1 発言の履歴の蓄積が容易

テレビでの政治家の発言の履歴を取ろうという人はいないでしょう。

新聞の切り抜きなら可能です。しかし、新聞をハサミで切ってスクラップブックに張り付ける手間は面倒です。

しかし、インターネットのホームページであれば保存は簡単です。ブラウザに読み込んだホームページのファイルをセーブするだけです。アイコンを3,4回クリックするだけです。

ですから政治家の誰が有言実行であるか、発言の履歴を取ろうと思えばテレビ,新聞しかなかった時代に較べてはるか容易に出来るのです。

 

2 比較評価ができる

新聞記事をもとに各政治家の意見を比較しようとすれば,それは発言の記事を保存しておくだけで大変な作業です。

しかし、インターネットのホームページなら見たい時に見れるのですから、「今日はこの人とこの人のホームページを読もう,比較しよう。」といったことが可能なのです。

 

3 双方向性

市民個人が政治家に対してメールで意見を述べることができます。

これは他でも論じられていますから,これ以上は申しません。

 

4 論理的説得性が重視される

 街頭演説やテレビ討論は有権者に対してビジュアルなコミュニケーションである。その場限りの刹那的コミュニケーションである。

そこでは論理的な発言よりも有権者の情に訴える発言が効果を発揮し、発言の政治的内容よりも見た目の誠実さといったような姿勢がアピールしがちである。論理性よりもイメージが重視される。

   一方、インターネットのホームページでは,有権者は落ちついてじっくりと読む。内容を吟味する。

そこではしっかりした論理の展開、知識の裏付け,読んでみてのわかりやすさ,論理的説得性といったものが重視される。


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