいないでしょう。

この人が歴史に出てこなければ,今,ベンチャーを目指す人は激減したでしょう。


無血革命と文明開化

日本は明治維新で大戦争なしに革命に成功した(少しは戦争したけど)。だから次に大革命があってもお互い話し合えば平和に進めることが出来るはずだ。日本人なら出来る。という自信を与えた明治維新。

それからあっと言う間に西洋化。日本人は変わるときは早い。と日本人はおろか世界の認識を作った文明開化。


政府はみんな悪者だ,太平洋戦争

軍国主義がのさばって太平洋戦争に突入し、戦争が終わって日本はぼろぼろ。そのため今では政府のやることはなんでもかんでも悪いこと,と思うようになってしまった。マスコミもその論調。



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