反省すべきは政治家か、国民か

 

「政治家は反省しなければいけない。政治家が変わらなければいけない」

よくマスコミが口にするせりふです。

でも、これは嘘。政治家は反省もしなくていいし、考えを変えなくてもいい。

反省して変わらなければいけないのは国民です。


今までのやり方で何10年も選挙に勝ってきた現職の政治家が、 50歳過ぎて反省して人間性を変えるのは無理。

反省すべきは国民のほうです。 そんな政治家を今までずっと選んできたのは国民です。

国民が反省して変化し、選挙で今までと違う人に投票すれば、現職政治家は落選します。新しい政治家が当選します。

現職政治家は落選したらそこらにいる普通の人です。普通の人が反省しようがしまいがどうでいいじゃありませんか。だからのその政治家は反省もしなくていいし、考えを変えなくてもいい。

国民が反省して変化し、選挙で今までと違う人に投票すれば、それを2回も選挙すれば政治家は全部入れ替わるでしょう。


それとも、国民は投票相手を変えないまま、現職政治家が性根を入れ替えることを期待する?

50歳過ぎて人間性が変わるはずないでしょう。

よしんばそうなったとしましょう。現職政治家が反省して人間性が変わっとします。

ても 国民が変わらなければ国民は旧態依然としたタイプの政治家を選ぶでしょう。 そして、反省して人間性が変わった現職政治家は落選するでしょう。

でも旧態依然としたタイプの新政治家が当選したので、議会の構成タイプは変わりません。

現職政治家が性根を入れ替えても議会の構成タイプは変わりません。


「政治家は反省しなければいけない。政治家が変わらなければいけない」とくマスコミが口にする理由は、マスコミは読者の悪口を言えないからです。マスコミはお客様である読者(国民)を叱れない。本当に悪いのは有権者だけど、それは言えない。

だから言えない怒りの矛先を政治家に向けて読者の溜飲を下げようとしているだけ。

こんな詭弁に載ってはいけない。

反省しなければいけないのは国民です。

「政治家は反省しなければいけない。政治家が変わらなければいけない」といいながら、国民は政治家が変わるまで寝て待ちますか?

それではいけない。先に国民が反省して変化して、古い政治家を選挙で有無を言わさず落選させればいい。

 

 

 


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