2月8日  参議:京都3区:民主党:松井孝治(評価:22点)の新着リンク 


2月8日:4516:京都からこの国をかえる第72幕

●京都から、この国のかたちを変える。


第72号2003.02.07メルマガ目次へホーム
子供や孫の世代を第一に「チレドレンファースト」予算
いよいよ本予算の審議が始まりました。

昨日は菅さん、前原さん。

本日は枝野さん、原口さんと続々と同志の論客が登場です。

われわれは、批判のための批判はしないという前提で、民主党版15年度予算案を編成して小泉さんをはじめ政府側に議論を挑んでいます

われわれの予算案は、http://www.dpj.or.jp/news/200302/20030205_05yosan.htmlでご覧下さい。

詳しい資料は明日にもアップされる予定です。

衆議院予算委員会のインターネット中継はURLhttp://www.shugiintv.go.jp/top.cfmをご覧下さい。

わかりにくいということで言葉は変えていますが、一言でいえば「チレドレンファースト」予算子供や孫の世代を第一に置いた予算です。

税制など歳入構造の改革や現行の赤字体質を明日から変えるわけにいきませんのでとりあえず今年度の歳入や赤字国債発行額を前提に、税金の使い道は少なくともこれだけ変えられるという提案をさせていただいています。

今回の予算再編成には部分的にしか入っていませんが、ひとつ提案があります。

公共事業改革に加えて、公務改革とでもいうべきものです。

最近、京都市や長野県や鳥取県など多くの自治体で地方公務員の給与の見直しが行われています。

ところが国家公務員の場合まだまだ、人件費のスリム化は遅れています。

現行の労働権の補償機関として人事院が給与勧告する制度の下では困難ですが、国家公務員でも労働権を付与し、労使間で給与交渉を行うことによって人件費を削減し、それを財源に、広い意味での公務サービスを、幅広い国民で分担してはいかがでしょう。

(私はこれをパブリックワークシェアリングと呼んでいます)仮に、国家公務員人件費(約10兆円)の一割をカットすれば1兆円の財源が浮きます。

その財源で、○消費者の視点で食品安全をチェックする食品Gメン、○水質や大気、土壌など環境のモニター、○里山などで森林間伐などを行い「緑のダム」を整備する森林整備員、など、一般の方々を非常勤国家公務員として採用するわけです。


(なお現状でも、中央官庁では沢山の若いお嬢さん方を非常勤国家公務員として雇用し、秘書的な仕事などを担っていただいておりますので制度的には全く可能です)こうした分野で、給与は安くても、喜んで働いていただける国民の皆さんは沢山いらっしゃいます。

いろんな方々とお話しましたら、パートタイム的な勤務形態で、週4,5日、一日6,7時間、こうしたやりがいのある分野でまじめに働いて、もし年間200万円程度の給与がもらえればとってもやりがいがあるという意見の方々が大変多くいらっしゃるようでした。

しかも、こうした分野は現在の国家公務員の行政サービスが極めて不十分な分野なのですから、国民にとっては同じ税金で行政サービスが大幅に向上することになります。

仮に年間人件費200万円として、国家公務員の給与の一割カットで得られた一兆円の財源で、50万人の雇用が創出できることになります。

国家公務員の方々には、給与の引き下げという痛みを分担していただくことになりますが、これは、多くの地方自治体ではすでに実施済みの話ですし、雇用を創出し、行政サービスが向上し、財政負担は増えないという、国民全体としては大変メリットのある政策提案です。




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2月7日  参議:東京:民主党:鈴木かん氏(未評価)の新着リンク 


2月7日:9559:suzukan.net


第二十弾スーパー秘書コラム完結編!
はい、長らくご愛顧いただいて参りましたこのスーパー秘書コラムですが、さしあたり今号を「完結編」ということで書かせていただきます。

別に何か変な理由があるわけでもありませんが、まぁ言ってみれば、「渡る世間は鬼ばかり」のドラマが半年か一年でとりあえずの区切りを迎えて、そしてまた好評であったり、新たな展開がありそうな感じだったら続編もありますよ、という程度での「完結編」とご理解ください♪そもそもこのコラムは、一般常識とは遠く感じられる政治の世界を、一般有権者の方々にとって何らかの形で身近な、常軌を逸していないものであるということを伝えたくてスタートしました。

そのために、常に真剣でまじめで堅苦しくなくてはいけないはず?の政治の世界をちょっと崩して書いたため、「ふざけすぎ」とか「大丈夫?」とかいった指摘を受けたことも何度かありました。

そんな中でも、多くの方々からは「結構、人間味あるのね♪」とか「次はいつ出るの?」とか、好意的なメッセージをいただき、感謝感激してきたとともにこのコラムの成果もそれなりに出たのだなぁと、自負して来たところです。

私は、鈴木寛と出会い、鈴木寛が当選したことによって、永田町に戻ってくる決心をしました。

この決断に関して複数の方から、前職(N総合研究所)の方が何となくまともな響きだし、鈴木さんの任期が切れて職がなくなるということもないし、安定してそうで会社にいることによるフリンジ・ベネフィットもそれなりにあるし、オフィス環境は格段にいいし、人前でビラをまいたり演説会にかり出されたりと言った肉体労働もあんまりないし、戻って来ないほうがよかったのではないの?と聞かれることがあります。

そりゃそうかもしれません。

でもね、人間、見栄えや聞こえなんかよりも、大切なものってあるんだよね。

青臭いといわれようが、偽善者と言われようが、なんと言われようが、やはり政治の世界には他にはない魅力があり、溢れるパワーを注ぎ込むだけの価値があると、少なくとも私は信じています。

二十年後か三十年後には、小学生アンケートの「将来なりたい職業」で、プロ野球選手なんかと並んで、「政治家」がトップあたりにランクされていたら、本当に嬉しいことだなと思います。

そして、もし仮にそのことが現実になったのであれば、この国は間違いなく、よい国になっていると断言できます。

今後もがんばります。

まぁ、見ていてください。

それと、長い間、この不定期のコラムを待ち望んでメッセージを送ってくれた皆様、そしてお楽しみを頂いていた多くの皆様、本当にありがとうございました。

それでは、また。

(完)参議院議員鈴木寛政策担当秘書石井登志郎
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2月1日:12504:suzukan.net


◆文教科学政策実現に奮闘!
私スズカンが、ライフワークとして取り組んでいます文教科学政策ですが、その取り組みと成果についてご報告したいと思います。

昨年二〇〇二年は、前半はサッカー・ワールドカップ。

後半は小柴先生、田中さんのノーベル賞ダブル受賞に世の中が沸き返りました。

今や、日本社会や日本人を明るく、元気にしてくれるのは、芸術文化・スポーツ・学術になってきていますし、個人の生活を見ても、その人生の豊かさを、モノや収入で実感することはこれから難しくなっていくでしょうから、個人の生活の文化度をいかにあげていくかが、人生の充実にも直結していくことになると思います。

そうした中で、我が国の文教科学政策に日々携わらせていただいていることは、大変にありがたいことだと感謝しております。

昨年一年間を通じ、文教科学関係の質疑の延べ時間がもっとも多かったということもあり、おかげさまで、文部科学省や各党の文教関係者からも一目おかれる存在になることができました。

まず、高等教育ですが、私が公約として掲げておりました希望者全員奨学金問題ですが、私が議員になる前の二〇〇〇年度は給付対象者が六九万人でしたが、二〇〇三年度は八六万人に増員されました。

折に触れこの問題の重要さを強調し続けてきた結果だと自負しております。

この問題は、これからも一生懸命取り組んでいきます。

大学改革は、今、相当進展しつつあります。

日本の大学は、IMD(スイス国際経営開発研究所)の調査で、いつも調査対象国中最下位に近い評価でした。

二一世紀は知の時代になりますが、その中心的役割を担う大学の日本におけるこの残念な状況をなんとか変えなければ、日本の未来はないという思いで、この問題に取り組んできました。

今、文教政策関係の国会議員の中で大学の教壇に立っていた経験があるのは、私と元東大総長の有馬先生くらいですので、そうした意味からも、私の役割の重要さをひしひしと感じながら改革に取り組んでいます。

民主党の大学改革プロジェクトチームの事務局長として、この一年、文教科学委員会での大学問題集中審議をはじめとして、文部科学省と頻繁にコミュニケーションをしながら、学校教育法の改正にこぎつけました。

学校教育法の改正の中で、まず、専門職大学院制度というものを発足させました。

今まで大学院というのは、主として研究者を養成するための機関でしたが、今後は、法律・ビジネス・医療福祉管理などの分野をはじめとする高度専門職業人の教育を行なうことを目的とした大学院が作れるようになりました。

この制度を活用して、まずは、ロースクールがこの数年で、多数開設されます。

また、通産省及び慶応大学助教授時代から、強い問題意識をもっていました「学部学科の再編の自由化」もかなり進展しました。

すなわち、今までは、学部・学科を新設・改組しようと思うと、文部科学省の許可をとるために膨大な時間と手間を要しましたし、一旦許可をもらうと、最低四年間カリキュラムを変更できないといった問題などもありました。

今回の学校教育法改正で許可制から届出制に変更になりましたので、これからは大学の判断で、よりよい学部・学科を組織できることになり、これからの社会に必要な人材の育成がより柔軟に各大学ともできるようになります。

さらに、二〇〇三年の通常国会で、国立大学法人法が審議されることになりますので、P


2月1日:14539:suzukan.net


◆日本の進むべき道〜経済を如何に立て直すか〜
『日本の進むべき道』について、経済産業構造改革の視点から、私の持論の一旦を、述べてみたいと思います。

小泉内閣の構造改革の失敗は、「何を」構造改革するのかがないことにあります。

そのために、今日、構造改革イコール不良債権の処理だというような話になっていますが、私はの考える構造改革の目的語は、1つには「産業」構造の改革、2つにはそれを実現するための「予算」構造の改革です。

経済産業構造の改革のための予算構造の転換を見る上で、私が重要だと思っている指標の1つは、例えば公共事業関連予算と高等教育・研究開発関連予算の比率です。

日本の場合、この比率がいまだに六〜七対一であるのに対し、アメリカ、フランスは一対一、イギリスやドイツは〇.七〜〇.八対一という割合です。

私は、日本の社会を産業社会から情報社会へ変えていくためには、こうした予算の使い方を抜本的に変えていかねばならないと思っています。

通産省時代、私は、先輩・同僚と一緒になって、懸命に、この問題に取り組みました。

しかし、結局、自民党政権下では予算構造転換は不可能だとあきらめ、私は一九九九年に霞ヶ関を去りました。

その後、小泉政権が生まれるのですが、今なお、省庁別の予算比率はほとんど変わっていません。

さらに、昨年末論議を呼んだ道路公団改革も、抜本的な改革とは到底言えません。

さらに言うなら、来年度予算でも六兆円を道路で使い、その五%=二五〇〇〜三〇〇〇億円が与党に政治献金で入ってくるという、予算配分と政治献金の構造を、自民党政権下で転換することは絶対に不可能です。

自民党は、常に、自らに入ってくる政治献金が増えるか増えないか、いかに、その目減りを食い止められるかという観点だけで、予算を決定しているのですから、ここが民主党との最大の違いです。

現在は五.五%と戦後最大の失業率を記録しているのみならず、新しく無業者というカテゴリーに分類される人たちが六〇万人いるとされています。

さらに深刻なことは、一五〜二四歳の若年労働者層の失業率が九%弱に達していることです。

これに無業者を足すと若年労働者失業率は一割を超えてしまい、全体の失業率も六.三%ほどになってしまいます。

私は、製造業は付加価値を創造する産業として、今でもなお有効な産業だと思います。

税金をたくさん払っていただけるよう、どんどん儲けていただきたいと思います。

しかし、雇用を作り出していく産業としては厳しいものがあります。

これは一九八五年、あるいは一九九二年に考えればわかることでした。

一九九〇年の製造業雇用一五〇〇万人に対し、二〇〇一年の雇用は一二八〇万人であり、この二二〇万人の雇用減を何で補っていくかを真剣に考えるべきだったのです。

ヨーロッパやアメリカは大変な生みの苦しみを味わいながら、基本的には通信を含めたサービス産業が、それを吸収していきました。

すなわち、経済のサービス化・ソフト化、知的経済化の推進によって産業構造を変えていく戦略をとり、それが情報社会としてのテイクオフをもたらすこととなったのです。

アメリカではこの間、日本などからの厳しい追い上げの中で、製造業の一四〇〇万人の雇用減を一六〇〇万人のITを含むサービス産業の雇用増で補っていったわけです。

ところが、日本では、逆に一九九〇年の建設輝








2月4日  参議:岡山:民主党:江田五月(評価:85点)の新着リンク 




2月3日:9784:野党結集準備委員会報告2003/01/31

2003年1月31日戻る/民主党文書目次
政権交代を実現するために野党結集準備委員会報告
1.政治の現状と自公保政権の限界日本経済の低迷は深刻の度合いを深め、戦後築いてきた蓄積を消滅させ、さらに後世代への多大な負の遺産を積み増している。

長期不況は出口も見えないまま、社会の荒廃自信の喪失、未来への希望を失わせ、かってない閉塞感をもたらしている。

この責任は、長年政権を担ってきた自民党的政治、とくにこの10年の政治にある。

政権維持を目的化し、旧来の利権の擁護と一部の組織や業界の利益に目をむけたままで本格的な構造改革が出来なかった自公保政権の罪は極めて大きい。

「構造改革」を掲げて登場したはずの小泉政権に対する国民の失望感もいよいよ高まっている。

この政権は、政官業癒着の構造を断ち切ることに腰が引けているだけではなく、日本経済と国民生活を破壊しようとしている。

これ以上こうした政権を放置することは、政権交代をめざす野党、とりわけ民主党の怠慢であるとの誹りも免れないであろう。

先の大会においてわが党が掲げたように、当面する政治課題である日本経済の再生と雇用の創出のためにも、われわれには一刻も早く自民党政治を終焉させ、民主党主軸の新しい政権を実現する責任がある。

そして、経済を建て直し、安心の日本を作り出し、この国の外交政策を確立する必要がある。

われわれは決して自己保身に走ることなく、政権交代のための、あらゆる手段を尽くして前進すべき時を迎えている。

2.民主党の責任と課題小泉内閣の失政と混迷が明らかになっているにもかかわらず、政権交代の気運が高まることもなく、利権政治の継続と政権の安住を許している。

その責任は野党第1党である民主党にあることを深刻に理解し反省しなければならない。

昨年の代表選挙以来、民主党の支持率が下がり、国民の民主党離れを引き起こしたのは、政権交代への可能性を後退させ、国民の選択肢を小さくしてしまったことに最大の要因がある。

民主党はこの点を謙虚に反省し、政権を担える中心政党に大きく局面を開くことが重要である。

国民の不満をきちんと受け止め、内向きだけでなく、広く国民の期待に応える行動や政策を展開することが必要である。

しかし、最近の世論調査によれば、現在の民主党の政党支持率は急減し、前回総選挙時の20%水準を大きく下回っており、政権交代どころか、このまま総選挙を迎えたら、わが党自身の現有勢力を維持することも困難であることを示している。

昨年の通常国会終了時(2002年7月) の予測では、わが党は統一補欠選挙での大幅な前進も不可能ではなかったとされていた。

にもかかわらず、代表選挙でのイメージダウンなどもあって、いまや政権交代のリアリティを失ってしまったと見られている。

もはや、党大会で掲げた「政権交代で日本を変える」とのスローガンをいくら声高に訴えても、国民は現状のままでの民主党には大きな期待を寄せないであろう。

3.政権交代と野党結集について政権交代を目指さないとするなら、野党の存在価値はない。

野党はそれぞれが存在感を示すために独自性、違いをことさら際立たせようとする傾向があるが、数の少ない野党がバラバラでは政権与党を利するだけである。

国民は強く、信頼できる、自公保政権に代わる野党の出現を待っている。

野党はそれぞれの立党の理念・政策を持ちつつも、非常・緊急事態をP








2月2日  参議:神奈川:民主党:ツルネン マルテイ(評価:38点)の新着リンク 


2月2日:11261:タイ国訪問報告Vol.03

(2003年1月9日〜1月16日)Vol.03
1月13日
タイ5日目の朝はコラートから200キロ離れたサケオ県へ移動するため午前7時半の出発となった。

パトカーの先導に続いて救世教サラブリ視察団、我々の車合わせて4台が連なりサイレンを鳴らしながら走った。

途中タイシルク製品の土産店に立ち寄るも、ソムチャイ県知事との約束の10時前に無事到着。

県行政の自然農法への取組み現状が知事本人によって詳しく説明された。

タイでは20年前ごろから化学肥料の導入が始まったが、近年その薬害を懸念した農務大臣が国の政策に有機農業の奨励を呼びかけた。

幸いにもサケオ県ではそれに先がけ、サラブリの自然農法普及センターとの交流があったため、鶏糞などとEMぼかしを利用した野菜作りに取組んでいた。

現在県民人口は53万人で、その内の83%が農業従事者である。

政府の奨励を受けて将来は「足るを知る農法自給自足農法」を広げるために、"有機農法学校"を地域のセンターとして進めていきたいと意欲的だ。

今は有機農産物が県内農産物の25%を占め、アスパラ、パッションフルーツ、豆、幼トウモロコシ、唐辛子の5品目の有機野菜がすでに企業から買取契約されている。

これらに関連する農業体験は、小学校でも必須科目となっており、ぼかし作りや生ごみの堆肥化を教科で実践している学校が多い。

ちなみにタイでは、農地作りも田畑の周囲の環境作りと平行させるために、森林局が担当しているとのこと。

農業国の意欲的な取組みに大変考えさせられた。

知事から説明を受けた後、知事公邸での昼食会に招かれブーゲンビリアやランの花、椰子、タマリンなどの南国の木々の下に耕された菜園を見ながら、鳥のさえずる庭でつつましやかだが美味しい食事をいただくことができた。

知事の毎日の食卓の野菜は自家菜園のもので間に合っているとのことである。

午後にはタイの伝統医療、すなわち、タイ風ヨーガ、ハーブや薬草を利用した漢方処方と食事療法、マッサージ療法、サウナなどを応用したワンナムイエン病院を見学。

その後には自然農法による牧場と最新設備の牛乳製品工場、自然農法アスパラ工場を見学。

記:ツルネン幸子
コラート県から南へ約250km、サケオ県へ移動。

10時から県庁にソムチャイ県知事を表敬訪問。

約1時間サケオ県における自然農法についてレクチャーを受けた。

人口約53万人の83%が農業に従事している。

県内の農産物のうち約25%が有機農法によるものだそうだ。

これはタイ国内でも高い数字である。

県内の小中高等学校すべてで有機農法を教えている。

(カリキュラムの中に「自然農法」が入っている)現在抱えている問題は、有機農法による野菜果物などを専門に販売するところがない(有機農産物とそうでない物が一緒に販売されている)ことであるが、県のプロジェクトとして、有機農産物しか購入、販売しない企業と協力し、その企業と農家が契約し、自然農法を推進していく計画である。

昼食は県知事公邸で行ったが、知事自ら庭で有機野菜を作っており、その野菜がテーブルの上に並んだ。

午後からは、ハーブ(敷地内でも作っている)を中心とした漢方薬(の様なもの)、マッサージ等による医療を積極的に取り入れている公立の病院、乳牛25,000頭保有し1日100トン生産、県内のすべての学校に搬入している牛乳工場(無農薬、EMによる水処理)、村全体2P


2月2日:9973:タイ国訪問報告Vol.02

(2003年1月9日〜1月16日)Vol.02
1月11日
朝から素晴らしい出会いが二つもあった。

ひとつは東ティモールでタイ軍隊の指導にあたったピシェット大佐との会談。

大佐がサラブリにある世界救世救の自然農業研修センターでEMと出会い、後その農法を東ティモールの農民たちにタイの兵隊と共に教えたのだ。

自然の力であるEMは軍隊にとっても武器に勝る威力を発揮した。

この試みは画期的なことなので後ほどホームページで詳しく紹介したい。

もう一つの出会いは、世界救世教の社会奉仕活動の大きな柱である、EM自然農法の普及にこのタイで30年前から手がけてこられた湧上先生への表敬訪問であった。

無償奉仕で農業学校の建設にとりかかるも、日本からのスパイ呼ばわりなどと迫害を受けた、地上天国建設の意志固く地道な活動を続け、近年はタイの王室や自治体と一緒にになってタイ国の自然農法先駆の働きをされてきた。

7年程前に共に歩んできた奥様を亡くされ、病気がちでおられたがこのところ随分回復され、今は息子さんがこの活動を立派に引き継いでおられる。

長年の苦労と偉業を成し遂げられた柔和さに満ちたご老顔であった。

コラート県へ移動する途中に昼食と視察に立ち止った観光農園センターが、まさにEMの力強さを立証してくれた。

農園のオーナーが1年前にEMと出会い、それから自分の経営するレストランの残渣物をEM処理し、腐葉土やぼかし処理したヤシの実などでタイの粘土質土を改良して、「スーパーマーケット植物園」の100万本の花木を育て、来客者とともに植物や自然食からの癒しを分かち合っている。

さらに園で使われている水も、EMの簡易浄化装置により無駄なくリサイクルされており、そこら中にEMの蘇生力が蒔かれているという印象深いエコツーリズムとなった。

夜はスントン県知事との夕食会。

タイの習慣はそのような場では必ずプレゼント交換をする。

知事からはタイ絹のシャツを。

私たちからは漆器時計。

会話は英語、日本語、通訳付きのタイ語でおこなわれた。

記:ツルネンマルテイ・幸子
9:30からタイ軍隊・ピーチェット大佐と会談。

昨日の日刊ツルネンで報告した軍隊の取り組みを直接聞いた。

タイ国内での自然農法の推進、EM活用の推進のほか、隣国ラオスや、独立前の東ティモールには国連の要請のもと、大佐が隊長となって派遣され指導した。

帰国後は、多くの人がEMを求めて各国から大佐の元へ訪れた。

また、国連からは、大佐に自然農法・EMについての講義の依頼がきている。

大佐からツルネンに、「タイではまだEMを理解している国会議員がいない。

民主党国際局長であるツルネンさんに力を貸してほしい」との要望があり、ツルネンも快諾した。

10:30から自然農法環境センターを視察。

広大な土地に、農業高校、研修センター、宿泊施設、ボカシ工場、生ごみ処理工場、種々の野菜果物畑、養豚場、養鶏場などがあり、毎日1,000人単位で見学に訪れている。

昨日は農業祭ということで1,600人が訪れた。

その中に、ピーチェット大佐が推進する「足るを知る農法」のモデルがある。

「足るを知る農法」とは、最低限、自給自足に必要なものだけ作る。

それには、約1,600m2あればいい。

そこに畑と池を作り、野菜と魚を養殖する。

その水の循環にEMを活用し、土地改良にもな1









2月9日  参議:比例:第二院クラブ:佐藤道夫(評価:22点)の新着リンク 


2月9日:5249:佐藤道夫ホームページ::www.satomichio.gr.jp


───伊藤先生は、修習生時代に法律家としてのポリシーを佐藤議員から学ばれたようですが、すが、お二人が考える「法律家像」はどのようなものでしょうか?
●伊藤
法律家というのは、法律技術を駆使して依頼者の利益を図っていくだけでなく、正義というような目に見えない価値を実現していくことも必要だと思います。

特に刑事事件においては、被告人も人間でありそれを理解すること、必死に当事者の立場に立って考えていこうとする姿勢が法律家にとってとても大切だと思います。


●佐藤
型にはまらない色々な考え方をし、色々な行動をするということが法律家にとって大事なことではないかと思うんです。

私の敬愛する先輩の検事の方が、「私は地動説は信じません。

天動説です」ということをよくおっしゃっていました。

地球が太陽の周りを回っているというのはみなが信じて疑いません。

しかし彼は、「我々は太陽が東から昇り西に落ちていくのをこの目で見ている。

しかし、誰も地球が太陽の周りを回っているのを見たことはないだろう」と言うんですね。

「法律家は自分の目で見た証拠以外のものを信じてはいけない」ということを言いたかったんですが、私はなるほどなあと思いました。

人が右だ、右だといっているときに、「いやこういう考え方もある」ということを提示していくのも法律家の役割ではないでしょうか。


●伊藤
おっしゃるように法律家というのは、事実に基づいて判断する、筋を通すことが必要だと思います。

つまり多数の意見、社会の評価がどうであろうが、自分の信念を貫き通す気概というものが必要なんですね。


●佐藤
また、かつて石田さんという最高裁長官が、「熱心な国家主義者と共産主義者は法律家にふさわしくない」と発言して大問題になりました。

しかし、彼がいわんとしたところは、「特定の主義主張で頭が固まってしまうとすべてそれを絶対視してしまうが、それは法律家としては適当ではない」ということだったのでしょう。

オウム真理教の青山弁護士はまさに、宗教にのめりこんでしまった。

もちろん信仰の自由はありますが、オウム真理教の犯罪行為を傍で見たときには法律家として「それは犯罪だから止めなさい」ということをいうべきでした。

それができずに、オウム真理教は暴走してしまい、彼自身も逮捕されてしまった。

法律家というのはどんな状況下においても法律という筋道を離れてはいけないのだと思います。


●伊藤
いろいろな考え方や他の人と違う見方をすることが法律家として大切だ、と先程来お話しいただいていますが、私は「人と違っていることはむしろすばらしい!」ということが憲法13条で書かれている「個人の尊重」の理念でもあると思うんです。

人と違った考え方も尊重していこうという気風が社会一般の方にも広まっていくというのがとても大切なことではないでしょうか。

周りの噂に迎合して右往左往するのではなく、自分の考え方を大切にして行動し、きちっと発言すべき時に発言できるというのが大切だろうと思います。

佐藤先生が法律家としてのこういう考え方を国政の場を通じて一般の国民のみなさんに伝えていただくことが、この国を本当の意味での民主国家にしていく上で大切なことではないかなと感じています。

期待しております
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2月6日  参議:比例:自民党:段本 幸男氏(未評価)の新着リンク 


2月6日:4068:段本幸男ホームページ/環境活動リポート/1月31日付


■1月31日■■■■■水が息づく本州最南端の畑台地(南薩畑地灌漑地区を訪問)1月31日に開かれた鹿児島県農業農村建設政治連盟総会に出席した機会を利用して、30年ぶりに南薩畑地灌漑地区を訪れました。

私が農林省に入って間もない頃、南九州調査事務所に勤めていた時以来のことです。

30年前のことゆえ、そんなにも定かに覚えているわけではないのですが、未だ国営の畑地灌漑事業が施工途上にあり、台地は一面でんぷん用の甘藷畑だったように記憶しています。

ただ当時も今と変わらず、青い空と海、そして緑の台地、秀麗な開聞岳ととても美しい景観だったことが蘇ってきます。

それが今回訪れてみると、茶畑、にんじん畑、ねぎ畑、大根畑そしてハウスと、真冬の今も土地が休むことはありません。

そしてその台地には、やはり南九州で暖かいせいでしょうか、たくさんの人が出て野良仕事に余念がありません。

訪れた南薩土地改良区の松崎事務局長は、「水が来たお陰で、やりたい時にやりたい営農が展開出来るようになった」と語ります。

そのお陰で土地がフル活用されるようになった。

「水が来れば農家は勝手にその利用法を考え出すものだ」と言います。

計画ではもっぱら灌漑用水補給となっていたけれど、実際には茶の防霜用水に、幼苗の日焼け止めに、土壌消毒のために等々、みんな農家生活の知恵で考え出した。

なるほど農業というのは経験がベースになる仕事だというのがこれからもよく分かります。

「最近では、ハウスの畝間にもマルチ(ビニール敷き)をしてそこに水を溜め、昼間太陽熱で温水となったものが夜ハウス内を暖めてくれる、節約型のハウス栽培まで始めた」ということです。

水がどんどん営農を変えていっているようです。

「ただ、こうなるまでには施設が完成してから10年以上かかった」。

経験がものをいう農業では、農家が学び取るまでそれなりの時間が必要なようです。

それゆえあまりにも拙速に効果を求めない姿勢も大切だと感じました。

同時に受益農家が、計画や指導に頼るだけでなく、どれだけ自ら知恵を出そうとしているか、それが勝負を決めると言うことを学習すべきだということも強く感じました。

「この土地改良区では、仕事の半分は営農相談ですよ」と松崎さんは言います。

これからの土地改良区はそうあるべきなのだと思います。

悩み事は、計画当時「甘藷畑に水なんて不必要」と事業に反対した人が、水の効用を知って是非水を欲しいといってくること。

公平とは何か、過去のいきさつをどう乗り越えることが地域にとって一番よいことなのか、悩みは大きいと聞きました。

土地改良という地域管理がもつ永遠の課題のようです。

このような農業専業地域でも、これからは都市交流の大切さだといいます。

受益地の中心地頴娃町では「開発営農センター」という組織が3年前から設けられて、Iターン、Uターンの参入希望者に対する短期、長期の研修が実施されているそうです。

日本第二位の農業粗生産額を誇る鹿児島が決して見かけだけでない、本物を目指した着実な歩みを始めている、これからさらに強くなっていく、そんな予感をしました。


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2月7日  参議:比例:公明党:遠山清彦氏(未評価)の新着リンク 


2月7日:10152:遠山清彦(参議院議員)デイリーメッセージ0207

2003年2月7日デイリーメッセージ
イラク情勢について
みなさん、こんにちは。

もうそろそろ春の兆しが現れてもいいころですが、東京は今朝もかなり冷え込んでいました。

体調を崩さないように、お互い注意しましょう。

さて、私は9日(日)からインドへ行きます。

10日・11日とインドのニューデリーで、「テロリズムに関する国際青年会議」が開催されるので、公明党を代表して出席してきます。

インドは、長い間私が訪れたい国のひとつで、今回ようやく念願がかなうのですが、何しろ国会の予定が忙しくたったの2日間しか滞在できないことが、残念です。

会議の内容自体は、プログラムを見る限り興味深く、おそらくアジア各国の青年政治家が集うのでしょうから、人脈作りもしっかりやりたいと思います(それから、インド人に間違われないように努力します。

パキスタンでは、失敗しましたので……。

顔がアーリア人系なんですよね、私)。

1.イラク攻撃は単純ではない本題に入ります。

イラク情勢がいよいよ緊迫の度を高めています。

つい先日は、アメリカのパウエル国務長官が安保理で同国情報機関が収集したと思われる情報を開示し、イラクの国連査察団に対する非協力的態度を批判しました。

傍受したイラク高官の会話記録やスパイ衛星写真などを基に、国務長官自らが詳細に説明を行なったことは非常に異例で、米国の対イラク強硬姿勢が固いことを印象付けました。

すでに日々報道されているように、米国イラク攻撃の準備を着々とすすめており、専門家は2月15日前後には、攻撃準備がほぼ整うと指摘しています。

米国がこの準備に費やしているコストはすでに数千億円にのぼると推測され、「攻撃は不可避になっている」というのが通説になりつつあります。

しかし、イラク攻撃は、そう簡単な話ではないと思います。

米国政府自身も、まだ攻撃を正式決定したわけではありません。

国連を中心とした動向をみても、パウエル長官のプレゼンテーションでイラクの大量破壊兵器所有に関する疑惑は深まったものの、査察は継続し、イラク側に釈明・反駁の最後の機会を与えることをまず優先しています。

査察は2月14日まで継続され、最終日に「追加報告書」が出ることになっていますし、明日8日からは、UNMOVIC(国連監視検証査察委員会)のブリクス委員長とIAEA(国際原子力機関)のエルバラダイ事務局長がバグダッドを再訪します。

これから1週間でイラク国際社会の間に何らかの歩みよりがあれば、攻撃回避の方向に事態が開ける可能性があります。

この状況の中で、今できることは、イラク側に国連査察団への全面的協力を求めることです。

公明党の冬柴幹事長も、昨日駐日イラク臨時代理大使に直接会って、このことを要請しました。

2.「査察継続」という選択肢ただ、イラク側は譲歩の姿勢を示していません。

ブリクス、エルバラダイ両氏のイラク説得も失敗すると、14日の査察団追加報告は、イラクの「重大な国連決議違反」を答申するかもしれません。

こうなると、「イラク攻撃やむなし」の空気が国連安保理メンバー国にも広がり、焦点は武力行使を容認する新しい国連決議を出すか出さないかになってくる可能性が高くなります。

私自身は、この段階で「査察のさらなる延長」を真剣に検討する必要があると思います。

その根拠は、以前核兵器を開発しそれを国連査察の臼











2月4日  参議:群馬:自民党:山本一太氏(未評価)の新着リンク 


2月4日:4216:No.0351「究極のサポーター」2003年2月1日(※)


No.0351「究極のサポーター」2003年2月1日(※)
(※掲載順が前後します)昨年6月。

検査入院した前橋の病院で、予想もしなかった母親の病気が見つかった。

ショックだった。

担当医から細かい説明を受けた後、半分思考停止した状態で東京に戻った。

部屋に入るや否や、妻がパソコンを開き、インターネットで病気の症状や治療法について調べ始めた。

「お母さん、きっと大丈夫よ。

細かい検査の結果にもよるけど、治る可能性はあるんだから」という彼女の言葉を、そのまま心の中で繰り返した。

母の命が救えるなら、自分の寿命を削ってもいいと思った。

入院は長期になるかもしれない。

治療費を捻出するために、最後は政治をあきらめることも覚悟した。

親子なら、そう思うのは当然だろう。

が、父の時代から選挙でずっと苦労をかけてきた母だけに、「いい余生を送らせてあげたい」という特別の思い入れがあった。

結局、母は息子に大した迷惑をかけることもなく、かけ足で逝ってしまった。

どんなに親しい友人でも、私財を投げ打ってまで、ましてや自分自身の家族を犠牲にしてまで手を差し伸べようという人間は(ほとんど)いないと思う。

自分が本当に窮地に陥った時、頼りになるのはやはり血を分けた肉親だろう。

無償の愛情を注いでくれる絶対のサポーター(両親)を失ってしまった。

今年は寂しいお正月になるなあとため息をついていたら、ふと、もうひと組、まだ大切な両親が関西方面にいることに気がついた。

喪中ということもあり、三が日は地元の挨拶回りを控えることにした。

元日の午後、新幹線の切符を取り、妻と京都に向かった。

大阪に住む義理の父と母を招いて、京都で夕食を食べた。

二人とも元気そうだった。

うちの両親の分まで、元気で長生きしてくれるだろう。

午後2時。

高崎市の県議会議員選挙候補者の後援会新年会に出席。

ベテラン県議の後を継いで30代の次男が立候補することになった。

息子のために深々と頭を下げるご両親の様子をみながら、母の姿を思い出した。

無償のサポーターは健在だ。

そうそうたる実力者の揃った選挙区だが、二世批判を吹っ飛ばし、先輩の胸を借りるつもりで正々堂々と戦い、見事に栄冠を勝ち取ってほしい。

ガンバレ!!夜は東部某町町長後援会の新年会。

短い挨拶の後、太田市へ。

一昨年の選挙でもお世話になったある会に顔を出す。

侠気に溢れた、気持のいいメンバーばかり。

前回の選挙で太田市の得票が急増したのは、こうした人々が支えてくれたからだ。

マルチメディアがこれほど発達した世の中にあっても、選挙の一票を生み出すのは、やはり候補者と有権者の直接のコミュニケーションだ。

体力的にはしんどいが、地元の人と会うのは楽しい。

何度も言ってきたセリフだが、自ら選挙民に接しようという努力を怠り、「偉い人」に頼って選挙を乗り切ろうなどと考えている政治家には、厳しい洗礼が待っている。

山本一太YAMAMOTOIchita
参議院議員山本一太
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2月1日:3800:No.0348「たまには参院改革」2003年1月31日


No.0348「たまには参院改革」2003年1月31日
午前中。

久々に農林部会貿易対策スタディー・グループの会合に顔を出した。

消費者団体の代表を招き、WTO農業交渉についての意見交換を行う。

それにしても、座長の中川昭一元農林大臣の落ち着いた雰囲気がいい。

いよいよニューリーダーとしての風格が備わってきた感じだ。

昼は米国大使館の政治部副部長と会食した。

ジョージタウン大学時代の友人。

外務政務次官時代にワシントンで会って以来、三年ぶりの再会だった。

イラク問題や北朝鮮情勢、小泉改革や政局について意見を言いあった。

午後2時30分から参議院本会議。

小泉総理大臣の施政方針演説を含む四つのスピーチを聞いた。

数時間前に衆議院で行われた演説と一言一句、変わらない中身だった。

小泉首相が「施政方針は、衆参合同で一回にしたらどうか」と提案した気持ちが良く分かる。

なんという不合理で愚かしい慣行だろう。

一本化に反対だって?さすがは「停滞の府」としか言いようがない。

それでも、今日は参議院にとって記念すべき日?になった。

本会議前に行われた参院自民党の議員総会で、青木幹事長から「決算委員会の改革」が正式発表されたからだ。

参議院ではずっと以前から、参院の独自性を高めるための「決算重視」が叫ばれていた。

ところが、決算委員会は国会の会期外に開催されるのが通例。

審議の内容も、ほとんど注目されることがなかった。

今国会から、その「忘れられた決算委員会」が会期内に行われることになった。

しかも基本質疑の行われる初日だけは、NHKのTV中継まで入るらしい。

官房副長官と外務政務次官という二つの参議院ポストを政府から奪い取った村上元参院幹事長の力も凄かったが、決算委員会を会期内に持ってきた青木幹事長の実力も大したものだ。

参議院議員になって7年。

初めて意味のある参院改革を目撃した。

ただし、新しい決算委員会の審議には、予算委員会の質疑とは違う特徴が必要だ。

そうでなければ、予算委員会の二番煎じという批判を免れない。

メジャー・デビューを果たした決算委員会の健闘に期待したい。

夕方。

「対北朝鮮外交カードを作る会」で検討中の議員立法について、国土交通省、参院法制局とそれぞれ議論を交わす。

ううむ。

四年前から個人的に暖めていた外為法改正案はともかくとして、船舶の入港を制限、又は拒否する新法の方は、なかなか一筋縄ではいきそうもない。


参議院議員山本一太
※無断転載禁止
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2月6日  参議:比例:公明党:渡辺 孝男氏(未評価)の新着リンク 


2月6日:9923:渡辺孝男hp


WATANABETAKAOKARTE2003年2月6日
明日の農林水産業を拓く研究、技術新しい研究成果や技術革新は様々な産業に新たな発展をもたらす。

農業水産の分野も同様である。

明日の農林水産業を拓く研究や技術開発がどのように進められているのか、その現状を把握するために1月15日に筑波研究学園都市にある農林研究団地の視察を行った。

最初に訪れたのは独立行政法人「食品総合研究所」で、ここでは遺伝子組み換え農産物の混入率を高精度で測定する方法を開発していた。

これにより消費者は遺伝子組み換え、あるいは非組み換え、または不分別の農産物や食品を自身の意向に応じて選択しやすくなるため、有用な技術と評価されている。

今、世界標準採用めざしてがんばっているとのことであった。

また、細い流路を流れる血液の様子を観察し、血液のサラサラ、ドロドロの度合いを測定することで健康状態をチェックするマイクロチャンネルアレイ技術を世界に先駆けて開発し、注目されているとのことであった。

私も早速検査してもらったが正常で一安心した。

そのほか、農薬使用の有無など農産物がどのように作られたか、ホームページを通じて現場から消費者に情報を送る「青果ネットカタログ」の開発などについても伺った。

次に、「つくばリサーチギャラリー」を見学した。

今後大きな発展が期待されるバイオマスのコーナーでは、稲わらなど植物系バイオマスを効率よくメタノールに変換できる試験プラント「農林グリーン1号」などについての研究成果を伺った。

菜種を栽培してバイオジーゼル燃料を作る運動が注目をあびているように、エネルギーを生み出す農作物を田畑で積極的に作る時代もそう遠くないとの実感を得た。

昼食会では、冷めてもおいしさがあまりそこなわれず、光沢と粘りがある新品種「ミルキークウィーン」のおにぎりや日本麺用の小麦新品種「あやひかり」で作ったうどん、これまでより低い温度で調理できる甘藷の新品種「クイックスウィート」のてんぷら、世界初のサツマイモ(アヤムラサキ)の飲料などを試食試飲させていただいた。

いずれも優れもので今後市場で高い評価がなされるものと思われた。

午後からは独立行政法人「農業環境技術研究所」を訪れ、消費者自然保護団体の関心が高い遺伝子組み換え作物の環境影響評価手法の開発研究の現状などを伺い、組み換え植物隔離圃場も視察した。

食料環境安全性を確保するための研究であり、環境立国日本ではこの分野でも世界をリードする存在でありたい。

次に独立行政法人「生物資源研究所」を視察し、わが国がリードし、昨年末に小泉総理が世界に向けて解読終了宣言を行ったイネゲノム研究や、わが国が世界最大の遺伝資源を保有するカイコを利用した昆虫産業創出研究などについて伺った。

スパイダーマンが人気を博している米国ではクモを用いた研究もなされており、医薬品や新素材などを生産する昆虫工場、生物工場開発の研究も熾烈な国際的な競争の中にあるようだ。

最後に独立行政法人「森林総合研究所」を訪問し、木造住宅の快適性の研究や耐震性の向上などの研究の現状について伺った。

また、地球温暖化防止には森林によるCO2吸収に大きな期待がかけられているが、実際どれくらい吸収しているのかその量を観測データをもとに推計予測するシステムの研究などについても話を伺った。

森林の果たしている多面的な機能の一面を明らかにすることにつなが1





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