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1月18日:23485:2003年度活動方針2003/01/18 2003年1月18日戻る/民主党文書目次 2003年度活動方針政治方針民主党2003年度定期大会決定 I.総論――政権交代の実現という結党の原点に戻り、日本を再生する低迷する経済、雇用や将来への不安、犯罪や暴力の増加、教育問題、山積する外交・安全保障上の課題など、我が国は戦後最大の危機的状況に直面しています。 そうしたなかで、小泉政権発足後すでに1年9カ月、この間何ら成果を挙げることなく時間のみが経過しました。 改革の掛け声こそ聞こえてはくるものの小泉総理は重要な局面で何らリーダーシップを発揮せず、混迷脱出の方向性さえ提示できずにいます。 不良債権処理、道路公団改革などの構造改革、税制改革、公共事業などの歳出構造改革、政治とカネの問題などの重要課題は、いずれも自民党内の「抵抗勢力」との妥協の繰り返しで全くの骨抜きとなり、「改革」は遅々として進んでいません。 問題の根源は、時代の変化と国民の要請に応えない政官業癒着の旧態依然とした自民党の政治体質にあり、これを打破する以外に日本の未来に展望を開く道はあり得ません。 その一方で、相次ぐ政治家やその秘書の汚職などで国民の政治への信頼はさらに失われ、我が国の民主主義の基盤である政党政治自体が存在意義を問われています。 しかし、このような状況であるにもかかわらず、野党の中心として政権と対峙すべき私たち民主党が国民の期待に応えきれず、次なる政権党として十分な信頼を勝ち得ていないことは、真摯に反省しなければなりません。 とりわけ、昨年後半以降、民主党は国民の支持を急速に失っています。 この結党以来最大の危機を乗り切り、国民の信頼を回復するためには、まず私たちが結党時の原点に立ち帰らなければなりません。 すなわち、政権交代なくして真の改革も日本の再生もないということ、そして政権交代の主体は民主党以外にないということを再認識し、その実現のために全力を挙げなければなりません。 私たちが具体的になすべきことは、第一に、国会論戦を通じて小泉自民党政権が国民の期待を裏切りつづけていることを明らかにし、民主党の明確な考え方を国民にしっかりと示していくことです。 20日から始まる通常国会において、小泉自民党政権の経済失政、雇用や医療・年金などの社会保障問題、イラクや北朝鮮をめぐる外交・安全保障問題といった重要課題に対する先送り姿勢と拙劣な対応を厳しく追及し、日本と世界の平和と安定、日本経済の再生、国民生活の安心を築いていくために、小泉自民党政権に代わる政権政党として、民主党という別の選択肢を国民に提示していきます。 その際に重要なことは、生活者、納税者、消費者の立場を代表するという民主党の基本姿勢を明確にすることです。 そして、少子高齢化、国際化、情報化など我が国を取り巻く環境が急速に変化するなかで、国民が安心して活力ある生活を送れる新たな社会を築くため、積極果敢に政策を打ち出していきます。 第二に、民主党という政党が信頼に値し、政権を任せるに足る存在であることが理解されるように党改革を進めることです。 今回の党大会で提案した党経理に対する外部監査の導入はその一例ですが、決めたことは守るという当然のことが改めて議論されなければならない党の現状を思い切って改革し、新たな政党文化を創り出す必要があります。 第三に、春の統一地方自治体選挙、衆参補欠選挙、そして予想される衆議院総選挙勝利に向けて全力を挙げることです。 |
1月18日:14216:2003年度経済財政に関する基本方針2003/01/17 2003年1月17日戻る/民主党文書目次 経済財政に関する基本方針〜「予算の構造改革」で経済再生を〜民主党『次の内閣』 ●「予算の構造改革」で将来への期待と安心感を自民党政権が繰り返してきた、財政による需給ギャップの穴埋めは、効果の継続性に乏しい上に、将来不安を拡大させて消費をさらに落ち込ませるという悪循環を生んでいる。 また、日本銀行は、すでに長期間にわたって、ゼロ金利という異常な状態を継続し、強力な金融緩和策を採り続けてきているが、こうした金融緩和政策をさらに当面継続するとしても、金融政策のみに過度に期待することは、デフレ克服に名を借りた調整インフレによって、国民の財産を簒奪するという破局的な道につながりかねない。 私たちは、デフレを克服し、経済を再生するために、以下のとおり、間違った税金の使い方を改め、限られた貴重な税金を、将来不安を解消しつつ、眠っている需要とこれに対応する供給力とを覚醒させることに集中投資する。 歳入面も含めた抜本的な「予算の構造改革」によって、国民の不安感、閉塞感を払拭し、将来への期待と安心感を醸成していく以外に、日本を再生させる道はない。 1『潜在的需要』を掘り起こす国民が求めているサービスや財は、数限りなくあるが、その内容は、まだ貧しかった高度成長期から、少子高齢社会、成熟社会へと時代が移り変わるにつれて、大きく変化している。 ところが、社会全体としての供給が、こうした需要の変化に対応しきれていないために、こうした需要を掘り起こすことができないでいる。 このギャップを埋めることこそが、経済を再生するためポイントである。 民主党は、税金の使いみちを、こうした潜在的需要に対応した供給を育てる部分に大きく移し変えることで、その顕在化を図る。 2『将来不安の解消』を図る日々高まっている「将来の不安」は、国民の財布の紐をさらに固く閉ざし、潜在的な需要を消費に結び付けていく上での最大の障害となっている。 民主党は、年金・医療・介護など将来不安を小さくするための施策に、予算を重点配分するとともに、将来の増税につながる国債依存から可能な限り早期に脱却するため、最大限の努力を続ける。 3『仕事を生み出す』将来不安の中でも、特に、緊急な対応を要するのは、雇用問題である。 職を失い、職を得ることができないことは、生活の基盤を崩壊させ、さらには、人間としての尊厳をも失わせかない。 幸い「潜在的需要」に対応する供給は、多くの雇用につながるサービス分野が中心である。 民主党は、特に、仕事を生み出す分野に優先的に予算を配分する。 また、就職、再就職支援のための職業訓練や職業紹介システムの充実などで、人材の能力を最大限に引き出すことにより、雇用需給のミスマッチを解消し、雇用不安の一刻も早い解消を図る。 4『地域の個性を生かす』成熟社会を迎え、価値観が多様化している中では、潜在的需要そのものも、地域によって大きく異なっている。 政府が、集権的・統制的・画一的に対策を打っても、こうした需要を顕在化させ、新たなビジネスを生み育てていくことはできない。 民主党は、紐付きの補助金を、自由に使える一括交付金に振り替え、地方の個性と意欲が生かせるシステムを構築する。 5『必要な資金を循環させる』潜在的需要に対応した新しいビジネスを生み出すためには、こうした分野に必要な資金が供給される必要がある。 不良債権問題の一義的P |
1月19日:24756:Araki-Jornal[アラキジャーナル] 本会議の動き 荒木の意見 荒木の政策 荒木の実績 エッセイ What's政治用語 寄稿コーナー 対談コーナー メールレターご紹介 ご意見掲示板 参議院法務委員会の新潟県への委員派遣[2003.01.18]参議院法務委員会(魚住裕一郎委員長) では、新潟県への委員派遣を過日行いました。 公明党からは、浜四津敏子委員も参加をしました。 概要について、ご報告します。 1月14日(火)1)新潟地方裁判所での概況説明と庁内視察植村地裁所長からは、多重債務者からの自己破産の申立の急増が主因となって破産事件の新受件数が平成14年になって大幅に伸びており、前年比44%増であるとの説明がありました。 景気の悪化は深刻です。 田中家裁所長からは、家事審判事件の新受件数が若干減少しているのは、審判事件の約半分を占める相続放棄の申立が減少しているためであるとの報告がありました。 米作農家の後継者難の問題とも関わりがあると思われ、今後の動向が注目されます。 地検検事正の田口氏からは、犯罪の認知件数は増加しているが検挙率は著しく低下していることが報告されました。 窃盗などの街頭犯罪が急増しており、犯人の割り出しが困難になっていることが主な原因であるとのことです。 私が対応策を質したのに対して同検事正は、自販機荒らしや車上ねらいが増えていることについて、生活の利便性を求めるあまり安全の確立がおろそかになっているとの指摘をされました。 15年度予算案では全国の警察官の増員を行うこととしており、犯罪の発生を抑止する取り組みに全力を尽くしたいと考えます。 なお、当地域で薬物犯罪が比較的少ないのは、日本酒が美味しいからであるとの説もあるようです。 2)川上新潟県弁護士会会長・外山同司法書士会会長らとの懇談新潟県内の弁護士数(現在128名)は、平成7年以降増加傾向にあるところ、そのほとんどは中心部である新潟地区の増加であり、上越地区・新発田地区などではむしろ減少傾向にあります。 弁護士過疎地域への何らかの誘導策が必要であると、川上会長は意見を述べました。 県全体の弁護士数についは、現在の約1・7倍が必要であるというのが、弁護士会の会員を対象に行ったアンケートの結果でもあるとのこと。 また通常国会に提出される予定の裁判迅速化法案に対しては、「裁判の充実・公正な審理をなおざりにした拙速な裁判をもたらす危険性が高い」との反対意見が表明されました。 その問題意識自体は、一定の理解ができます。 会員数322名を擁する県司法書士会は、司法制度改革に意欲的に取り組んでいます。 セーフティーネットの構築のため、ヤミ金融問題について時宜に応じた立法をしてもらいたいとの外山会長からの要請には、誠実に対応したいと考えます。 両会長に対する私の質問に対しては、法律扶助の事業費が不足している実態が報告されました。 さらに頑張ります。 3)新潟地方法務局での概況説明と庁内視察日本数有の豪雪地帯(十日町)にも支局があり、職員自ら除雪作業を行うなどサービス官庁として雪国ならではの困難性もあるようです。 庁内の視察では、コンピューター化により登記事務がスムーズに処理されていることがよく分かりました。 謄本申請などの待ち時間は、混雑時でも15分程度までに短縮されたとのこと。 プライバシーの保護には十分配慮しつつ、電子政府の実現の取り組みを加善 |
1月16日:19666:柏村のひとことVol70 〜「政治とは・・・「愛」なり」〜2003.01.13今週の柏村のひとことのお題です。 一言目:「私の今年のテーマ」その一「政治は愛」その二「国民が使わない国会用語とカタカナ語を使わない運動」二言目:「大竹美喜さんのパーティーに招かれました」三言目:「正しくきれいな日本語を守りましょう」番外編:事務局からのお知らせ私の今年のテーマその一「政治は愛」正月二日の初夢ではないのですが、朝、目覚めた直後のうつろな中で閃いたのです・・・・国民の期待を一心に受けて誕生した小泉総理の政策が私の気持ちと日に日にずれてきた訳は、なんだそうだったかのかと、簡単な理屈を発見しました・・・・温かい心、愛だと気付いたのです。 小泉総理が、改革、改革で必死になるのは良いですが、だけど、人々に温かい気持ちをもって、愛のための改革をしていないと気付いたのです。 改革のために国民が苦労するのは当たり前だという顔をするのはいけないということです。 政治家は、温かい気持ちの持ち主でないと・・・・温かい心を持っていなければ政治家になってはいけない、政治家になるべきではないと思ったのです。 温かい人を政治家に選んでください、冷たい人、威張る人、偉い人等は政治と関わりを持たせない・・・・温かい人、愛がある人を政治家に選ばないと日本の21世紀は殺伐とした時代になってしまうでしょう。 今年は、政治には愛を!と説いて歩こう、これを年頭に当たって自分に言い聞かせたのです。 今、悪い意味で世界の注目を集めているとんでもない独裁者、金正日にしてもですね、愛があれば木の根までも食べている国民へ、自分が食べるものを一口でもやるでしょう。 自分は偉く、俺は特権階級だから自分だけは特別だと言う思いは愛のない典型でしょう。 ましてや世界各地で起こっている無差別殺人のテロなんかもってのほかです。 しかし、残念なことに、今、日本人も温かい心を忘れていると思いますよ。 小泉総理は国民が待望した総理でしたが、ある意味では日本人から愛が希薄になった結果、実現したのかもしれないという不安が沸いています、間違っていればいいのですが・・・・。 小泉総理が、青木建設が倒産したときに「これは改革の成果だ」と鼻をふくらませて言いましたが、私は自民党所属の国会議員として、小泉総理には心から「申し訳ない」と言ってほしかった・・・・それが国民の生命と財産を預かる日本国総理として当然ではないでしょうか。 小泉総理に言いたいことはまだあります。 いま我が国は長いデフレのトンネルの、真っ直中に居るわけです、デフレスパイラルの真っ直中に・・・・しかし小泉総理は、いつ出口が見えるのか全く教えてくれない・・・・出口は間もなくだから、もう少しがんばれとも言わない・・・・言うことは、我慢、我慢、我慢、国民はもう耐えられなくなっているのです、地方に住む者は・・・・。 愛があれば「皆さん、私もトンネルの中を手探りで歩いている、もうちょっと待ってくれ、後一年たてば出口が見えてくるはずだ」と、そう言って国民を勇気づけるのが日本丸の船長、総理の愛ではないでしょうか。 私は、早くから、このデフレスパイラルから抜け出すためには、相続税、贈与税を無税にしよう。 株取引で得た利益も無税に、交際費は青天井にと訴えてきました。 しかし小泉総理が打ち出した対策は、官僚のチマチマした妥協案と不良債権処理の加速・・・・期待の構造改革特区は官僚に骨抜きにさP |
1月12日:11335:suzukan.net 第十九弾短大講師じゃ! さてこの度、スーパー秘書をさらにスーパーにとの思いから、短大講師を経験いたしました。 高校の同級生のTbTくんが東京富士大学において「情報学」(正確な講義名は忘れた)なる授業を受け持っており、実際の現場で活動している人々を招聘して、情報がそれぞれの分野でいかに活かされているかについて講義しろ、というものであります。 おぉ、さすがTbTくん、見る目があるね〜、俺様に講義の依頼をするとは。 さて、講義の準備。 講義までに資料(パワーポイントで15枚程度、ドラフトペーパー1枚)で用意せよ、というオーダーがあったのでさっそくすずかん事務所のスーパーインターン、土橋くんに命令。 「女の子がほとんどの短大での講義に、お前も当日連れて行ってやる」とエサをまいたところ、「あ、やります、やります!」だと。 現金なやつだ。 その気になればさすがのスーパーインターンくん、なかなか立派なプレゼン資料を用意してくれました。 で、ここでしっかりその資料をチェックして当日を迎えればよかったものの、どーにかなるさと高をくくって当日に挑んだわけであります。 こ、こ、これが後で裏目に出るのであります。 はい、講義当日。 お約束どおり土橋くんと、すずかん事務所の最近のアイドル、お茶の水女子大の和田ちゃんを引き連れて、現地に向かったのであります。 ちなみに和田ちゃんは、栄通りをまっすぐ来いといったにもかかわらず早稲田通りを突っ切ってしまいました〜♪、と言いながらパニックって若干遅刻して参上しましたが、それもご愛嬌と言うところでしょう。 大学の中に入り、それはそれは立派な造りで喜びひとしお。 「おぉ〜、俺様もこういうところで講義するまでになったか〜」と素直に感動する始末。 で、実際に講義のお部屋に入りました。 するとすると、生徒さんがほとんどおりません。 SPH「おいTbT、教室あってるのか?」TbT「休み明けの一限だからな。 ま、もうちっとしたらぽつぽつ来るし、授業はじめりゃそれなりになるって」SPH「そうか、そんなもんか。 なら、始めるか!」などと会話をしつつ、素直に納得し、講義を始めました。 さぁ頑張りましょう!土橋くんには写真をしっかり撮るように、和田ちゃんには質問が何にもなかったときにもっともらしい質問をするように、と事前にミッションをオーダーし、いざスタートです!で、講義の内容は最初に政治とは何ぞや、について簡単に触れ、次に情報と政治の関係を北朝鮮政府の情報操作や戦前の日本政府の大本営発表になぞらえてその重要性を話しました。 そして情報化が政治の可能性を大いに広げること、特にインターネットを活用したマスコミを媒介しない情報伝達や電子投票実現後の民主主義の形についても話しました。 ただね〜、こう書くとすごくまともに思えるんだけど、土橋くんの作ったスライドにわけわかんないことが書かれていたり、スライドのストーリー展開が講義している自分自身で全くわかっていなくて頭の中でうろたえてみたり、なかなか大変だったのです。 講義後に土橋くんから、「全然スライドと話がかみ合っていなかったです。 。 」と厳しい指摘を受けてしまい、「おめーのスライドがわけわかんねーからいけないんだよ!」と逆ギレしたら、「僕がやったらもっとびたっとやりましたよ!」などと言われる始末。 こいつも偉くな1 |
1月17日:6499:遠山清彦(参議院議員)デイリーメッセージ0117 2003年1月17日デイリーメッセージ ■武田信玄の隠れ金山:湯之奥金山資料館 みなさん、こんにちは。 というか、大変にご無沙汰しております。 今年は、なかなかデイリーメッセージを書くのに苦闘しそうです。 今年は年始から出張三昧、山梨・沖縄をあくせくと往復し、今週末は宮崎(私が議員になる直前住んでいたところなので、楽しみです!)、来週末は愛知・三重と、目まぐるしい生活になっています。 原因は、統一地方選挙、衆院選挙、参院選挙という3大選挙を前に、党の青年局長・宣伝局長の大任をおおせつかり、その関係で昨年とは比較にならないほど仕事が増えたからです。 でも、グチは言いません。 若い議員として全力で戦わせていただきます。 国会の方も、来週月曜日(20日)から開会です。 今国会は冒頭に補正予算を処理し、その後平成15年度(今年4月から執行の)予算案を3月末までに決めなければなりません。 そしてその後は4月の統一地方選挙一色になります(聞くところによると、国会もやや休戦状態になるとか)。 予算案については、若干の修正はありえますが、私の予想では野党もそんなに邪魔をすることなく3月末までに成立すると思います。 こんなに景気の悪い時に予算執行の切れ目を作ってしまえば、国民からの批判は不可避です。 衆院解散についての話がかまびすしい昨今ですが、4月までに解散される可能性はかなり少ないと思います。 ありえるとすれば、3月決算を前に日本経済が極端に落ち込むという見込みが出た場合で、小泉総理が変人キャラをフル活用して、経済悪化による支持率ダウン前の総選挙を打った時です。 ただ、2月や3月に総選挙になれば、地方選への影響は大きいし、一般市民からみれば受験シーズンにやかましい選挙戦をやるということで顰蹙(ひんしゅく)をかうのは明白です。 よっぽど○○でない限り、総理はそんなことはしないと信じます(○○=鈍感、一応注つけときます)。 そうなると、総選挙の時期は6月から9月の間になりますが、まあ、順当にいけば9月でしょう。 通常国会を100日程度延長して、そのおしりの9月あたり、自民党の総裁選挙(小泉総理は再選されたい、多分)前に、総選挙を打つのが自然の流れです。 ま、政界は一寸先は闇、とよく言われますから、そうならないかもしれませんが、そんなこと言ったらきりがないので、秋頃と信じて私は自分の仕事に熱中することにしています。 さて、このデイリーメッセージに書きたい話題はたまっているのですが、今日は約束もあって、先日山梨に行ったさいにうかがった山梨県下部町にある「湯之奥金山資料館」のことを書かせていただきます。 この資料館は山梨県と静岡県境の温泉町・下部町にあります。 この町の温泉は武田信玄公の「かくれ湯」の1つだったそうで、信玄は戦争で傷ついた部下をこういうかくれ湯で治療させたとのこと(大きな城を築かず、「人が城なんだ」という信念を持っていたという信玄の人柄が偲ばれる話ですね)。 この下部町に毛無山という山があり、そこには3つの隠れ金山があります。 私を案内してくれた資料館館長の谷口一夫さんの説明によると、この金山は地元の人々には伝承として知られてきたのですが、学術的に証明されたのは平成になってからとのことでした。 平成元年から3年かけて実施された総合学術調査の後、平成9年に資料館が開館したのですが、この館内が大P |
1月17日:7906:NO-TITLE ■チャコとの生活(チャコは強運の犬!?) 2003年1月17日 犬を飼い始めて悩むのは旅行に行くときです。 車で走り回る旅行なら連れて行けばいいのですが、例えば日本に帰国旅行する時とか、犬禁止のホテルに滞在する旅行の場合犬は預けることになってしまいます。 アメリカの場合ヨーロッパに比べて宿泊施設での犬の受け入れがよくありません。 モーターインみたいな所はまずOKですが、やはりちゃんとしたホテルとなると犬連れ込みOKのところは少ないのが現実でした。 そういう事情もあり、チャコの預け先には頭を悩ませました。 一番お気軽なのは近所の獣医さんの所。 でも、そこではほとんどケージの中で過ごさなくてはいけないので、まだ子犬で動きたい盛りのチャコを預けるのは胸が痛みました。 そこで、いろいろと犬のホテルの下見を始めました。 まず、電話帳で探して地図で確認。 そして車で下見に行くのですが、行ってみたらスラム街の真ん中で青くなって帰ってきたこともありました…。 そんな時、主人が会社の犬好きの現地スタッフの方に相談したらいいところがあると紹介してくれました。 その名も“DogParadise”我が家からは北西の位置にあるノースリッジというところにあり、少々遠いのが難点でしたが、下見に行ったら施設が清潔で犬のお泊りスペースが広く、運動の時間もあり近所の獣医さんのところがビジネスホテルなら、そこはさしずめ高級ホテルのスイートという雰囲気。 ちなみに値段もダブルでしたが長い旅行になる場合は少しでも心地よくお留守番して欲しいという親心でそこをチャコの常宿として決定し、早速、日本への一時帰国の時に利用しました。 そしてチャコが我が家へ着て7ヶ月になった1994年の1月16,17日とLAから200キロほど東へ行ったリゾートへ遊びに行くことになりました。 でも、そこのホテルは犬禁止。 それでは常宿へと思ったのですが、一泊だから迎えに行くのが簡単なビジネスホテルつまり獣医さんの所にしましょうと獣医さんに電話をしたらラッキーにも空きがありました(結構このビジネスホテルは混んでいるのです)。 ということで今回は近所に預けて出かけたのですが、これがチャコの運命の分かれ道でした。 そして次の日の17日の早朝、ノースリッジ地震が発生。 なんとチャコの常宿のある町が震源地だったのです。 でも私たちは地震のことはまったく知らず、のんきに17日の朝は夫婦でゴルフ、午後は家族でミニゴルフに熱中していました。 実を言うと私は早朝この地震を感じて目を覚ましてはいました。 大きくないけど鋭い揺れでした。 それがまさかLAで起きていたなんて想像もしませんでした。 帰り道、車が妙に少なくておかしいねと話しながらもカーラジオもつけずチューブのテープを聞きながら帰宅。 家の中は額が床に落ちており“あれ?”と思ったけど、それよりもびっくりは留守電が8件も入っているではないですか。 ほとんどが日本からの国際電話で無事を確認する内容で???と思ってテレビを付けたら、地震の被害状況を伝えており、それもLAのノースリッジの近辺。 多くの家屋が破損して被害が広がっており、高速道路も何箇所か崩れ落ちてしまい、一部の地域の被害は大変大きいものでした。 幸いにも私たちの住んでいる地域は揺れたけど、ほとんど被害はありませんでした。 そしてビジネケ |