政治家ホームページの評価

左フレーム中の得点をクリックすると評価内容を表示します。

低得点は、40点以下のホームページです。

(点数はホームページの記述有無に対してです。

政治家の資質の善し悪しは、読者が政治家のホームページを読んでご判断ください。)

名前順 衆議院 参議院 地方
得点順 衆議院 参議院 地方
選挙区別 衆議院 参議院 地方
政党別 衆議院 参議院 地方
日付順 衆議院 参議院 地方

  政治家がホームページに記載すべきものは何か(評価基準の説明)

 

★はじめに 2001-05-25

 

政治家HPに書くべき内容は政策や活動内容です。
でも最も読者に伝わるのは政治家の熱意や性格、気質だな、と感じています。
 
読者から「このページに出会ったことで、多くの政治家ホームページを知ることができました。
マスコミで報じられるワイドショー的な姿とは別の政治家の姿を見ることとなり、新鮮に感じました、」    
という反響が来ました。見ている人は見ているのでしょう。 

政治家のホームページを読むと、行間から滲み出る熱意や政治家の性格が感じ取れます。
それはちょこちょこ書いただけでは繕えないものです。
しっかり書いている政治家は週刊誌やワイドショーのおちゃらけ報道を吹き飛ばす迫力があります。


    文章は人格なり。 


HPに記述される文体や口調から 
「まめさ、丁寧さ、大ざっぱさ、熱意、性格」
「理想主義者か現実主義者か、理論派か実務派か」 
そういうものを有権者は読みとります。
    
読者は,政策そのものは難しくて理解できないかもしれません。
いろいろなホームページをみて政策の賛成意見と反対意見の両方を読むと、
どちらが正しいのかわかならなくなってきます。 

   
でも読者は政策の良し悪しは判断できなくても、
政治家HPを見てその政治家の人間性を感じ取ることは出来ます。

政治家のホームページを読むと、行間から滲み出る熱意や政治家の性格が感じ取れるからです。
ホームページが持つ雰囲気を感じ取ります。   

 数行書いただけでは熱意を感じさせるホームページにはなりません。

読者の、理屈を超えた感性が相手なのです。

数行足らずの政策や実績記述なぞ、内容が正しくとも相手にされません。    
数行足らずの活動報告では、現場の苦労と努力が感じ取れません。

逆に、現場の苦労と努力が感じ取れれば、政治家の熱意が読者に伝わります。 

まずは読者に積極的に伝える気持ちを持って、拙くてもいいから、たくさん書くことです。

それは当HPの採点基準などより大事なことです。    

現場の苦労と努力が感じ取れるホームページを作って欲しいと思います。 

★評価基準

評価事項1 評価:更新度

  評価基準 頻度と更新内容の読み応え。 20点。

 

評価事項2 政策

評価基準: (20点満点)

1)政治家としての基本理念,理想および政策を記載する。 記載されていて当然の事だが,実は書いていない人もかなりいる。

2)当面の政治課題に対する自分なりの政策。 「安心できる暮らし」といったスローガンだけではだめで、現状の問題点の説明、実現までの課題と実現までの計画、など深く考えていることがわかる記述を望みます。以下の全てが書いてあることを望みます。

 

ビジネス起案書に相当。それが無いと「ではあなたに任せます。」と言えない。

  

政策の例 コメント
目標 XXを実現する。
課題と手段 実現への課題はYYなので,まずはZZを実現する。次の問題点はAAなのでBBといった対策で望む。 目標設定と問題点の明確化、解決手順の設定を戦略と呼び、政治家に必要な要素である。
計画 よってm年後にはXXの実現に至る。

m年とした根拠はHHと言う理由による。

ある時期までに実現せねばならぬ目標こそ本当に必要な政治目標である。

実現時期が無く、いつか実現すればよい目標は必要性を証明する根拠がないと言うのも同然。

 

 

  参考意見 :支持政党鑑定さんの考える政策作成手順 

1.現状の説明 (時間軸上で見る、マクロに見る、ミクロに見る、機能別に見る、地域別に 見る、人・物・金・情報・制度・ツールという多くの切り口で見る)

2.理想とする状況の説明

3.問題点の指摘(多方面からの分析で抽出する)

4.問題構造の把握(問題間の因果関係の分析、問題の原因である真の問題点の把握、 優先順位の決定)

5.問題構造の把握に基づいた課題設定

6.課題を解決するための政策アイデアを課題毎に複数個、案出する。

7.政策アイデアを多角的に評価する(実現可能性、実現のためのコスト・時間・体制・技 術・法制度などを考慮、副作用の考察)

8.政策実現の具体的な体制、スケジュール、予算などを詳細にドキュメント化する

  参考リンク

みんなでつくる/はじめてでもできる政策作成マニュアル  政策作成手順を詳細に説明。政治家が政策のプロならこれを上回ってほしい。

 

評価事項3 活動内容

政策達成につながる、課題解決のための政治活動報告。

政治理念や自分なりの政策に基づいて政治家がいつ、どこでどのような行動を起こしたか。誰に何を発言したか。普段の政治活動は何か。政策の実現の計画に沿った行動なのか。成果はあがったのか。

ビジネス報告書のようなもの。「今日は出張でした。はい、終わり。」「会議で質問しました。答えを聞きました。それで終わり」なんて報告では疑われます。答えを聞いたらそれで納得なのか、もっと追求する気はないのか。追求のために今後何をするのか、といった突っ込みが欲しい。

 

  評価基準: (20点満点)       

評価事項4 実績

評価基準: (20点満点)

過去の政治成果の実績、達成した公約など。この説明がないと、その人に投票した選挙民としてしては選挙の甲斐がない。

成果を確認することで実現能力がわかる。

”19xx年 XX大臣に就任”といった経歴ではなく、その時に実施した政策は何か、どんな成果があったのか、ということです。

その他

  評価基準: (20点満点)

 

総計 100点満点


会社では、スローガンを連呼するだけでは支持者(上司、給与支払い者)の支持を得られません。

上司は”その人に任せて良いのか、任せるだけの能力はあるのか、他の人のほうがよいのか”と考えています。それに応えるために社員は

ということを普段から行っています。

選挙民のみなさん、自分たちが普段していることを、議員先生にもやっていただきたいと思いませんか。

その代わり、実績をあげた政治家には賞賛あるべし、と思います。