呂伯奢(りょはくしゃ)

 

「わしが天下の人を裏切ることがあっても、人がわしを裏切ることは許さない」

曹操の性格をあらわす有名な言葉です。

吉川三国志では、曹操が呂伯奢の家に泊まり、呂伯奢が酒を買いに出掛ける。その間に家の者が料理のために豚を殺そうとしている会話を、曹操は聞いて自分を殺そうとしている勘違いし、家人を斬殺してしまう。殺してから勘違いだったことを知り、屋敷から逃げる。

曹操は逃げる途中で会った呂伯奢も、もはや申し開きが出来ないから面倒だから殺してしまう。そのときに言った言葉が「わしが天下の人を裏切ることがあっても、人がわしを裏切ることは許さない」

これが蒼天航路では、「呂伯奢は曹操の影の諜報部員になって、表向きは死んだことにした」という話になってます。

 


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