政治家の公約について

 

政治家の公約 イギリス型と日本型の違い 日本の国会議員は詐欺師か

 

衆議:神奈川15区:自民党:河野太郎氏のホームページで管理人としては興味ある記事を見つけました。

政治家の公約 イギリス型と日本型の違い 日本の国会議員は詐欺師か

「日本の国会議員はみんな詐欺師みたいなもんだね」

僕がまだ当選一回のころ、議員交流で来日していたイギリスの国会議員からいきなりそう言われました。

日英議員連盟主催の会議の休憩時間に、コヒーカップを片手に、ドーナッツをもう片手に談笑しているときでしたから、もちろん、いきなり殴りあうわけにもいかず、凍りついた笑顔で、「えっ、どうして?」

「日本の総選挙の時のいろいろな候補者のリーフレットを集めてみたけれど、どれにも『私は』こういうことをします、と書いてあるよ。 総選挙というのは五百人の衆議院議員を選ぶ選挙で、大統領の選挙とは違うのだから、もし当選したら『私は』こういうことをやります、と候補者が言ってみても、五百人いる衆議院議員のうちの一人でしかない『私が』それを実現できる保証はないじゃないか。 そんなできもしないことを訴えるなんておかしいよ」(96年の選挙では衆議院の定数はまだ500でした)

「それじゃあ、イギリスの候補者はどうしているんだい」

「イギリスでは、候補者は、我々の政党がこの選挙に勝って政権を担うことになったら、こういう政策を実行に移すという『党』の公約を主張するんだ。 党が勝ったら、党のリーダーが首相になって自分たちの内閣をつくる。 それでその内閣が党の公約の実現のための法案や予算を国会で成立させるように努力するのさ」

「なるほど。 ただ、日本はこの前の選挙までは中選挙区制で、一つの選挙区に一つの政党から複数の候補者が立候補していたから、党の公約を訴えるだけでは同じになってしまう。 だから『私は特にナントカをやります』ということを訴えて、差別化していた。 その名残をまだ引きずっているのさ」

「ふーん。 でも日本の候補者の主張は、『明るい農村をつくります』とか『戦争と消費税に反対』とか『福祉をしっかりやります』のように、たんなるキャッチフレーズにすぎないよね。 もっと具体的にこういう政策を実施する、こういう法律を作る、こういう予算にするということを訴えなければ選挙にならないはずだ」

議会制民主主義、あるいは政党政治ということを考えると、確かにイギリス型が優れています。 「公約」というものを有権者と政党との契約だと考えるか、「公約」とは漠然とこうなったらいいな程度のものと考えるか、の差だと思います。

これまで日本でも、選挙のたびにそれぞれの政党は、党の公約を作成していますが、その公約はほとんど誰にも読まれず、党の公約よりも候補者のパーソナリティが選挙の争点になって来ました。


 

 


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