このホームページに対する質問
マスコミなどからよく来る質問です
当HPについて
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いつから始めたのか
1996年衆議院選挙の前ぐらいからです。
始めた理由は
初めは軽い気持ちから始めました。たまたま政治家のホームページを見ると選挙ポスターのように写真とス ローガンしか書いていないホームページもあれば、しっかりと政策を記述しているホームページもある。随分違いがあるものだと思い、比較表を作ってみました。作ってみると多くの方から反響があり、反響がある ならば続けてみようと思い、今日まで続いています。 政治家からも反響があります。しかし、やめてくれ、とか、反対する政治家はいません。参考になるとおっしゃる方たちばかりです。
以前から政治に興味があったのか
いえ、全然ありません。政治運動も関係していないし、どこかの党を応援しているわけでもない無党派層です。現在でも、どの政策が良いのか悪いのかわかりません。賛成者や反対者の意見を聞くと何が良い政策なのか判断できません。(でも、それはたぶん誰もわからなくて時間が経って歴史になった後、わかるものなのでしょう。)
ただし政策の良し悪しは判断できなくても、議員のHPをみて、何も考えていない政治家か、考えている政治家か、熱心な議員か、やる気のない議員かどうかの判断はできます。
政治家からのリアクション、政治家との直接のやり取りはあるのか
2000年6月の時点で、20人近くの議員から評価依頼があります。「評価結果が参考になります」という議員ばかりで、「評価をやめてくれ」といった議員は1人もいません。
ここの評価を受けて、ここの評価基準を参考にして、実際にホームページの内容を修正された政治家も何人かいます。
国会で、国会議員の秘書同士で「今回、うちのホームページはxx点だったよ。」と言いあっていたのを目撃したということも聞いてます。
具体的に誰から評価依頼が来たかというと、果たして私が公開してよいものかどうか。相手の了解が必要です。掲示板を過去に遡って見ていただければ何人かからの評価依頼が書いてありますのでそれを見てください。または高得点の人を見てください。そしてその人たちに取材してください。
更新はどのくらいか
費用、所要時間はどのくらいか
普通にホームページを持つのと同じでプロバイダ代3000円のみ。調査費用いっさいなし。
所要時間は週2時間ぐらい。
週1回の新着検査の詳細抽出作業は自動なので手間いらず。特選抽出作業はそこからの手作業抽出で1時間ぐらい。HPの評価が週に1時間ぐらい。採点でわかるとおり、政治家HPはほとんどが内容の薄いサイト、選挙のビラ程度の内容です。それの評価は「記述無し 0点」とするだけなので手間がかかりません。高得点がとれるサイト、記述の多いサイトは内容を把握するので時間がかかります。また、そういうサイトはさらに良くなる見込みがあるのでコメントを書くにも伸ばすべき長所、直すべき短所を考えてコメントします。やる気の見えない見込みのないサイトは簡単に「記述無し」とコメントして終わりです。
高得点がとれるサイトが増えれば手間がかかるでしょうが、それはうれしい悲鳴ですが、現状ではまだまだ大した手間ではありません。
所要時間は週2時間。だから普通の会社員でもこれぐらいのことは出来るので、日本で多少プログラムできる人が100万人いれば、100万人はこれぐらいのことは出来きるわけで、つまりインターネット時代は一般人をバカにできない時代なのです。それに当HPではプログラム付のデータベースを配布しているので、プログラムが出来なくても似たような評価サイトを誰でも作ることが出来ます。他の人もどんどん作ってみてはいかがでしょうか。
プログラムは誰でもとはいきませんが、文章を週にA4版10枚ぐらい書く仕事の人はたくさんいます。そういうひとはホームページを作ろうと思えば作れるわけで、だから日本中でかなりの数の人が作れる、潜在力があるものです。
苦労はあるか
政治家ホームページの点数付けは不当か?
選挙で選ばれる以上、他者と比較されるのは当然であり、その中で選ばれるのです。街のレストランやホテルはランクつけされ、一般書籍で公開されている。それは不当なのか? 街のレストランがその雑誌に文句を言うのを聞いたことがない。{金融機関がランク付けに文句を言うのを聞いたことはあるが。}
もし評価付けが公正であればレストランが切磋琢磨して点数を上げる努力をし、不当であれば読者がその評価誌を無視するだけです。点数が高い店は一度は訪れるだろうが、結局、味が悪ければ2度は来ません。本当に評価を得るのは点数ではなく内容そのものです。内容がよければ評価に関わらずリピータが増えるものです。
これまでに政治家の方々から「評価が客観的で片寄っていないので評価を依頼します」とメールが来たこともあります。
有権者がこのページを見ただけで,当の政治家のホームページも見ずに投票することにならないか
やはり、当の政治家のホームページをみて判断してほしいと思います。当ホームページの採点を投票材料とせず、政治家のホームページを有権者自身が読んで判断するよう、点数一覧に注意書きをしてあります。
政治家がホームページにウソ,巧言を書いていても評価するのか
政治家がホームページにウソを書いても、 内情を知っている人が指摘しないとばれまんせん。内情を知っている政治家どうしがホームページ上で議論、ケンカすれば ウソがばれるのですが。将来はホームページ上で政治議論してほしいものです。しかし現状でも、政治活動の報告と成果の報告を記述するようお願いしてます。 理念にウソを書けても、活動報告と成果にウソを書くのは勇気がいるでしょう。よって、政治活動の報告と成果の報告はある程度信じてよく、 それらと掲げた理念が一致しているかみれば、公約や理念のウソも 見抜けそうです。
ウソがあったら読者がどんどん指摘すればいいのですけど。 政治家の方からホームページを作っても”読者の反響が少なくて寂しい”という手紙ももらいました。
叱咤でも激励でもいいから、もっと有権者から議員に働きかけることを議員も期待しています。
将来の評価では「政治活動の報告と成果の報告がどれだけ理念、掲げた政策と一致しているか 。」も評価してみたいところです。
選挙の時にこのページは閉鎖するか
閉鎖しません。落選運動は良いのですが、選挙中に政治家を宣伝することは禁じられています。しかし、このページの点数評価は政治家を宣伝するものではありません。 評価点の高い人はその人の色がホームページに濃く出ていることです。その色が嫌いか好きか、 けしからん政治家か良い政治家かどうか、判断しやすいということです。 HP評価点の低い人は、政治家の善し悪し言う以前に何も書いていなくて 判断の仕様もない、ということです。 政治家の善し悪しの判断はこのHPの採点評価とは別物です。評価点の高さはホームページの記述の詳細さを評価するものであって、政治家の政策や人物を評価する物でも宣伝するものでもありません。
また選挙中に人気投票を公表することは禁じられているそうですが、このページは人気投票ではありません。人気投票とは多くの人からアンケートをとってまとめたものです。このページはは多くの人からアンケートをとってまとめたものではありません。だから人気投票でも政治家宣伝でもありません。
これまで選挙管理委員会から選挙法違反であると注意もされていません。
政治家HPについて
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政治家HPが有権者に訴えるものは何か
政策や活動内容です。でも最も読者に伝わるのは政治家の熱意や性格、気質だな、と感じています。
読者から「このページに出会ったことで、多くの政治家ホームページを知ることができました。マスコミで報じられるワイドショー的な姿とは別の政治家の姿を見ることとなり、新鮮に感じました、」 という反響が来ました。見ている人は見ているのでしょう。
政治家のホームページを読むと、行間から滲み出る熱意や政治家の性格が感じ取れます。それはちょこちょこ書いただけでは繕えないものです。しっかり書いている政治家は週刊誌やワイドショーのおちゃらけ報道を吹き飛ばす迫力があります。
文章は人格なり。HPに記述される文体や口調から 「まめさ、丁寧さ、大ざっぱさ、熱意、性格」 「理想主義者か現実主義者か、理論派か実務派か」 そういうものを有権者は読みとります。読者は政策そのものは難しくて理解できなくとも、人間性を読み取ることは出来ます。ちょこちょこと書いただけでは熱意を感じさせるホームページにはなりません。有権者の理屈を超えた感性が相手ですから、数行足らずの記述なぞ、内容が正しくとも相手にされません。そこには熱意が感じ取れないからです。まずは読者に積極的に伝える気持ちを持ち、拙くてもいいから、たくさん書くことです。それは当HPの採点基準などより大事なことです。
現場の苦労と努力が感じ取れるホームページを作って欲しいと思います。
政治家HPはどれくらい読まれているか
参考リンク
政治家HPはなぜアクセスが少ないか
理由の一つには、多すぎて誰をチェックすればよいか分からないのでは。
読者は、当HPの分野別の分類を見ることで 、読者が興味ある分野に関して政治家が何を言っているか、どのような政治が行われていようとしているか、 みてみてはいかがでしょうか。 またキーワード抽出もありますので、これも参考になるでしょう。
例えば景気状況が気になる人は衆議:鈴木淑夫氏が毎月景気短観を掲載していますし、公明党の人は常に反対意見をぶつける衆議:白川勝彦氏のHPを読んではいかがでしょうか。
インターネット環境も影響しています。今は少ないでしょうが、インターネットの影響力をみてください。数年後には政治関連HPの読者は爆発的に増えると思います。
最近の政治家公式サイトで注目すべき人は誰ですか
当ホームページの新着検査 によく出てくる人です。 出てこない人は更新が古いサイトなので最近注目すべき記事はありません。
インターネットの政治活動について
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インターネットの政治活動は時期尚早か?
郵政省はインターネットユーザを99年末で2706万人と推計しました。人口の20%に迫る時代です。2005年には、7670万人に達する見込みだそうです。大新聞と言われても読者は人口の10%以下の新聞もある。もはや新聞並に「みんなのメディア」です。「一部の人しかアクセスできないので不公平」と言っている時代ではありません。それでも言うならば、一部の新聞や地方新聞にのみ発言するのも、一部の駅前だけで一部の時間だけ演説するのも同様で、一部の人にしか伝わりません。それを不公平というでしょうか。全国民に一斉に平等に情報提供などできないのだから、使える全てのメディアを使って出来るところからやればよいのです。
政治に関心を持つインターネットユーザはどれぐらいいるか
参照->インターネットの影響力
政治家ファンサイトについてどう思うか
よいことです。 まず政治に関心を持つ人が増えるでしょう。
次に政治家も人間です。応援してくれる人のためにがんばります。 一般の人が応援してくれれば一般の人の為にがんばります。 多くの世代が応援するれば、多くの世代全体を考えた政治を行います。
これまでは、一般人は政治家を非難して、一部の癒着業界だけが応援していました。 政治家も人間です。応援してくれる人のためにがんばる、 つまり一般人を無視して一部癒着業界のためにがんばるのは自然ともいえます。 それが変化して、幅広い層が応援するようになれば、みんなのためにがんばるで しょう。 政治家も人間です。
公職選挙法、インターネットの禁止についてどう思うか
法律は議員が変えられるものです。 それなのに当事者である議員が不便に思っている法律を5年間も変えることができないなんて一体何やってるのでしょう。他の法律改正も押して知るべし。5年の間に2回も選挙があって同じ問題が発生しているのに。 もっとてきぱきと法律改正するようでないと政治改革できません。
影響は?有権者の投票行動は変わるか
有権者は、従来は政治家をポスタなどのイメージ、「明るい政治」などのスローガンのイメージだけで 捉えていました。 しかし政策や実績を記述した政治家HPを読むことによって、政治家を政策や実績で評価するようになるでしょう。従来の書籍雑誌などの手段では、 一般の人が各政治家の政策や実績を調べ上げることは難しいことでした。 でも今はインターネットのHPによって簡単に知ることができます。 複数の政治家を並べて比較することもできます。
「政治家なんてどれも同じだよ。どれもポスタに調子の良いことを一言書いてあるだけさ。」 という考えは変わり、「比較してみればそれなりに違いはあるものだ。政策も実績も人によって違う。比較してみるとこっちの人の方が好みだな。」 という考えになるでしょう。
最後に:マスコミの方に言いたいこと
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2001-05-25 改編
実生活於いては、普通有権者は政治家に会う事もなければ、話をする機会もない。そんな有権者にとって政治との唯一の接点がマスコミなのだから、有権者が政治家に抱くイメージはほとんどがマスコミを通して得たものです。
マスコミが政治の批判や悪い点ばかりを耳にすることに視聴者が嫌気をさしていると思います。 政治が暮らしを良くした事例とか、政策が人を救った事例とか、そういうものも バランスよく報道しないと、日本全国、特に若者は政治に対して食わず嫌いになっています。 ホントに全ての政策が失敗しているのですか。そんなことないでしょう。上手くいってる政策が多いから日本が比較的暮らしやすい国でいられるのでしょう。
「犬が人を噛んでも記事にはならないが、人が犬に噛み付けば記事になる」、報道にはそういう面があります。まともに動いている政策はおもしろくないから記事にせず、失敗したときは記事にする。それでいいのでしょうか。
隆盛を誇る高校野球だって勝利や努力を報道せず、不祥事だけを報道すれば、あっというまに廃れます。 政治も同じ。このままでは政治家を目指す若者はいなくなります。 子供は政治家を目指さなくなり、誰も政治家になりません。 私たちの子供の世代には政治が低レベル化し、暮らしが改善されないでしょう。
底辺を広げることが頂点のレベルを上げます。つまり、政治家になりたいと思う子供を増やしましょう。 子供は賞賛されるものに憧れます。 だから政治稼業の良い面をもっと賞賛しないと。 その点に置いてマスコミの責任は大きいです。 有名政治家の不祥事ばかり取り上げないで、 無名でも地道に成果をあげている政治家を探し出して報道しましょう。 若い人は成功物語、英雄物語を欲しているのですよ。
不祥事や茶化し、冷やかしばかりを記事にして政治家を叩き落したなら、叩き落した数以上に、無名でも有望な政治家を取り上げていきましょう。メジャーリーグ(国政)から落とした数以上にマイナー(地方政治)から上に引き上げないとメジャー(国政)のレベルは上がりません。
不祥事ばかり取り上げることで世の中良くなるなら、高校野球だって不祥事ばかり取り上げることでますます盛んになるのでしょうね。そんなはずありません。勝ったチームや奮闘したチームをたたえるから隆盛になるのです。実績をあげた政治家は正しく評価しましょう。
自分のためでなく、子供の世代を考えて報道記事を作りましょう。民主主義の仕組みの上では、マスコミはプロ野球のスカウトであり、読者有権者は採用決定者(投票者)であり、立候補者は被指名選手です。スカウトが良い選手を探してこないと、年々、リーグのレベルは落ちていきます。(人気先行ではなく実力ある政治家を報告しないとレベルは落ちます)
実際のプロ野球のドラフトや高校野球の大会前には有望選手の紹介が記事に出ています。新聞のスポーツ部が毎年やっていることなら、政治部が選挙のときに同様なことをやっていいはずです。
ホームページ作成の薦め
仕事でボツになった取材記事など、ホームページを匿名で作って公開してはいかがでしょうか。お金にはならないけど伝えたいことが伝えられます。上司の趣向や会社の都合に合わせる必要もありません。自分が本当に伝えたいことを自由に伝えることが出来ます。ジャーナリスト本来の姿です。