1月10日  参議:京都3区:民主党:松井孝治(評価:22点)の新着リンク 


1月10日:6948:京都からこの国をかえる第69幕

●京都から、この国のかたちを変える。


第70号2003.01.10(木)メルマガ目次へホーム
<年頭にあたっての決意>〜原点に立ち返って〜
皆さん、こんにちは。

松井孝治です。

平成15年、西暦2003年が明け、通常国会の開会も近づいてまいりました。

本メールマガジンの読者の皆様も、そろそろお正月気分も抜けてお仕事を本格化させておられるものと存じます。

■私は本日、東京で民主党の経済戦略会議に出席し、今後のわが国の経済政策の議論を、行ってまいりました。

今年は、経済、政治、社会各面において激動の年となるものと思われます。

しかし、「激動」と一言で申しても、主体的な激動か受動的な激動かによって大きく将来への影響が異なります。

◆経済では、金融面での混乱回避が最優先課題になります。

自由主義経済体制下では国家の経済介入が最小限のものでなければならないのは当然ですが、金融危機的状況においては、ためらうことなく思い切った措置が必要となります。

また、選挙を控えた政治的思わくも絡めて従来型の不況対策への圧力も高まりつつあります。

しかし、税金や赤字国債の増発による安易な公共事業を中心とした景気刺激が、問題解決につながらないことは、ここ10年余りの歴史が証明しています。

それらが、ともかくも現在の苦境を和らげるためのカンフル剤として使われ、その引き換えにわれわれの子供や孫をはじめとした将来世代に、さらに大きなつけを残すこととなるような事態は、もはや絶対に避けなければなりません。

われわれが求めるべきは、チルドレンファーストであり、また供給者でなく生活者優先であります。

右肩上がりの時代の終焉や、先進国共通のデフレ傾向を前提とした、新たな価値観に基づいた、そして、土建国家的発想ではなく、生活者を基点とした活力ある経済社会を作り出していくための経済政策、雇用政策が求められていることは間違いがありません。

◆今、日本は構造不況と制度疲労にあえいでいます。

行財政はもちろん、教育や福祉、雇用慣行や企業文化まで含めた全面的なシステム改革が必要です。

一面危機的な状況ですが、このことは同時に大きなチャンスとも受け止められます。

かつての共産主義・社会主義はもちろん、米国を中心とした市場原理主義や覇権主義、経済至上主義、もっといえば覇権主義的国際政治観念が破綻の危機に瀕していることはいまや多くの皆さんにご理解いただいていると思います。

しかし、では市場原理主義的資本主義に代わるものは何であるのか。

この答えを、まだ、世界中の誰もが見つけられていないのではないでしょうか。

逆説的ですが、未曾有の経済的困難にあり、ここ数十年の日本的システムが破綻しつつあるからこそ、実は日本が新たなものをつかむ最短距離にいるかもしれない、私はそう考えるようにしています。

その際、日本人や日本社会が有するDNAをもう一度見つめなおし、新たなシステム(場合によっては新たな精神と言い換えてもよいかもしれないもの)を模索していく、そのことが、私が考えた、「京都からこの国のかたちを変える」というスローガンでありました。

この国のかたちを変えると言っても、決して、日本文化や伝統を否定しようというものではありません。

むしろ、この国の歴史や現状を見つめなおし、われわれが忘れ去りつつあるものを再認識し、欧米や他のアジア諸国などの制P






1月8日  参議:広島:自民党:柏村武昭氏(未評価)の新着リンク 


1月8日:11115:柏村のひとことVol69

〜「あけましておめでとうございます」〜2003.01.01今週の柏村のひとことのお題です。

一言目:「あけましておめでとう御座います」二言目:「日本の伝統を大切に」三言目:「二極化に進む日本」四言目:「地方議員として地方の声を国会に出前します」番外編:事務局からのお知らせ「あけましておめでとう御座います」明けましておめでとうございます。

お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

私は、東京で新年を迎えました。

大晦日の天気予報では関東地区は雪マークが出ていましたので元旦の朝は、一面の銀世界かと思っていましたが、雪は降っていませんでした。

昨年は、一年生議員として、せっせと自民党の各部会に出席し、政府の説明に耳を傾け、先輩議員の発言を聞き、自分の考えを積極的に発言しました。

また、キャスター出身という経歴から、議員連盟の会議やシンポジウム、議員個人のパーティーなどの司会を度々させてもらい、1年生議員としては随分多くの先輩議員や各省庁の官僚に認知していただいたように思っています。

私は当選以来一貫して、皆さんとの共感を大切にし、地方議員として地方で頑張っている方々の声を国会に出前することに努めました。

そして私の政治活動や、世の中の出来事に対して、自分の考えをこのホームページに毎週欠かさず書いてまいりましたが、有り難い事に、実に多くの方々がこのホームページを読んで下さり、大変ありがたく感謝しています。

また、昨年10月、私の政治活動を支援してくださるパーティーに、多く方々のご参加をいただきましたことを年頭に当たり、改めまして心から御礼申し上げます。


国会議事堂前にて柏村武昭議員と洋子夫人
ひとことのお題へ戻る「日本の伝統を大切に」さて、今年はどんな年になるのか・・・・中曽根康弘元総理が昨年末、忘年会の挨拶で、「来年を私流に占ったが、答えは、『チンプンカンプンな年』です」。

これは参加者のバカ受けでした。

私は、中曽根康弘先生の「チンプンカンプン」と言う表現がとても印象的です。

私は、どうなるかなどとても占えませんが、私は年頭にあたり、日本伝統文化を疎かにしている日頃の暮らしを今年は見直しましょう、と提案します。

最近の、お金が入れば良い・・・・便利であれば良い・・・・効率の悪い部門は廃止だ・・・・成績の上がらない者はリストラだ・・・・等と、私たちの価値観や生活が完全にアメリカの物真似になってしまったという気がしませんか・・・・。

アメリカ流のとり止めも無い競争を、しばし中断して、じっくりと家の中や会社を見回してみませんか・・・・私たちの先人が残した知恵を生活に取り戻し、誇りを持って春夏秋冬の四季を大切にして暮らすことが今、大切ではないでしょうか。

今年は、年長者を敬う、礼儀作法を守る、倹約し物を大切にする、そして恥を知る等、日本の伝統文化を、一人一人がそれぞれの暮らしの中で取り戻しましょう、初詣に行く人が多いと思いますが、まず手始めに、日の丸を掲げてから初詣に出かけませんか・・・・。

日本の伝統文化を生活に取り戻すことで、日本人としての自信を取り戻し、国民の気持ちが前向きになり、明日への期待感が沸いて来るかもしれません。

ひとことのお題へ戻る「二極化に進む日本」昨年は、骨太改革を唱えた小泉総理が誕生して2年目でしたが、残念ながら不況から脱出することが出来ず、東京証券取引所の大納会は、8578円95銭で終わりましP








1月6日  参議:比例:自民党:段本 幸男氏(未評価)の新着リンク 


1月6日:4987:段本幸男ホームページ/環境活動リポート/12月23日付


■12月23日■■■■■本物づくりこそが21世紀の農(山梨県上野原町、牧丘町の現地で学ぶ) 暮れも押し迫った12月22〜23日、農都市民会議を一緒に主宰する岡本さんと一緒に、一泊で山梨県上野原町、牧丘町を訪れました。

農都市民会議に参加する上野原町長田さん、牧丘町澤登さんの、「是非一度現地に来て!」という要請に応えたものです。

上野原町の長田さんは、義父の世話のため田舎に戻ったのを契機に、趣味でハーブ園を始める。

彼女が、介護でハーブを使うと義父が喜ぶ姿を見て、「そんなに健康に良いものならば、食用ハーブを」と夢が広がり。

味、みずみずしさでこだわりのハーブを育てていると、口コミで伝わりあちこちのシェフが訪れてくるようになる。

さらに「できれば一番新鮮なハーブをここで食べてもらいたい」と農家レストラン開業へと駒を進める。

農家レストランとなれば色々な新鮮野菜を、と農家業にも一層力が入る。

この流れこそが農家の力の源だと感じると言う。

その本物のこだわり野菜は、東京の有名レストランがこぞって仕入れに来るのだという。

彼女は東京のシェフの間ではちょっと知られた存在らしい。

「本物づくりを目指すからこそ、こうして夢が広がってきた」と、長田さんの言葉。

その長田さんが今も心しているのは、東京の超有名レストランのシェフが教えてくれたこと。

「どんな腕のいいシェフでも素材が良くなければダメ。

農業はそれくらい誇りを持っていいものなんですよ。

農家とシェフは対等です」と。

対等といえるようがんばってみよう!それが支えになるともいう。

そんな長田さん、次に目指すのはいろいろな方面で本物を目指す人の輪をつくり、それを地域活性化の起爆剤にしたいということ。

「都市と農村の共生・対流が叫ばれる今チャンスだ」と感じている。

「しかし上野原は地理条件が良すぎてなかなかまとまらない。

行政も決して感度が良いとはいえない」と嘆く。

「でもいつか、あそこに行けば本物がある、といわれる上野原を目指しがんばりたい」。

がんばり屋の彼女ならきっとやり遂げるだろう。

しっかり応援してゆきたい。

その夜は、上野原町の最奥、梅久保にある民宿『梅鶯荘(ばいおうそう)』に泊めてもらいました。

風格のある一軒宿です。

長寿食を再現して食べさせてくれるところで、山菜、こんにゃくなど地の食材でそれは素晴らしい皿が食べきれないほど並びます。

これもまた上野原のこだわりの「本物」でした。

ことのほか酒が進みます。

翌日牧丘町の澤登さんを訪ねました。

彼女は恵泉女学園の先生であると同時に、父親と一緒に畑作経営をするれっきとした農家。

完全有機でぶどう(巨砲) 、キウイフルーツを栽培しています。

とくにお父さんはキウイフルーツでは日本で第一人者といいます。

お父さんは、「ぶどうはもう20年以上も一切農薬や肥料を使ったことがない」という。

「剪定した枝や葉を丁寧に根元に鋤きこんでゆく。

これで十分。

なぜなら、何千年も山ではこれだけで木が枯れることなく育っているのだから」と、自然の流れが一番重要だと考えています。

それでいて地域で一番おいしいぶどう生産している。

そんな親父さんが、「これだけ食の安全が叫ばれているのに、いざとなると有機捻








1月9日  参議:比例:自民党:武見敬三氏(未評価)の新着リンク 


1月9日:20385:活動報告


外交
武見の近況
1.自民党対外経済協力特別委員会事務局長
平成14年6月の自民党外交関係部会等の組織再編成に伴い、対外経済協力特別委員会事務局長に就任した。

ODA大綱の見直し、ODA実施体制の見直しなど深刻な問題が山積していおり、援助の相手国のみならず、国内においても評価される国際貢献が実施できるように活動していきたい。


2.自民党ODA改革ワーキングチーム事務局長
私が事務局長を務める自民党ODA改革ワーキングチームは12月21日に最終報告を外交部会・外交調査会・対外経済協力特別委員会と政策審議会さらに総務会に報告して了承され、党としての改革案がまとまった。

今後外務省を中心に関係省庁が着実に改革を実行することができるかが問われることとなる。


・最終報告
3.難民対策関係
難民対策について削除終わり2002/08/20-->
先の中国瀋陽日本総領事館亡命者事件を契機に、わが国の難民・亡命者対策の見直しが始まりました。

この件に関しては、外務省の組織的な不手際のみを問題視するのではなく、わが国の難民・亡命者政策そのものを再検討する必要があり、自民党は、麻生太郎政調会長の下で、いち早く検討会を立ち上げ、難民対策の取りまとめを行い、私自身、検討会の事務局長として、取りまとめ作業を行いました(詳細は、自民党で発表しました難民対策の報告書をご参照ください)また、法務省入国理局では出入国理及び難民認定法を一部改正する準備を行っており、10月下旬までに予定通り取り決めが行われるかが問われることになります。

(詳細は、閣議決定された難民対策をご参照ください)
・わが国の取るべき難民対策の基本的な方針(自民党発表)
・難民対策について(政府・閣議了解案)
最新情報削除2002/06/19-->4.HumanSecurity
近年、国際社会はグローバリゼーションの大きな変化の中にあり、ヒト、モノ、カネ、情報が地球規模に大量かつハイスピードで移動するようになった。

このグローバリゼーションの結果、経済が成長し生活水準が向上する一方、貧困、環境破壊、薬物、人身売買等国際組織犯罪といった人間の生存、尊厳、生活を脅かす問題の存在が認識されている。

また、地域紛争や内戦に伴う対人地雷、小火器あるいは紛争下の児童といった問題も顕在化している。

これらの問題の解決に当って、従来の国家単位の対応を中心とした安全保障政策や経済政策に加え、人間個人に着目してこれらの問題に対応すべきであるという視点が重要となっている。

この視点を持つことが「HumanSecurity−人間の安全保障」を重視する新しい発想である。

現在、HumanSecurityの考え方というものを政策理念としてより精緻なものに組み立てていく必要性が問われている。

しかも、それを国家安全保障や協調的安全保障とも連動する形で短期、中期、長期的に21世紀における国際社会の平和と安全を確保するための一つの考え方として利用していくことの必要性が問われていると思われる。

責任ある平和国家として、日本にHumanSecurityの理念を定着させたいと思う。


詳細「人間安全保障」武見敬三『二十一世紀国際政治の展望〜慶應義塾大学法学部政治学科解説百年記念講座』慶應義塾大学出版
PDF
「HumanSecurity−人間の安全保障」
脅威と欠乏からの自由であり、日常生活にまつわる人間中心の包括的な安全保障である。

『UNDP人間開発報告1994』よりわが国の国際貢献にあたり、「21娠


1月8日:14285:ようこそ、武見敬三ホームページへ


第七回武見セミナー講演『医療をめぐる自由と責任』
戦後における我が国の医政を振り返ってみますと、大きく3つの歴史上の転換点があります。

これらの転換点を基軸にして、「医療をめぐる自由と責任」についての私の所見を述べさせていただきたいと思います。

この3つの転換点とは、昭和36年皆保険導入の際の一斉休診、昭和46年の制限診療の撤廃、官僚統制に対する抵抗の中で行われた保険医総辞退、そして昭和59年の患者本人の一割負担の導入と、特定療養費という考え方が制度の中に盛り込まれたことです。


1、昭和36年一斉休診と4項目合意まず昭和36年の皆保険制度導入に際して行われた制限診療撤廃、また同時に診療報酬引上げを目的とした一斉休診です。

この時期以前の制限診療は、盲腸手術まで社会保険事務所の許可が必要で、その治療期間が延長される場合には改めてこれも連絡しなければならないというものでした。

皆保険導入にあたって、このような制限診療をいかに撤廃するかが大きな課題でした。

そしてそのひとつの結実した流れというものが、当時日本医師会会長をしておりました私の父と、田中角栄政調会長との間で取り交わされた確認書です。

これは田中政調会長ご自身が内容について全く白紙委任したもので、以上の条件を受け入れるという自ら署名しただけの白紙委任状でした。

そこに私の父が4項目書き込んだという内容でした。

1)まず第一点は、「医療保険制度の抜本改正」で、様々な保険を寄せ集めて皆保険制度にすることの問題点を指摘し、こうした医療保険の統合を強く求めたものでした。

今日でもこの保険の統合は実現されておらず、最も深刻な医療制度改革の課題になっています。

2)第二点は、「医学研究と教育の向上と国民福祉の結合」という内容でした。

我が国の内外における医学研究の成果を迅速に保険で使えるように努力すべきだということの確認であります。

それ以前は、保険者は新薬等の保険収載を医療費の増加を恐れて、それを迅速に保険収載し給付の対象とすることができなかったという時代でした。

これに対して、改めてこれらの医学研究の成果を迅速に保険収載し、公的な医療保険で使えるよう常に最大の努力をすることが約束されました。

この点は、大きく改善され今日に至っています。

3)そして、第三点は、「医師と患者の人間関係に基づく自由の確保」という内容です。

これは医師と患者即ち国民の自由の制限をいかに撤廃させるかという考え方でした。

昭和32年厚生省令のいわゆる「療養担当規則」では、特殊療養等の禁止、さらには使用医薬品及び歯科材料について、保険医は厚生大臣の定める医薬品以外の薬物を患者に使用し、又は処方してはならない、ただし薬事法に基づく治験は例外であるとなっていました。

たとえその薬の効果が期待されても、保険で認められない薬を使うと保険の権利をすべて放棄して自由診療に切り替えさせられるということでした。

これに対して、当時日本医師会長であった私の父が主張したことは、保険料を支払っているのにその給付を受ける権利を放棄しなければならないというのは矛盾であり、患者が望むことは、その点だけ自己負担にすればよく、保険者が決めることではない。

これは医師にとっても患者にとっても自由の侵害である、というものでした。

そして、この主張を田中政調会長に受け入れさせたわけです。

その訓


1月8日:26184:ようこそ、武見敬三ホームページへ


ODA改革の具体的な方策
−国民に理解されるODAを目指して−
平成14年12月21日自由民主党
Tはじめに
わが国の政府開発援助(ODA:OfficialDevelopmentAssistance)は、「開発途上国の発展自立のために協力することは、世界の平和を維持し国際社会の繁栄に繋がる」との理念に基づき、1954年のコロンボプランへの加盟から始まった。

その後、1991年から2000年までの間、わが国は10年連続トップドナー国となり、アジアをはじめアフリカ、中南米、中東地域等の開発途上国の発展と安定、貧困の削減に大きな貢献を果たし、国際社会から高い評価を得てきた。

また、ODAは2国間及び国際機関等多国間の支援を通じて、わが国の外交上の重要な手段として活用されてきた。

しかしながら近年、わが国の長引く不況を反映し、「この厳しい経済・財政事情の中でなぜ他国に援助をしなければならないのか」といったODAに対する批判的な国民世論が高まっていることも事実である。

われわれは、ODAが「日本の対外戦略を支える重要なツール」であると同時に、「国際的に果たすべき人道的責務」であることを確信し、安易なODA削減の流れに与するものではない。

他方で「国民の支持がなければ、真の外交は成り立たない」との認識も忘れてはならない。

いまODA改革に求められているものは、戦略性・効率性・透明性を確保することによる国民の理解の促進である。

国民に対して、人間の生存・生活・尊厳を保障する「人間の安全保障」といった新しい理念によるODAの必要性の再認識を求めるとともに、従来から指摘されている各府省間の縦割り行政の弊害を除去することにより、NGOとの連携を含む国民参加の「日本のODA」をいかにして確立するか、このことがいま問われているのである。

このため、わが党では、対外経済協力特別委員会のもとに「ODA改革に関するワーキングチーム」(高村正彦座長)を立ち上げ、これまで鋭意検討を重ねてきた。

その結果、先に発表した「ODA改革の方向性(中間取りまとめ)」に沿い、下記の通り、具体的な改革案として提示する。


U改革のための具体的施策
中央省庁改革の方針等を受けてODA戦略を策定するための府省横断的な調整の仕組みが存在するが、所期の成果をあげていない。

また、国別のODAの実施は、有償、無償等ODAのツールごとの案件積み上げにより具体的援助が決定され、被援助国ごとのわが国のODA戦略が必ずしも明確となっていない。

このため、ODA戦略の立案機能を強化し、わが国としての総合的なODA戦略、国別戦略を明確にすることが肝要である。


1ODA大綱について
ODA大綱は、策定当時としては英知を集めた包括的な内容であったが、策定後10年を経過し、グローバル化の進展、同時多発テロ事件以降の国際情勢の変化、援助手法を巡る国際的な議論の進展、わが国経済財政事情の変化等、情勢は一変した。

このため、これらを踏まえ、国民のODAに対する一層の理解を得るとともに、国際社会に対してわが国の援助理念を明確に打ち出すべく、所要の見直しを行うことが必要である。

先般、政府はODA大綱の見直しの着手を発表したところであるが、大綱は、ODAの憲法とも言うべきものであり、次に掲げる観点を考慮しながら、政府の責任において早急に見直しを行うべきである
(1)戦略性の重視・追求すべき国益について様々な角度から議論を深め、国益と普遍的価値に基づく国際貢P








1月8日  参議:東京:民主党:鈴木かん氏(未評価)の新着リンク 


1月8日:4229:suzukan.net

すずかんMAGAZINENO.19「2003年の年頭にあたって」
2003.01.08
新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

いよいよ、2003年が始まりました。

しかし、今年は、例年の晴れがましさを全く感じることができません。

年始は、新年祝賀の儀で皇居に参内、初詣、お世話になっている方々へのご挨拶周りをするかたわら、日本・世界を取り巻く情勢について、改めて情報を収集しなおし、過去の歴史なども調べ直し、今年一年の先行きを自分なりに整理することに費やしました。

年始早々、連日、北朝鮮の核問題やイラク核査察問題が報じられ、これから迎える1年に起こりうる出来事の深刻さを思い浮かべる時、正月気分には全く浸れませんでした。

相当な確度で、ブッシュ政権は、イラク攻撃に踏みきると思います。

国連も、結局は、ねじ伏せられてしまうでしょう。

我々民主党はじめ野党の対応がどうであれ、小泉政権は、それに協力せざるをえないでしょう。

米国内のリベラル派も、欧州の各国も、中国も、ロシアも、インドも、韓国も、ブッシュ政権の対応は過剰だと感じていても、その独走を制止するだけの存在には成り得ないでしょう。

世界中の空気が、そんな状態ですから、小泉政権もブッシュ外交に追随せざるをえないでしょう。

山本七平氏が言っていたように、日本という国は、もともと、空気によって、いろんな大事な行動がなし崩し的になされてきた国ですが、今や、その現象が、米国はじめ世界中に蔓延しています。

不確実性がますます高まって、何が起こるかわからない時代になってくると、誰しも、確固たる予測に基づいて、確固たる見解を導き出せなくなります。

そうなってくると、人間のタイプはキレイに二分されます。

良識的で、思慮深く、客観・冷静な人ほど、「よくわからない」とその限界を率直に認めます。

その一方で、思いこみの激しい人たちは、断定的に、明確に、発言をします。

その結果、思いこみの強い、偏ったメッセージだけが、社会を駆け巡るようになります。

だから今は、国内でも、国外でも、独善的なリーダーだけが元気です。

真理や事実に基づいて理性的で冷静な判断をする人間が、意思決定の場から、どんどんいなくなっています。

こうした時に、平和がもっとも損なわれるのです。

とても、心配です。

時代の変わり目になればなるほど、旧時代のものと新時代のものが、入り混じりますから、現実は、極めて複雑になります。

そして、正しい対処策は、実に微妙で、実に複雑にならざるを得ません。

しかし、多くの人々は、その微妙さや複雑さに向き合う忍耐力がありません。

過度にわかりやすさを求めます。

こうしたときに扇動政治が横行するのです。

ものごとが複雑になりすぎたときには、ものごとの基本や原点に立ち返ることが大事だと思います。

政治とは何か?「国民の生命と財産と尊厳を守ること」だと思っています。

ブッシュ政権との対応においても、「日本国民」の生命の安全にとってプラスなのかどうか?まず、その視点から、その都度、判断しなければなりません。

米ソ冷戦構造のときは、米国の核の傘にいることが最大の安全保障でした。

しかし、今は、アングロサクソン人が集まるところが、テロの標的にされます。

テロを中央集権システムで完全P