ギリシャ神話の本、DVDの紹介,評価,安売り価格

金が少しかかってる（気がする）　評価：

基本的にまったりとしたノリの話が多い本作ですが、今回収録されている2話は、（普段の話と比べて）銃撃シーンが多くて少し派手な感じがしました。
爆発シーンも拝むことができ、いつもよりも予算食ったのかなあ、なんていう無粋なことを考えてしまいました。
ストーリー自体は印象に残る場面が少なかっただけに、余計にその部分が気になりました。

次々と観たくなる魅力ばかり。オススメ　評価：

さまざまなキャラクターやエピソード、 星座などの基になっているギリシャ神話だが、 日本人にとっては馴染みが薄く、普段使っている単語ですら ギリシャ神話に関する用語だと知らない場合も多い。
そういったギリシャ神話についてアニメでわかりやすく解説した番組で これが非常に面白い。
もともとギリシャ神話はその名の通り、数々の「神」が登場する話だが、 だからといって人々の模範となるような聖人ではなく かなり人間臭い性格とエピソードが多発する。
それを大阪弁をしゃべらせたキャラクターで かなりわかりやすく紹介し、ギリシャ神話に非常に親しみを感じさせてくれる。

ツッコミどころ満載で面白い　評価：

ギリシャ神話は面白い。
物語が叙事詩になっているからだ。
叙情的な日本人からすると、『肝心な場所はそこじゃないだろう』と思わず突っ込みを入れたくなるところが山ほどある。
（作中ではナンバーワンキャバ嬢こと岩佐真悠子がこのツッコミを入れる役どころになっている） この作品の面白さは神様が関西弁（関西弁の自然さからみて、声優は関西弁ネイティブだと思われる）、人間が標準語をしゃべることで、神様に妙な生臭さを与えていることにある。
あくまでも神様が主人公で、神様がボケで人間がツッコミのような面白さを演出することに成功している。

かつてなかった、そして今はない、至高の映像作品　評価：

この作品にはハリーハウゼン氏の映画の持つ様な圧倒的な迫力も、近年アメリカでテレビ映画として放映された（DVD化されている）「ヘラクレス」や「アルゴ・ノーツ」の様なCGも有りません。
コッポラ氏の「オデッセイ」やペーターゼン監督の「トロイ」と比べても制作費は劣ります。
知名度もそれら全てと比べても低いでしょう。
それでも私は本作品をギリシャ神話を主題にした数有る映像作品の中でも最高にして唯一の評価を冠するに相応しい作品であると断言します。
神話や伝説の持つ悲愴感、無常感の表現、それがこの作品の成した事です。
前シリーズ「ジム・ヘンソンのストーリーテラー」に引き続きそれらの表現がより一層際立っています。

続編を期待して　評価：

・ダイダロスとイカロス・オルペウスとエウリュディケ・ペルセウスとメドゥサ・テセウスとミノタウロス4つの神話をマイケル・ガンボンと一匹の犬が語り部を務めます。
ジム・ヘンソンといえば、セサミ・ストリートやラビリンスで有名なマペット使いの魔術師。
今でならCGを駆使できるところを、マペットに徹底していて、ジム・ヘンソンファンにはたまらない映像になっています。
マイケル・ガンボンは各説話の中に、登場人物と同じ時空に存在するかのようにところどころで語りかけてきますが、その演出方法は的を得ていて、見ていてだれることはありません。
欲をいえばダイダロスのエピソードを除く3話は、星座神話と関わりがあるので、締めくくりとしてそのことを入れて欲しかったか。

発売元のレビュー

ギリシャ神話にまつわるエッチな裏話を紹介したホイチョイ・プロ制作によるTVバラエティのBOX。
現代文化にも影響を与えているギリシャ神話のさまざまなウンチクがユーモラスに語られる。
第1話から最終第13話を収録。
4枚組。