野球型組織とサッカー型組織

組織の違い

野球型
サッカー型
試合中の指示
監督は選手に、一球毎に指示を出す。
全てのことに置いて逐一上司の指示を仰ぐ組織。
 
監督は選手に細かい指示は出せない。
部下はある程度自由に行動し、上司は黙って見ている組織。
 
監督がどのような戦術を意図しているか、試合前に選手に如何に理解させるかで勝負が決まる。
選手の自主性
試合中は黙って俺の指示に従え!お前たちは指示の通り動けばよい。
試合が始まれば戦術を自分なりに噛み砕いて理解し、実行する。方向性が与えられれば後は社員の裁量である。
監督のタイプ
黙って俺についてこい。
選手が納得いくまで説明する理論派。
実例
星野(中日)
オフト(磐田),ベンゲル(名古屋)
反例
仰木(神戸)
仕事の速度
一球,一球指示を仰ぐ。試合の流れが止まる。
試合は常に流れる。パスする度に監督の指示を仰ぐことはしない。選手が瞬時に状況判断で行動。
作業分担
各ポジションの仕事内容は固定的で,戦術によらない。
各ポジションの仕事内容は戦術によって大きく異なる。よって個々の選手が理解していないと、作業分野の重複,または手つかずの領域が発生し、全体のバランスが壊れる。
よって個々の選手の役割分担を明確に試合前に指示せねばならぬ。


HOME