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5月16日  衆議:菅直人(評価:15点)の新着リンク 


5月16日:5124:2002年5月10日菅直人記者会見

本会議でも少し議論になっておりましたが、中国瀋陽の日本領事館へ亡命をもとめた人たちを中国の武装警官が敷地内にまで入って外へ連れ出したという問題であります。

これは明らかに日本の主権を無視した中国の警官の行動でありますから、国際条約に基づいたきちんとした姿勢をとるべきである。

とくに報道のフィルムを見ておりますと、出てきた領事館員らしい人の行動がまったくこういう問題に対して危機意識を感じさせない。

何か単に普通の出来事みたいな感じで、ある意味で人の命がかかっている亡命というものが起きようとしているという緊迫感のかけらすらない問題で、今の外務省を象徴している。

つまり事なかれ主義の、できるだけトラブルがあった場合は自分の目をつむることによってそれはなかったということにしてしまいたいという体質が表れている。

この問題は、中国の態度が問われている以上に日本の態度が問われている。

直接的に言えば、日本の外務省の危機管理のかけらもない体質が如実に表れていると考えます。

今日たぶん党として鳩山代表が総理なり然るべきところに申し入れをすることに党としてなると思います。

このことはたいへん重大な問題だということで、わが党としては今後あらゆる機会を通して国会内外で取り組んでいきたいと考えております。

そいうこ



 





5月15日  衆議:奥山茂彦氏(未評価)の新着リンク 


5月15日:2299:衆議院議員奥山茂彦のWebサイト

外交部会・外交調査会合同会議が開催され、中国審陽における日本領事館内での北朝鮮からの亡命者へ対する中国公安武装警察の強引な引き戻し処置について、引き続き議論がありました。

これについては、先に中国政府から、日本領事館の副領事の同意の上で敷地内に入った。

また亡命者五人の連行に対しても、日本側の了解があった。

後ほど日本領事館側からの感謝の電話があったものであるとの見解が発表されました。

この見解を聞いて慌てて、外務省は領事館に小野移住部長を送り具体的調査をしたが、外務省の対応がずいぶん遅れていることも問題になっています。

外務省は昨日、中国側に対し一切同意を与えるようなこともしていないし、5名の連行についても阻止をしたが、処置は不十分だったとする調査結果を発表しました。

※資料(瀋陽総領事館事件・調査結果)外務省の調査報告書を読んだとしても、当初の領事館副領事など、職員の処置がまことに不適切なものであった。

特に副領事らが事件が発生してしばらくしてからのんびり現場にやって来て、中国側武装警察の落ちた帽子を拾って渡している。

本来、それらの落とし物は明らかに後で不法侵入の証拠になるものであったのに。

また、映像に映っているのを見る限りどう見ても身体を張って抵抗しているようには見えない。

どちらかと言えば、中国側の言い分の方に利があるような態度であります。

まことに緊張感のカケラもないように見えたのは私一人でないと思います。

また審陽総領事は、現場の責任者で指揮をとらねばならないのに、休暇で日本へ帰ってしまっていた。

阿南大使も何処にいたのか、さっぱり判らない。

ことの良し悪しは別にしても、すばやい中国側の動きに対し、日本の外務省ののんびりしている現場の対応に失望を覚えざるをえない。

しかしながら、我々としては外務省の報告が正しいと思いたいと思っています。

ただ、我々は現場の在外公館ばかり責めるわけには行かないものがあります。

このケースの場合も、北朝鮮の亡命者5人が日本へ亡命を希望しても、我国は殆んど亡命は認めていないのであります。

今朝の武見議員から指摘があったとおり、ベトナム難民が大量に発生し、日本に押し寄せた時、我国は経済難民は全て本国へ送り返しているのです。

政治的圧迫を受けている亡命者に対してのみ、一部人権上のことから受け入れて第3国へ送り出しているという事情があります。

我国自身がこれら亡命・難民に対し、寛容な態度をとっていないことに、外国のNGOから課題を突き付けられたと言う一面がありました。

これらについても、我国の人権感覚が問われた問題と考えてまいりたいと思っています。

※資料(自民党外交部会の申し入れ書)バックナンバー


5月11日:2223:NEWS

込もうとしたところ、領事館を警備していた中国の武装警察に捕まりました。

そのうちの2名は領事館内の旅券発給の待合室まで入ったにもかかわらず、武装警察官は待合室まで勝手に侵入して、この2名を拘束して連行したというものです。

また、入り口で捕まった2名の女性と2歳の子どもは、一度領事館の敷地内に完全に入ったにも関わらず、強引に引きずり出されて拘束されたのです。

中国側の在外公館敷地内への侵入は、領事関係に関するウィーン条約の「不可侵」規定に明らかに反するものであります。

これに対して、我が国の外務省は強く抗議するとともに亡命者の即刻引渡しを求めましたが、中国側は「今回の措置は、日本領事館への不法侵入者がテロリストのような破壊行為を働くような人物であるかも知れないために、これを阻止したものである」と反論しています。

しかしながら、2歳の子どもを連れた家族がどう見てもテロリストには見えず、こじつけも甚だしい言い訳であります。

ただ、この場面が韓国のメディアによってライブで放送され、それが日本のテレビでも流されたのですが、日本領事館の職員は何もしていませんでした。

ただ見ていただけなのです。

私はこれを見て、日本の領事館が何のために存在するのかと思いました。

中国の公安当局が敷地内に勝手に侵入して、亡命者を拘束していったのに、全くと言っていいほどそれを阻止しようとしませんでした。

外務省の在外公館というものは日本の代表であり、日本の主権を守るために常に努力しているかどうかです。

特に、緊急事態が発生した時には、国家を代表して迅速な行動が要求されるのに、実際には殆ど何もしていません。

同じ日に、中国のアメリカ大使館にも2名が亡命しましたが、アメリカはこれを絶対に渡さないとして受け入れを表明しています。

日本とは大変な違いです。

これを見て諸外国は、日本は民主主義国家を標榜しているが、『人権を守る』ということには全く関心の無い国だと思い、世界中からバカにされるのではないかと思います。

私は10数年前、中国東北地方を回り最後にこの瀋陽の日本領事館を訪ねたことがありました。

その時の領事が大和滋雄氏でありましたが、当時は中国の対日感情が厳しい時でもあり、『命がけで仕事をしなければ外交は出来ない。

』とおっしゃっておられました。

今回の事件を見ると、どう見ても命がけで仕事をしているようには見えません。

かつてペルーの日本大使公邸が占拠されたときには、外務省もあれだけ頑張ったのに、在外公館の公費私的流用事件といい、あまりにも信用を失墜させることばかりしています。

しっかりしてもらいたいと、改めて今思います。








5月17日  衆議:伴野  豊氏(未評価)の新着リンク 


5月17日:4158:ばんちゃんドットコム

「なら一刻も早くお辞め下さい5月8日午後、中国・瀋陽の日本総領事館で起きた北朝鮮の男女5名の亡命未遂事件。

今回の事件は、国の在り様が根本から問われるものである。

事実関係の最終確認は十分な調査の結果を待つにしても、映像を見る限り、我が国の主権が甚だしく侵害されたのは間違いない。

しかし、この件に関する我が国の対応はいったいどうしたものか。

小泉首相、川口外相他、政府とりわけ外務省の初動態勢、情報収集、危機管理のお粗末さといったら、本当に目を覆いたくなる有様である。

日本という国の存在そのものが問われる事態に至ってリーダーシップを発揮できないのであれば、小泉さん、あなたは首相失格であり、直ちに替わっていただかなければならない。

今こそ問われる真の指導力ショッキングな映像が全世界に配信された。

日本の総領事館入口の扉にしがみつく女性と、力ずくで引き離そうとする警官。

それをきょとんと眺める幼い女の子。

日本人にとって更にショッキングだったのは事態を傍観するだけの領事館職員の姿勢。

敷地内、力ずくで拘束しようとする警官から泣き叫ぶ親子を保護することなく、ただ「なにもしない」その姿には、日本の主権が侵されているという緊張感が微塵もない。

命がけの亡命を決行しているという大変なことが目の前で起きているのに、何事もなかったかのような態度。

こんなことは他の主権国家ではありえない。

これは明らかにウィーン条約に抵触する。

国と国との間の最低限のマナーが破られて、越えてはいけない一線が明らかに踏み越えてられてしまった。

今後も中国と健全な友好関係を維持したいと思えばこそ、ここは遠慮なく、言うべきことはきっちり言い、日本の姿勢をきちんと強く示さなければならない。

しかし、初動からして我が国の対応はお粗末過ぎた。

事件発生直後、外務省は亡命を試みた人の数さえ不正確であった。

事の重大さを全く認識出来ていないばかりか、自国の総領事館で起きたことだというのに、後のTV映像で確認。

情報収集能力、危機管理体制ともに全くなっていない。

更にひどいのは事件発生直後の小泉首相のコメント。

「よく調べて慎重に冷静にやりなさいと(外務省に)言ってある」という。

主権が侵された国家のトップリーダーとは思えない、その資質を大いに疑う発言である。

資質を疑う、といえば、今国会で議論されている有事法制についても一言触れねばならない。

国の緊急事態に対してしっかりと法整備をすることは否定しない。

しかし、今回政府から提案された法案について、小泉首相はじめ閣僚の答弁の頼りないこと。

あまりにしどろもどろで、見るに耐えない。

政治家が自信を持って提案出来ないものを、どうして認めることができようか。

とりわけ基本的人権に係わることも含む非常に重要な法律が、そのように心許ない人たちによって提案されている。

とてもではないが賛成できない。

議論以前の問題である。

これは同時期に提出されたメディア規制法案でも同様である。

いずれにしても小泉さん、そんないい加減な姿勢でこの国の舵取りをされては困るのです。

能力がないのなら、それを素直に自覚してさっさとご退席願いたい。

今この国は本当に深刻な局面にあるのです。

もしあなたがあの領事だっ









5月13日  参議:柏村武昭氏(未評価)の新着リンク 


5月13日:5250:柏村のひとことVol36

檮、亡命希望の北朝鮮住民と見られる5人が中国・瀋陽の日本総領事館に、亡命を試みました。

亡命を求めて入り込もうとする女性二人と中国の警官とのもみ合いを、我が日本の外務省職員が傍観している映像を見て、ものすごく腹が立ちましたね。

5人の運命はどうなるのでしょう・・・。

この事件は世界中の注目を集めることは間違いありません。

世界中の人々が、日本の不甲斐なさにあきれ返ったのではないでしょうか。

おそらく中国政府は国の威信を掛けて現場警察官のとった行動を正当化するでしょう。

これは外務省の責任では済まされません。

何せ国家の威信、日本国民が侮辱されたのですから、小泉総理の責任となる大事件です。

小泉総理のこの事件にたいする第一声が「冷静に、冷静に」だったように記憶していますが、小泉総理は、田中真紀子を更迭してまで守った外務省から皮肉にも歴史に残る汚点を着せられたような気がしましたね。

先の奄美沖の東シナ海での不審船沈没事件で、中国政府は我が国の経済的排他水域を、日本は侵したと声高に叫び、その舌が乾かぬうちに、武装した中国警察官が5、6名が、事もあろうに日本の総領事館の建物内まで入り込み、亡命者を拉致したのです。

これは日本を馬鹿にした行為で、腹立たしい限りです。

明らかに国際法・ウイーン条約で決めている「不可侵権」を中国政府は侵したのです。

日頃主権、主権と叫ぶ中国が、日本の主権を侵したのです。

それと人道上でも大問題です。

10日金曜日の朝8時から、自民党の外交調査会に私は参加しましたが、カメラがズラッと並ぶ中、舛添要一、米田建三、中川義雄等など、そうそうたる論客が集まりましたね・・・・。

この日の資料を接写してお見せしますが、石破茂事務局長の進行で、まず中山太郎外交調査会長の挨拶があって議事に入りました。

テーマは当然、中国・瀋陽の日本総領事館の亡命未遂事件です。

外務省からは田中均アジア大洋州局長他数名が出席しました。

自民党議員から「テレビで生々しい映像が放送されなければ、外務省は事実を隠ぺいしたのではないか」と大荒れの1時間半でした。

別途資料外交調査会資料1234外交調査会で「川口大臣は、今朝は何をしているのだ」との問いに、田中均アジア大洋州局長は「今朝、大臣は何をしているか知りません」と言ったので、参加した議員から怒りの声が上がりました。

大事な時にアジア大洋州局長がトップである大臣の所在を知らないと平然と答える感覚に、私は腹が立つと同時に、呆れ返りましたね。

「中国は、今まで教科書問題や不審船の事でも、声高にがんがん抗議して来ました。

今回は中国が国際法を犯してまで我が国の威信を傷つけたのです。

中国側が間違いを起こしたのだから、ここは今までの中国との屈辱外交を一気にひっくり返す絶好のチャンスだ、外務省は毅然とせよ」と、私は発言したのです。

2,273億円、この数字は何だと思いますか・・・。

日本が「昨年度、中国にODAで差し上げたお金の額」です。

これなど直ちに取りやめる、と小泉総理は発表するべきではなかったでしょうか。

我が国では今、年間3万人以上の自殺者が出ているほど国民は長い不況で苦しんでいるのです。

そんな状況下で、昨年だけでも2,273億円もの大金を中国にやっているのです。

これだけのお金を国内で有効に使えば、相当の



 





5月16日  衆議:たけまさ公一(評価:58点)の新着リンク 


66:今日のたけまさ


5月12日(日)報道2001では「領事館の帽子を拾った職員が副領事で厚生労働省からの派遣出向」とのこと。

こうした出向者にも在外公館の「主権」などが徹底できていたのかどうか。

竹村さんは「教育」の重要性を取り上げた。

思い当たる節がある。

昭和60年9月から1年間中国山西省に留学したとき、到着後の様々な歓迎会で、省の首脳、大学の関係者等は何度も何度も中曽根元首相の靖国神社公式参拝の批判を繰り返した。

日中友好だろうと、相手が学生だろうと、主張すべきは党主席から一般の国民まで日本人と見ると主張する。

その中国から国交回復30周年で来日が相次ぐ。

そこで、この問題をどれだけの人がちゃんと取り上げているだろうか。

もし、挨拶で取り上げていなければ、帰国してこう言うだろう。

「日本政府は抗議していたけれど、地方に行ったら、とある会合では挨拶で一言も出なかった。

日本人はそんなに問題に思っていないよ」と。








5月17日  衆議:水島 広子(評価:52点)の新着リンク 


5月17日:4139:NO-TITLE

B5月10日(金)瀋陽・領事館事件5月8日、中国・瀋陽の日本総領事館に亡命を求めて駆け込んだ北朝鮮住民と思われる5名が、中国の武装警察官によって連行された。

私もテレビで映像を見たが、5名とも総領事館の敷地内に入っており、武装警察官は敷地内に立ち入って連行したことが明らかで、これは在外公館の不可侵を定めたウィーン条約に完全に反している。

今日の衆議院本会議で、川口順子外務大臣から、この件についての説明があったが、「中国側の対応はウィーン条約に反しているので、毅然とした対応を求めていきたい」という程度の内容。

今回の中国の行動も大変な問題だが、それ以上に私が衝撃を受けたのは、日本の総領事館職員の対応だ。

門柱のところで2名の女性が中国の武装警察官に取り押さえられて大騒ぎになっているのに、警察官が落とした帽子をゆっくりと拾ったり言葉を交わしたり、と極めてのどかな映像なのだ。

「毅然とした」態度どころではない。

その場で何も主張せずに連行を許しておいて、後から「毅然とした対応を求めていきたい」と言ったところで何になるのだろう。

あまりにも手前勝手な理屈で笑う気にもなれない。

そして、最も許せないのは、決死の覚悟で総領事館に駆け込んだ人たちのことを同じ人間とも思わないような態度だ。

虫けらだとでも思っているのだろうか。

このような日本の在外公館の態度の悪さは、私自身、貧乏旅行中に度々経験している(貧乏旅行者のことも虫けらだと思っているようだ)。

基本的な人権感覚に欠けているとしか言いようがない。







5月14日  衆議:赤松正雄(評価:35点)の新着リンク 


5月14日:2449:赤松正雄新国会リポートNO.182

じて引き分けでした。

次に、対アジアとくに中国との関係について。

私は4/21に首相が、靖国神社の例大祭に参拝したことは、政教分離、平和主義の原理からみて憲法上大いに問題あり、としたうえで、中国との友好関係と靖国参拝は別で、自分の信条からの参拝だと言いました。

私はそうは言っても、相手がそうとらえていないということは、両国関係にとってこのましくないと述べました。

勿論、中国の日本文化理解も足らないことも指摘し、日本と中国の懲りない挑発の応酬は結局「どっちもどっち」に見えると反省を求めました。

この勝負は、「中国という国は大人」などと、分かったような分からぬような言い回しを首相に許した私の力不足。

とくに、瀋陽での亡命事件への対応について見解を求めながら、川口外相のコメントを聞くだけに終わったのは、事情がつかめていなかったとはいえ、残念でした。

あそこは具体的な危機対応の問題点、中国にも毅然とした態度で臨めと釘をさしておくべきだったと、後悔しています。

ここは1敗地にまみれたというところでしょう。

最後の日本の独自性を生かした外交努力をすべし、という点について。

これは、かねて私達公明党の持論を展開しました。

世界で唯一の被曝国であり、非核3原則や武器禁輸原則を堅持し、この半世紀戦争にかかわらず、「中東」などでも手を汚していないという希に見る特質を持った外交上の利点を生かさずしてなんのための日本外交かと言いました。

そのうえで、1)武器輸出の国際ルール作り2)国際刑事訴訟法のシステムの確立3)テロ資金を封じる仕組み─などについてさらなる取り組みを強めることを提案しました。

そのうえで、沖縄を米国のアジア戦略の拠点にするのではなく、平和の拠点にするべきであり、その具体的テコとして、国連アジア本部の誘致を強く推進すべしと迫りました。

これは今までも何度も取り上げてきましたが、公明の執拗な要請を受けて外務省が外部に調査を委託しながら、交通アクセスの不便、アジアにはタイに他の国連機関が存在し、日本にも既に国連大学があることなどをあげて、不必要との結論をだしていることへの怒りをぶつけたのは初めてであったろうと思います。

外相が手を上げて答弁しようとしましたが、それを制して、首相に見解を求めたのは正解でした。

外相だと、きっと官僚の作った無理だとのおざなり答弁になったはず。

ここは総理の、「今後とも、日本としてはこの問題、検討を重ねていく必要があるというふうに考えております」との前向き政治姿勢を引き出しえたことは良かったと思っています。

ここは勝利といえましょう。












5月11日  衆議:釘宮ばん(評価:35点)の新着リンク 


5月11日:4905:ばんの主張

の”ばんの主張です。”4月の主張はこちらへ中国政府のわが国への主権侵犯に断固抗議をする/2002.5.105月8日、中国瀋陽で発生した日本領事館への中国武装警察官侵入事件は、主権国家日本への重大な主権侵犯であり、ことの重大性を改めて認識するとともに、中国政府に厳重に抗議するものである。ことの起こりは、北朝鮮人家族とおぼしき男女5人が亡命を求めて日本領事館の敷地内に侵入しようとしたところを、武装警察官がこれを阻止しようと領事館の門の付近でもみ合いとなったところからこの事件は始まる。このことはその一部始終を撮影したカメラが詳細にわたってテレビで報道された。ここで問題となるのが、在外公館の治外法権を定めたウィーン条約31条に反する主権侵害を中国側が行ったという点であります。

またこの映像を見る限り、武装警察官は明らかに日本領事館の敷地内に足を踏み入れている姿が見てとれますし、もっと驚くべきことには門扉での押し合いをしている女性2人と子供1人を除く、男性2人は領事館の建物の中に逃げ込んでいたにも関わらず、問答無用で警察官が建物にまで侵入し、この2人を連行して行ったということである。

中国政府はこの件に関し、日本領事館への不審者侵入を保安面から阻止したとの論評をし、その正当性を発表しているが、これは全く説得力の乏しい弁明としかいいようがない。

一方、総領事館の外務省職員の主権意識、人権感覚のなさは嘆かわしい限りである。画像のなかで、中国人警察官と女性のもみ合う様を傍観者のごとく眺め、揚句には警官の帽子を拾って渡している姿は警官に協力しているようにも見えて、情けない限りである。さらに、この件についての小泉総理の当初の談話はこれまたひどいものである。

「今後の日中間において、問題とならないようよく調査して慎重にことを処理すべきである」とのことだそうだ。

自らの靖国参拝問題では日中間の新たな問題となるという周囲の懸念を無視したにもかかわらず、主権が侵されたという今回の事態にこのような脳天気なコメントを発する総理の外交感覚のなさは嘆かわしい。この国の外交が改めて危ぶまれている点を指摘しておきたい。この場に及んで、まだ鈴木宗男氏を守ろうとする自民党に自浄能力はない!/2002.5.1010日衆議院予算委員会において、鈴木宗男氏の証人喚問における偽証罪告発動議が与党委員の反対多数により否決された。公設第一秘書の逮捕という新しい局面をむかえた鈴木宗男氏の疑惑はますます深まるばかりである。

疑惑解明は国民の貴重な税金の使途が絡んでいるだけに、国会としてその解明に努力するのは当然の責務といえる。

ところが与党は、野党の鈴木氏に対する再喚問の要求に対して、すでに野党が偽証罪で告発しているので司直の手に委ねられている、との理由でこれを拒否した。

それならばと、国会としての告発を委員会として諮ったのであるが、これに対しては「偽証にあたるだけの確証が得られていない」との理由で否決したとのことである。疑惑解明をするための再喚問は駄目、先の証人喚問での偽証についての告発はその真偽が十分に解明されていないからそれも駄目。

それでは与党の一角を占める公明党が止むを得ないとしている鈴木氏の議員辞職勧告決議案の本会議採決をやろうと言えば、党内がバラバラになるからこれも駄目、とのこと。

一体、自民党はこの問題をどのように決着をつけようとしているのか、国民に明確に説明をすべきである。

臭いものにはフタをし、国民が忘れるのを待つ。

野党がこれに








5月17日  衆議:茂木敏充氏(未評価)の新着リンク 


5月17日:7498:茂木としみつHomePage


スピーチ内容本日(5/14)の衆議院本会議におきまして、在瀋陽総領事館事件に関する代表質問を致しました。

以下、質問内容を掲載致しますのでご覧下さい。


在瀋陽総領事館事件に関する報告に対する質疑平成14年5月14日私は自由民主党を代表し、今般の在瀋陽総領事館事件に関して、緊急に質問を行います。

5月8日午後、中華人民共和国瀋陽市の我が国の総領事館において、北朝鮮からの亡命者と言われる男性2名と幼児を含む女性3名が総領事館の敷地内に入り、これを中国武装警察官が不法に引きもどすという事件が発生しました。

武装警察官により総領事館の門扉から引き離される女性の姿は、ビデオ映像と共にメディアを通じて広く世界に報道され、国民の間にも大きな反響を巻き起こしました。

特に、メディアを通じて報道された武装警察官と領事館へのかけこみを図った女性2人とのもみ合いの傍らで呆然と立ちつくす幼い女の子の姿は、多くの人の心を痛める光景であったと思います。

また、総領事館へ突入した男性2人が、我が方の総領事館員の同意を得ることなく総領事館に立ち入った中国側武装警察官によって、総領事館の建物内の査証申請待合室において身柄を拘束され、連行された事実は、人道上の問題と同時に、我が国の総領事館の不可侵が侵された重大な法的問題として、国民の深い憂慮と懸念、さらに外務省に対する一層の不信を巻き起こしました。

私は、本件問題は人権外交の新たな旗を揚げるべき我が国外交の威信を著しく傷つけると同時に、人道上の側面及び国際法上の側面から重大な論点を有する問題であると深く認識しますが、本件に対する総理の基本認識についてまずお伺い致します。

全ての国民が、そして世界がわが国の対応を注視している問題であります。

我が国としては、毅然たる態度で本件にあたり、まず何よりも人道的立場から連行された5人が朝鮮民主主義人民共和国に送り返される様なことが無いようあらゆる外交手段を行使し、その安全と身柄の確保を含めた然るべき対応を引き出すべく最大限の努力を行うべきであると考えますが、今後の政府の対応について総理大臣に明確な方針を伺います。

8日に事件が発生してから、現地在外公館の対応を含めた外務省のこれまでの対応について、多くの国民の間に厳しい意見が存在しています。

この問題について、外務大臣にお伺い致します。

まず、今回の問題は、国益を担うべきわが国外交当局の緊張感の欠落、危機意識の希薄さを露呈し、在外公館の危機管理のあり方について、大きな問題を投げかけた事件であったと思います。

例えば、北朝鮮からの難民申請希望者が国境を接する中国において第3国の外国公館へ駆け込む事態が頻発する状況において、我が国の総領事館はさしたる緊張感もなければ、緊急事態への対応準備も全く怠っていました。

今回の事件を一過性の問題と捉えることなく、全世界における我が国の在外公館の危機管理対処能力や情報収集能力の強化、さらに警備体制の改善を一層図っていくことが重要です。

早急かつ抜本的な対応が必要であると考えますが、外務大臣の御認識をお伺いします。

また、本件事件については、中国政府は10日に外交部報道官談話の形で、中国側武装警察官は我が方の副領事の同意を得た後、入館し、5名を連行することについても日本側が同意したのは勿論、何と感謝の意まで表明したとの調査結果を公表しております。

日中双方の発表は大きく食い違っていますが





5月16日  衆議:渡辺 周(評価:32点)の新着リンク 


5月16日:5720:今日の一言

優れている理由はナンなのかと思う。

しかも中国での領事館侵入事件での、阿南・中国大使の対応、危機管理能力の欠如が露呈され、資質が疑われている。

大使とは、国の全権を委任された「国を代表する人物」であり、“国家”の象徴である。

しかも大使任命は閣議決定であり、国会の同意人事ではない。

日本を代表する大使の重要性にかんがみて、我々は人事を国会同意にせよと常々主張してきた。

「大使のあり方」にも目を向ける時がいよいよ来た。



◆平成14年5月13日領事館事件当時の状況について、釈然としないことの多い今回の中国・瀋陽領事館への武装警官侵入事件。

マスコミが既にカメラ準備していたように、日本国も事前に亡命希望者が駆け込んでくる情報を知っていた節がある。

憶測だが、「やっかいなこと」をしょいこみたくない日本が「亡命者の門前阻止」を中国当局に依頼していたのでは無かろうか、とも思える。

それだけに中国にしてみれば「日本側の事前の要請にもとずいてお職務を果たしただけ」ということになる。

帽子をひろう以前に子供を抱き締めてやれなかったのだろうか。

侵入警官に立ち退きを命じえなかったのか。

度重なる報道で、主権を侵害されても日本は「自由への逃避」を許さない国、というイメージが出来上がってしまった。

早急に事実を明らかにし、対応を決める。












5月14日  参議:扇千景(評価:10点)の新着リンク 


5月14日:7046:ニュース

ん。

何かありましたらどうぞ。

(問)まず、中国のですね、例の総領事館の関係なんですけれども、昨日外務省から報告が出て全容が出てきたんですが、日本は同意しなかったとは言ってもですね、対応自体には危機意識のなさとかですね、あるいは、毅然とした態度が最初から見られないという批判もあるとは思うんですけれども、それに対して大臣としてはどのような。

(答)先週の金曜日の閣議で、外務大臣からその当時の御報告がまずあったんですね。

そのときに私は、中国側等々の事情説明だけでございましたから、総領事館の対応はどうだったのかという報告が抜けているとまず私閣議で申しましたけれども、私はあのテープが無かりせば、果たして我々にあの真実を目にすることができたかどうか、あったままの事実を報告がされていたであろうかというのは、誰しも疑問に思うところであろうと思います。

それとこれはビデオを拝見する限りですけれども、総領事館の対応は実に悠然とのんびり、通常の対応と何ら異なる雰囲気は見ることができない、それがとても残念だと思います。

あとは外務省がお調べになることですから、私からどうこう申し上げることではありませんけれど、ビデオを流されたものを拝見する限りは日常の対応と何ら危機感を持った対応振りは拝見できなかったというのが現実でございます。

(問)今の状況として第3国への出国は認めるかみたいな情勢になってきているようなんですけれども、それについては大臣としては。

(答)元々日本にそういう亡命者に対する法令、それから、私昔ですけれども国会議員になって難民問題に取り組んでいた時期がございまして、難民に対する日本の法的な整備もまだ不完全であるということで、私はパキスタンの難民、まぁ昔ですから旧ソ連がアフガンに侵攻した当時ですけれども、カイバル峠まで行っていますし、タイの難民避難所、それから香港、そして日本の鎌倉にあります避難所等々全部あの当時難民を中心に見て回りましたけれども、難民に対する日本の法令は私は他国に比べて完備しているとは思いません。

皆さん御存じかどうか分かりませんけれども、アメリカの場合は難民は受け入れますけれども、3箇月間しか保護いたしません。

後は自立しなさいということになります。

日本の場合は難民収容所というものを作りまして、一応九州にもございますけれども、受け入れて本人の希望する国へ行けるまで預かるということになっています。

ですから大体、ちょうどその当時はベトナム戦争当時で大変難民が多かった当時ですけれども、鎌倉等々の収容所には大体グループになっていますけれども、親子4人で日本の収容所に入れば家賃はただ、電気代はただ、ガス代はただ。

4人家族が大体生活保護者と同じだけ大体月12万、そして一人5千円の月手当がありますから、4人家族だと2万円ですね。

そうすると大体14万貰って、家賃も電気代も水道代も全部いらないと。

いつまでたっても受け入れ国が受け入れない国を希望して名簿に書くんですね。

そうすると相手国が受け入れませんからずっとそこに居られる。

こんないいことないんです。

私が行ったときも、私タバコのことよく分かりませんけれども、ラークという一番高いタバコを吸っていました。

そして何家族かで共同生活で食事を作るともっと安く済みます。

ですから日本で、昔は自分の国で能力を持っていた人が働こうとしないんですね。









5月17日  地方 豊橋市:伊藤 秀昭氏(未評価)の新着リンク 


5月17日:2974:月間レポート

きレポート」の近隣配布を精力的に行った。

中国瀋陽でおきた日本領事館での中国警察官が亡命希望の北朝鮮住民5人を拘束・連行するという事件がおき、その模様が何度もテレビ放映される。

緊急事態への的確な対処がなされていなかったのは誰の眼にも明確、かつ幼き子どもを含めその連行行為が日本領事館内で行われていることも明確。

日本外交の姿勢が根本から問われる。

平成のまどろみの中で危機管理意識のあいまいな日本の政治のあり方がまた一つ世界に発信された。









5月14日  衆議:上田いさむ氏(未評価)の新着リンク 


5月14日:3798:NO-TITLE

入事件について(2002/05/13) 5月8日午後、中国瀋陽市の日本総領事館に亡命を希望していると思われる北朝鮮籍の家族5名が駆け込みました。

この5名に対し、中国の武装警察官が総領事館内に侵入し、5名を連れ出し、拘束するという事件が発生しました。

事件の内容については、すでに多く報道されていますので繰り返しませんが、きわめて重大な事件であります。

中国官憲の国際条約違反は明白外交関係のルールを定めたウィーン条約第22条では、接受国の官憲は、領事館の同意なしに施設内に立ち入ることができないことが明記されています。

武装警察官数名が総領事館の敷地や建物の中に入り、権限を行使したことは映像からも明らかであり、条約に違反していることは明白です。

この条項は、外交関係の基本的なルールを定めているものであり、いかなる理由があるにせよこれに違反したことは、看過できないものです。

早急に調査し、事件の全容解明を中国政府は12日になって、総領事館職員の了解を得て館内に侵入し、連行したものであり、職員も謝意を表していたとの見解を発表し、中国側には一切落ち度がないことを改めて主張しました。

これは、日本側の見解とはまったく異なるものであり、両国の主張には相当な隔たりがあります。

外務省では、事件の調査のために領事移住部長などを現地に派遣しましたが、両サイドの主張の隔たりを解明するためにも、早急に調査結果を取りまとめて公表するべきです。

日本政府は毅然たる態度で抗議を外務省では、こうした中国側の国際ルール無視に対しては、到底認められないとして、厳しく抗議していますが、当然のことです。

政府として、(1)中国政府の陳謝と真相の究明(2)責任者の処分と(3)中国側が拘束した5名の身柄即時引渡しの3点を強く求めるべきです。

日中両国間の友好関係ははとても重要ですが、基本的なルールが守られないようでは、信頼関係を回復することは到底できません。

その意味でも政府として毅然たる態度で交渉にあたることを期待します。

世界中があの映像を見ており、わが国の対応を注目しています。

総領事館側の対応に問題映像で見る限り、総領事館職員が、女性と子ども2人の拘束現場に立会いながら、現状をまったく把握できていないのか呆然としているだけで、警察官に強く抗議している様子も見られません。

また、一旦建物の中に逃げ込んだ男性2名を連れ出すために警察官が侵入するのをなぜ防げなかったのかも理解に苦しみます。

わが国の外交官であれば、ルールに反する中国側官憲の行為に対して、その場で強く抗議するべきでありながら、ただ当惑していただけの対応ははなはだ不適切であったといわざるを得ません。

韓国の報道などでは、総領事館側が黙認した、あるいは協力したかのようにいわれていますが、そうした誤解を招いても仕方がないような対応に見えました。

また、最近、北京のスペイン大使館やアメリカ大使館に亡命希望者が逃げ込んだ事件が発生しており、当然そうした事態に備えていなければならなかったはずですが、まったく準備ができていないような対応ぶりでした。

また、あのような警備体制では、もしテロリストや犯罪者が数名で押しかければ、簡単に侵入されてしまったことになり、保安の面からも問題が多いことがはっきりしました。

中国側の人権感覚に失望小さい子どもをつれた女性を警察官が暴力的に引きずり出す映像が放映されましたが、人









5月14日  衆議:伊藤英成氏(未評価)の新着リンク 


5月14日:2438:001208

中国の日本総。

なお小泉総理への申し入れ文書は次のとおり。

在瀋陽日本総領事館への中国武装警官侵入事件に関する申し入れ5月8日午後、中国遼寧省瀋陽市の日本総領事館に、亡命目的の北朝鮮住民と見られる5人が駆け込み、中国武装警官に連行された。

今回の中国側の行為は、ウィーン条約の趣旨を逸脱し、わが国の主権をないがしろにする行為と言わざるをえない。

また、連れ去られた人達の亡命申請の機会を奪うものであり、人道的立場から極めて重大な問題である。

他方、総領事館への中国武装警官の侵入・連行の行為を漫然と許した現地館員の姿勢、その後の在北京大使館及び本省への不正確な情報伝達など、国家の主権を代表し、国民の安全と国益を守るべき外務省職員の責任感と倫理観が麻痺していると断ぜざるをえない。

民主党は良好な日中関係を望むものであるが、今回の事件は、わが国の主権侵害と人道的見地から中国側に強く抗議する。

同時に、わが国政府のあまりに無責任な対応に憤りの念を感じる。

政府に対し、以下の事項を速やかに実施するよう強く申し入れるものである。

一.中国側に連行された亡命希望者の安全を確保し、日本側への引渡しを実現するよう、毅然として中国政府に臨むこと。

そのために、あらゆる外交努力を尽くすこと。

一.中国側に対して事件の詳細な調査と報告、及び謝罪を求めること。

一.亡命希望者に対して、難民条約等の趣旨に基づき、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) などと連携し、人道に基づく適切な対応をすること。

一.在外公館をはじめ、外務省全職員の人権認識を高めるための再教育を実施すると共に、業務体質及び体制の抜本的な見直しを行うこと。

一.わが国在外公館における亡命希望者への適切な対応措置を策定するとともに、再三指摘されている在外公館を含む外務省全体の情報収集態勢及び危機管理体制について、早急に改革案を策定し実行に移すこと。

平成14年5月10日 民主党代表鳩山由紀夫内閣総理大臣小泉純一郎殿








5月15日  衆議:玉置一弥氏(未評価)の新着リンク 


5月15日:4845:What'snew

中国領事官、亡命者連行事件について最終更新日:2002年05月14日5月9日、在藩陽日本総領事館に亡命を求めた北朝鮮の人々を中国の武装警察官が敷地内に入り連行するという事件が起きた。

外国公館は開設している国の領土と見なされ主権を及ばさない事がウイーン条約22条に明記されている。

国際法学者の見解は誰もが違反と見なしている。

この事件を見て感じることは多い。

1つは中国の態度、2つは日本の態度、3つは国際的な反応。

中国のこの事件に対するは極めて不遜だ。

対等な国家間の礼を欠いている。

許可無く立ち入ったことに対し悪びれることなく理屈にならない強弁を並べている。

アメリカの公館で同じ事が起きるだろうか?日本の外務省の対応も非常に不満だ。

事件に対する領事館々員の対応、本省との連携の悪さ。

国際的な反応はどうか、映像は世界に流れている日本の対応次第では国の威信を失う事になるだろう。

人権問題に対し何の力もない国と見なされる。

こうした状況は突然起きるわけではない、中国の態度は今までの中国に対する日本の外交姿勢が招いたものだ。

外務省の対応も同じで国を代表して国家の主権と威信を守るべき業務をおろそかにしていた結果だ。

数々の不祥事を見れば将に頽廃した外務省の対応と云うべきではないか。

この事件に対し国内の反応はどうか、日頃中国とつきあいのある人達はこういうときこそ力になるべきだろう。

それとも、また中国の代弁者になるのだろうか。

日本がかって中国に対し侵略行為をしたことは事実だし、中国に対してはその反省に立って友好親善協力を進めなければならない。

しかしそのことと中国に対して唯々諾々とすることとは違う。

この事件の毅然とした解決を強く求める。


日本の安全保障








5月11日  衆議:柿沢こうじ氏(未評価)の新着リンク 


5月11日:5382:国会ページ

を受けました。

瀋陽総領事館館内へ侵入した中国武装警官の行動は、日本の国家としての威信をふみにじる暴挙であり、小泉内閣としての毅然たる対応が求められるのは当然です。

しかし、それ以上にショックだったのは、事態を呆然と見守る日本の外交官たちの姿です。

そこには国の尊厳を守ろうとする姿勢も、亡命をしようとしている北朝鮮の人達への人間的な配慮(人権感覚)も見られないのです。

このビデオが世界中に配信されていると思うとゾッとします。

中国政府が日本の申し入れに素直に従うとは思えません。

戦前なら、いや、世界の常識なら、外務大臣の辞任、いや、内閣の総辞職にも当たる事態です。

もし、そうならないとしたら、「日本の平和ボケ」は「治療法ナシ」と言わざるを得ません。

「有事など起こりそうもないから要らない」という、今の国会の「有事三法案」についての議論といい、国の内外での危機管理意識の欠如、責任感の欠如は本当に寒々しい思いです。

それでは、不









5月16日  参議:遠山清彦氏(未評価)の新着リンク 


5月16日:5001:遠山清彦(参議院議員)デイリーメッセージ0516

また、外務省が国民の注目を浴びています。

中国・瀋陽の日本総領事館で起きた亡命者連行事件で、外務省が調査報告を発表した後に、新事実(推測記事もありますが)が発覚。

今朝、私も出席した参院外交防衛委員会でも、川口大臣は防戦一方。

その胸中は非常に複雑なものがあるのだろう、と突然就任しまだ数ヶ月しか外務大臣として働いていない川口さんに、正直同情しています。

(今、永田町では、「大臣をやりたい人間は沢山いるが、外務大臣には誰もつきたくない」という話が流れています)。

私も今朝の委員会で質問させていただいたのですが、持ち時間が10分しかなく、瀋陽の件は取り上げませんでした。

だからここに書く、というわけではないのですが、私は今回の一連の出来事を見ていて次のような感想を持っています。

まず、外務省の体質に「事なかれ主義」が横行しているのではないか、ということです。

これは、在北京日本大使の発言からも、瀋陽の総領事館の一連の対応を見ても、その底流に読み取れることではないでしょうか。

確かに難民や亡命者の扱いは、多くの難しさや時にはリスクも孕んでいます。

しかし、だからといって、「一切関わらないようにしよう」という姿勢を取ることは、容認できません。

仮にも、一国の代表として海外に駐在している外交のプロなのですから、「面倒だからなるべく巻き込まれないようにしよう」という態度で仕事をしているとすれば、私達国民は恥ずかしい限りです。

これは、組織論的には、現場と幹部の指揮系統、責任体系が明確になっていないことにも原因があると思うので、現在議論されている外務省改革スキームの中で取り上げ改善をはかるべき項目だと思います。

次に、瀋陽で今回の事態に直接関わった副領事2名が、国際法の基礎的知識を欠いていたり、英語ができなかったから亡命の意図がわからなかったらしいことが報道されていますが、これも深刻な問題です。

この副領事両名は、外務省の職員ではなく、他省庁からの出向者ということですが、だからといって国際法の基礎知識や英語能力がなくてもいいということにはなりません。

現在の立場は、れっきとした外交官であり、その指導に対する責任は外務省にあるわけですから、言い逃れができません。

ちなみに、1名の副領事が英語ができず亡命の意思を書いたペーパーを理解できなかったとされていますが、もし実はその英文を理解できていたとしたら「意図的に亡命者を拒絶した」ことになりかねないので、その事実を隠蔽するために「英語ができなかった」という理由を使っているとしたら、それも問題です。

どっちに転んでも深刻な問題であることに変わりがなく、その意味で外務省の組織的欠陥は覆うべくもありません。

さて、非難の集中砲火を浴びているその外務省ですが、その外務省に私は今朝ひとつお礼を言いました。

というのは、私が今年の3月12日の参院予算委員会(外務省問題に関する集中審議)を皮切りに、国会で3回ほど取り上げその設置を要望していた「NGO担当大使」が実現したからです(昨日付けで、石川審議官がシビル・ソサイアティ担当大使として指名されました。

瀋陽の事件のせいで、どのマスコミも報道しませんでしたが。

ちなみに、シビル・ソサイアティは「市民社会」という意味で、NGO・NPOなど市民団体で構成される社会総体を呼ぶ英語です)。

今までの国会審議での外務大臣の答弁は、徐々