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5月16日:10472:せこゆきこ 小泉『構造改革』ストップ!人間らしく生き、人間らしく働き、人間らしく老いを迎えることのできる政治を! ひまわりレポートインデックスへオフタイムレポートインデックスへ挨拶・寄稿文インデックスへ ■トピックス&新着のお知らせ パンフレット「こんにちは日本共産党です」!--------------------------------------------------------------------------------「国民が主人公」の日本をめざす、本物の改革──私たちの日本改革の方針をぜひ、お読みください。 ●パソコン画面でご覧いただけます。 パンフレット「こんにちは日本共産党です」PDF(キーボードの矢印キーでページをめくるように見ることができます)●どちらもA4サイズの用紙にプリントアウトして、とじればパンフレットになります。 実寸サイズ(B6判)PDF小さいサイズ(A6判)PDFアメリカはファルージャでの無差別攻撃を止めよ!自衛隊はただちに撤退を!◎署名用紙「イラクから自衛隊のすみやかな撤退を」がダウンロードできます。 <PDF版・100KB>→http://www.jcp.or.jp/tokusyu/shomei/2003_09iraq/syo0311.pdf地元、東海での活動に東海ブロック事務所ニュース5月6日号NEW!を乗せました内容●年金大改悪めぐる正念場――民主引き込み「消費税増税」の流れつくるねらい●総選挙の雪辱、参院選で必ず――笠井代理で瀬古前議員が奮闘●ハンセン問題に取り組む宗教者――せこ前議員が三重県に訪問し懇談挨拶・寄稿文に巨悪は裁かれる(愛知民報)(2004.4.3)NEW!を載せましたお便り紹介に太陽の会小堀智恵子さんから「知っていますか?ハンセン病隔離90年の歴史」で出展」NEW!を載せました「ひまわりギャラリー」に滋賀県「琵琶湖の夕陽を追って」NEW!静岡県大井川鉄道の「蒸気機関車」NEW!岐阜県萩原町の「四美のしだれ桜」NEW!を載せました。 私の自信作です。 「オフタイム・レポート」に【鑑賞記】希求座「生きがい〜ピカドン食堂の人々〜」NEW!【鑑賞記】映画「THELASTSAMURAI」【鑑賞記】映画「ミステックリバー」を載せました。 八田ひろ子参院議員のホームページhttp://www.hatta-hiroko.jp/笠井あきら参院比例候補(前参院議員)のホームページhttp://www.kasai-akira.jp/佐々木憲昭衆院議員のホームページhttp://www.sasaki-kensho.jp/ ライフワークとして取り組んでいるハンセン病問題。 国土交通委員としての活動をはじめ、団地マンション問題など、多彩な分野での政策と実績をまとめました。 快適・安心のマンションライフ−日本共産党の提案と活動 地元である東海地方での活動を分野別にまとめてあります。 国会での質問や発言のリストを掲載。 国会図書館の議事録検索システムにもリンクしています。 本サイトへのリンクや、文書・写真などの複製・転載については、必ずご連絡くださるようお願い致します。 日本共産党衆議院議員東海ブロック事務所〒460-0007名古屋市中区新栄三丁目12-27あかつき会館別館電話052-264-0833FAX052-264-0850 P |
5月11日:12190:佐々木知子のホームページ INDEX 1.検事を辞めて国会議員になったのはなぜ?5.小説を書こうとしたきっかけは? 2.そもそも検事になったのはなぜ?6.ペンネーム「松木麗」の由来は? 3.検事と国会議員、どちらが面白いですか?7.今は書いていないのですか? 4.永田町はどんな所ですか? 1.検事を辞めて国会議員になったのはなぜ? 一言で言えば、「スカウトです」。 1998年の参院比例区選挙はいわゆる拘束名簿式で、選挙民が書くのは党名だけでした。 つまり、党が上位につけてくれさえすれば無名の者でも当選できたのです。 自民党比例区候補者の最低必要条件は党員2万人、後援会名簿100万人(2001年の参院比例区選挙では名前を書いてもらう非拘束名簿式に変わり、この条件は撤廃)、ただ総理枠2名についてはその条件が外されていました。 男性候補は早くから有馬朗人元東大総長と決まっていましたが女性候補はなかなか決まらず、ついに「女性検事」に絞って、当時検事兼作家であった私に白羽の矢が立ったわけです(ちなみに1995年の総理枠2名は釜本邦茂さんと橋本聖子参院議員)。 突然もたらされた出馬の話はまさに青天の霹靂でした。 もちろん固辞しました。 ごく普通のサラリーマン家庭に育った私には政治志望は皆無、それが検察の現場にあって尚いっそう、政治=汚ない世界、でした。 おまけに当時は、7年ぶりに検察の現場(東京地検公判部室長検事)に戻り、超多忙ながらやり甲斐のある毎日を送っていましたから、検事を辞めるつもりは毛頭なかったのです。 実際、周囲のほとんどが反対しました。 ただ、立法府たる国会に法律家がもっと入るべきだ、皆が政治は汚いと嫌がっていては日本はよくならない、新しい世界を経験するのもいいのでは、なろうと思ってなれるものではないし、と勧めてくれる人も少数ながらいました。 迷った末、清水の舞台から飛び降りる覚悟で転身したのですが、まさに拘束名簿式のなせる業、選挙運動はまったくせず、支払ったのも党費4,000円のみ。 比例順位は11位で、史上初めて検事から直接転身した国会議員が誕生したわけです。 ちなみにスカウト時の総理は橋本龍太郎氏、幹事長は加藤紘一氏、総務会長は森喜朗氏、政調会長は山崎拓氏でした。 橋本首相の後任小渕恵三氏も、開票日にたまたま九段の鮨屋で一緒だった梶山静六氏も、日韓議連会長だった竹下登氏も皆すでに鬼籍に入られました。 2.そもそも検事になったのはなぜ? 任官当時、女性検事は全国で30名足らず(検事総数約1,000名。 私は歴代38番目の女性検事でした)、84年松山に赴任したときは「四国初の女性検事」として珍しがられたものです。 その後徐々に増えて今や約150名(総数約1,300名)。 私が司法試験に合格した1980年、合格者約500人中女性が初めて1割に達したとニュースになりましたが、今や1,000人を超える合格者中3割が女性の時代です。 アメリカのようにロースクールの半分が女性という時代も遠からず来ることでしょう。 未だ女性法曹(検事)が極めて珍しい時代にこの道に入った私ですが、親類はじめ周囲に法曹はおらず、選択は多分に偶然の結果でした。 決意していたのはただ「自分で稼いで食べていくこと」。 専業主婦の母は常々「経済的自立なくして精神的自立はない」と言い、娘2人に職業を持たせようとしていました。 当初ピアノの道を希望していましたが才能もなく、高校に入った頃に諦めました(ピアノは趣味として、その後も度重なる転勤にもかかわらず、ずっと運んでいます)。 すると母は医者になることを強く勧めてき、私自身も精神科医には非常に興味があったのですが、当時は血を見ただけで倒れるほど身体が弱く、医学部に進んでもやっていけないだろうと断念しました(司法修習生になって死体解剖の立会いがまるで平気だったときにはショックでした。 身体も大人になってから徐々に丈夫になりましたし)。 そこで当時脚光を浴びていた同時通訳になろうと大阪外語大を目指したのですが、高校3年の正月頃見に行くと、大学紛争の余波かとても汚く、ここに4年通うのかとがっかりしてしまいました。 そこでまた方向転換、とりあえず「潰しが利く」法学部に入って、後でゆっくり考えることにしました。 神戸大学法学部では、アナウンサー、新聞記者、外交官などいろいろと夢を馳せていました。 司法試験合格者は年5名程度、受験の気風はほとんどなかったのです。 ただ、NHKに行くと「関西弁がきついからよほどコネがないと駄目でしょうね」等々、結局教授の薦めもあって、超難関の司法試験に挑戦を決めたのは4回生になる直前でした。 以後合格までの苦労話は割愛しますが、志望はずっと弁護士か裁判官。 検事は、無辜の人を有罪にするという悪いイメージを大学で叩き込まれていましたし、実生活でも遠い存在でした。 ところが、検察修習で検察の現場を知り、現物の検事たちを知って、びっくりしました。 検事は―警察官も―犯罪者の改善更生を心から願っている。 「公益の代表者」として、被疑者にとって不利な証拠ばかりか、有利な証拠まで調べるものはすべて調べるのです。 一生懸命修習に励んでいると、尊敬する指導検事から「検事に向いている。 なってみないか」と誘われるようになりました。 加えて、検事の世界は、検察の現場だけではなく、行政官として様々な仕事があることも、根が飽き性の私には魅力でした。 イメージに反して自由にものが言えるのびやかな組織でしたから、我が儘な私にも楽しく勤まったのでしょう。 生の事件とそこにうごめく生の人間を知り、法廷に立ち会って証人尋問をし、論告求刑するのは、非常にスリリングです。 今でもときどきふと懐かしくなります。 3.検事と国会議員、どちらが面白いですか? どちらも面白いですが、面白さがまったく違いますね。 ミクロ、すなわち「狭く深く」の司法に対し、立法はマクロ、すなわち「広く浅く」。 新聞で言えば、三面が中心ではなく、一面から万遍なくの世界です。 歴史教科書問題、外国人の地方参政権問題、教育問題等々、そのどれもが検事のままでいたならば決して関心を抱くこともなかったでしょう。 反面、勉強したいこと、しなければならないことが格段に増えたわりには時間がなく、それが辛いといえば辛いですね。 4.永田町はどんな襲 |
5月16日:203517:こんにちは、山口わか子です。 SorrythispageiswrittenbyJapanese.WelcomtoWakakoYamaguchiOfficialWebSite. 更新日2004.5.17 虐殺と虐待、性的暴行を繰り返す地獄を見たイラク ■最悪の事態駐留米軍によるイラク人虐待という許しがたい行為が、イラクでおこっているという報道が連日流されている。 バクダッド近郊の旧アブグレイブ刑務所でのイラク人虐待事件は全世界に大きな衝撃を与え、アメリカブッシュによる戦争の恐ろしさをさらに倍増させた。 虐待の様子は連日テレビや新聞で写真入の記事に思わず眼をそらしたくなる悪質なもので、この世のものとは思えない地獄そのものだ。 当然のことであるがこれだけ酷い辱しめと尊厳を傷つけられたイラク国民の反撃が激化した。 米国の民間人がイラクの反米勢力に首を切断され殺された。 明らかに「虐待に対する報復」であり、さらに次の殺害を予告、衝撃的な映像がイスラム系ウェブサイトで公開された。 武装勢力は声明を出し、「刑務所内の収容されている人々と米国の民間人との交換を申し出たが拒否された」と指摘したという。 武装勢力は、明らかに米軍による刑務所内での恐ろしい虐待に対して怒りの殺人行為だったのだろう。 ■サマワで遂にオランダ軍に犠牲者が陸上自衛隊が駐留するイラク南部のサマワで、オランダ軍に手りゅう弾が投げつけられ爆破した。 この爆発でサマワに駐留する部隊で初めてオランダ軍1人が死亡1人が負傷した。 自衛隊員550人が宿営しているすぐ近くだ。 オランダは、いよいよ軍の撤退を検討の課題にすることを明言した。 戦争は必ず報復を生み、大儀など全く無い中で虐殺だけが繰り返し行われ、憎しみだけが残る。 罪も無い子どもや女性、高齢者が常に犠牲になり虐待や性的暴力の的にされる。 このような現状を目の前にして、武装した自衛隊にイラクで行う仕事があるはずはない。 あるとすれば米国の指示がなければ何もできない自衛隊に対する、イラク国民の憎しみが増すだけだ。 こうしたイラク全土に広がる治安の悪化や米英軍による虐待事件で駐留の兵士に対する撤退を求める声が高まった以上、大儀のない占領支配と自衛隊派遣を一刻も早く止めさせるべき時がきている。 明らかに憲法を無視し、イラクへの自衛隊派権を命令する小泉政権こそ許せないと思うのは私だけではないだろう。 ■年金未納議員が100人を突破あまりにも問題の多い年金制度、最初から取り返しのつかない年金の空洞化と、未納が国会議員に100人以上も出るというとんでもない事件が発覚した。 恐らくまだまだ未納議員が増えることは考えられる大きな問題だ。 一民間人と違って「知らなかった」「妻がやっていたから私は知らない」「うっかりしていた」など小泉首相までもが同情し、問題にしない口ぶりである。 こんなことでは政治に対する国民の不信感は募るばかりだ。 年金を制度化したのは国会と政府であり、全てを知り尽くしていることが議員としての当然の責務であり、知らなかったでは済まされない。 真面目に少ない賃金のなかから一生懸命払い続けている国民を尻目に将来への安心を踏みにじった、公人としてのあるまじき行為である。 十分に反省するなら未納分をすべて国に収めることが何より国民に対する謝罪というものではないだろうか。 こんな堕落した国会で、すでに制度そのものが破綻した年金法案を民主党までも一緒になって衆議院で可決した。 百年の安心どころかすでに年金制度は破綻しているようなものだ。 すでに40%もの未納者が出ている中で無年金者が相当の数に上ることは明らかで、ますます将来不安が多くの人々を襲うことになる。 もう一回年金制度を根本から見直し、無年金者を無くすためにも基礎年金部分は税金で賄うべきだ。 財源は、金持ちからもっと税金を取ること、そのためには消費税ではなく所得税を累進的に引き上げることが必要である。 先進諸国では日本が最も所得税が少ないといわれている。 2004.05.10すでに年金制度破綻寸前、問われる政府の重大責任 2004.04.26堕落しきった国会議員、尽きない官僚の口利き・汚職事件 2004.04.19本当に良かった5人の人質救出 2004.04.12年金改悪で広がる不信感政府は邦人救出に全力をあげよ 2004.04.05戦争への足音が高くなる社会は、差別を生み出す危険な社会 2004.03.29アジア諸国の批判が高まる中で、なぜ靖国参拝を止めないのか 2004.03.28定期大会代表あいさつ 2004.03.22大義なきイラク開戦から1年 2004.03.15国民保護という名の戦争協力法案には絶対に反対しよう 2004.03.01個人情報保護法の危険が現実に 2004.02.23国内総生産(GDP) 実質7%増と言う不思議な見出し 2004.02.16遅すぎる日朝交渉・拉致被害者の我慢も限界 2004.02.09命を守るはずの医療が死をもたらす献血の実態 2004.02.02真実を隠しイラク派兵を国民の目からそらす報道規制 2004.01.26食の安全を無視した農畜産行政 2004.01.19弱者を切り捨て、戦争一色に染める二大政党 2004.01.05年頭にあたって・・・年頭にあたり社民党県連合代表あいさつ 2003.12.22一挙に吹きだした弱いものいじめ政策 2003.12.15憲法を冒涜し、アメリカに従う小泉内閣 2003.12.08今こそイラクから米軍の撤退を促す努力を! 2003.10.27平和、人権を壊し、戦争への道を目指そうとする小泉政権にノー! ご意見はこちらへどうぞmoto@green.email.ne.jp Copyright(c) 2000-2004Wakako.Yamaguchi,Allrightsreserved.Since2000/3/25> P |
5月16日:203517:こんにちは、山口わか子です。 SorrythispageiswrittenbyJapanese.WelcomtoWakakoYamaguchiOfficialWebSite. 更新日2004.5.17 虐殺と虐待、性的暴行を繰り返す地獄を見たイラク ■最悪の事態駐留米軍によるイラク人虐待という許しがたい行為が、イラクでおこっているという報道が連日流されている。 バクダッド近郊の旧アブグレイブ刑務所でのイラク人虐待事件は全世界に大きな衝撃を与え、アメリカブッシュによる戦争の恐ろしさをさらに倍増させた。 虐待の様子は連日テレビや新聞で写真入の記事に思わず眼をそらしたくなる悪質なもので、この世のものとは思えない地獄そのものだ。 当然のことであるがこれだけ酷い辱しめと尊厳を傷つけられたイラク国民の反撃が激化した。 米国の民間人がイラクの反米勢力に首を切断され殺された。 明らかに「虐待に対する報復」であり、さらに次の殺害を予告、衝撃的な映像がイスラム系ウェブサイトで公開された。 武装勢力は声明を出し、「刑務所内の収容されている人々と米国の民間人との交換を申し出たが拒否された」と指摘したという。 武装勢力は、明らかに米軍による刑務所内での恐ろしい虐待に対して怒りの殺人行為だったのだろう。 ■サマワで遂にオランダ軍に犠牲者が陸上自衛隊が駐留するイラク南部のサマワで、オランダ軍に手りゅう弾が投げつけられ爆破した。 この爆発でサマワに駐留する部隊で初めてオランダ軍1人が死亡1人が負傷した。 自衛隊員550人が宿営しているすぐ近くだ。 オランダは、いよいよ軍の撤退を検討の課題にすることを明言した。 戦争は必ず報復を生み、大儀など全く無い中で虐殺だけが繰り返し行われ、憎しみだけが残る。 罪も無い子どもや女性、高齢者が常に犠牲になり虐待や性的暴力の的にされる。 このような現状を目の前にして、武装した自衛隊にイラクで行う仕事があるはずはない。 あるとすれば米国の指示がなければ何もできない自衛隊に対する、イラク国民の憎しみが増すだけだ。 こうしたイラク全土に広がる治安の悪化や米英軍による虐待事件で駐留の兵士に対する撤退を求める声が高まった以上、大儀のない占領支配と自衛隊派遣を一刻も早く止めさせるべき時がきている。 明らかに憲法を無視し、イラクへの自衛隊派権を命令する小泉政権こそ許せないと思うのは私だけではないだろう。 ■年金未納議員が100人を突破あまりにも問題の多い年金制度、最初から取り返しのつかない年金の空洞化と、未納が国会議員に100人以上も出るというとんでもない事件が発覚した。 恐らくまだまだ未納議員が増えることは考えられる大きな問題だ。 一民間人と違って「知らなかった」「妻がやっていたから私は知らない」「うっかりしていた」など小泉首相までもが同情し、問題にしない口ぶりである。 こんなことでは政治に対する国民の不信感は募るばかりだ。 年金を制度化したのは国会と政府であり、全てを知り尽くしていることが議員としての当然の責務であり、知らなかったでは済まされない。 真面目に少ない賃金のなかから一生懸命払い続けている国民を尻目に将来への安心を踏みにじった、公人としてのあるまじき行為である。 十分に反省するなら未納分をすべて国に収めることが何より国民に対する謝罪というものではないだろうか。 こんな堕落した国会で、すでに制度そのものが破綻した年金法案を民主党までも一緒になって衆議院で可決した。 百年の安心どころかすでに年金制度は破綻しているようなものだ。 すでに40%もの未納者が出ている中で無年金者が相当の数に上ることは明らかで、ますます将来不安が多くの人々を襲うことになる。 もう一回年金制度を根本から見直し、無年金者を無くすためにも基礎年金部分は税金で賄うべきだ。 財源は、金持ちからもっと税金を取ること、そのためには消費税ではなく所得税を累進的に引き上げることが必要である。 先進諸国では日本が最も所得税が少ないといわれている。 2004.05.10すでに年金制度破綻寸前、問われる政府の重大責任 2004.04.26堕落しきった国会議員、尽きない官僚の口利き・汚職事件 2004.04.19本当に良かった5人の人質救出 2004.04.12年金改悪で広がる不信感政府は邦人救出に全力をあげよ 2004.04.05戦争への足音が高くなる社会は、差別を生み出す危険な社会 2004.03.29アジア諸国の批判が高まる中で、なぜ靖国参拝を止めないのか 2004.03.28定期大会代表あいさつ 2004.03.22大義なきイラク開戦から1年 2004.03.15国民保護という名の戦争協力法案には絶対に反対しよう 2004.03.01個人情報保護法の危険が現実に 2004.02.23国内総生産(GDP) 実質7%増と言う不思議な見出し 2004.02.16遅すぎる日朝交渉・拉致被害者の我慢も限界 2004.02.09命を守るはずの医療が死をもたらす献血の実態 2004.02.02真実を隠しイラク派兵を国民の目からそらす報道規制 2004.01.26食の安全を無視した農畜産行政 2004.01.19弱者を切り捨て、戦争一色に染める二大政党 2004.01.05年頭にあたって・・・年頭にあたり社民党県連合代表あいさつ 2003.12.22一挙に吹きだした弱いものいじめ政策 2003.12.15憲法を冒涜し、アメリカに従う小泉内閣 2003.12.08今こそイラクから米軍の撤退を促す努力を! 2003.10.27平和、人権を壊し、戦争への道を目指そうとする小泉政権にノー! ご意見はこちらへどうぞmoto@green.email.ne.jp Copyright(c) 2000-2004Wakako.Yamaguchi,Allrightsreserved.Since2000/3/25> P |
5月16日:4723:すでに年金制度破綻寸前 2004.5.10 ■わかっているだけでも7閣僚・国会議員38人が国民年金未納閣僚、国会議員の国民年金未納問題が発覚して、今までくすぶっていた年金に対する不信感が一挙に噴出した。 今回の未納問題で年金制度について国権の最高機関である国会議員がよく理解さえしていないような、しかも最重要法案を小泉与党は4月28日に野党欠席のまま強行採決したのだから許せない。 「知らなかった」「うっかりミスだ」「未納してしまったのだからしようがないでしょう」。 こんな言葉が飛び出すことがどれほど異常なことか、全くわかっていない。 最高で21年間未納だったということは、国民としての義務を全く果たしていないことになる。 まさに法律違反であり、公人としての責任も義務も果たしていない、国会議員としては失格だ。 福田官房長官が7日、国民年金保険料未納問題への対応が、「国民の政治不信を増幅させた」という理由で辞任を表明した。 こんなことで国民の怒りがおさまるわけがない。 僅かな年金でもそれを頼りにしている多くの国民にとっては許せないことだ。 ■自営業や非正規社員、職についていない人にとって国民年間は命綱国民の40%にものぼる国民年金の未納は、忘れていた人もいるが、生活苦で保険料を払いたくても払えない人たちが、大半であることを政府も議員も全くわかっていない。 正規社員が減少しつづけている中で、臨時、パート、フリーターの賃金はせいぜい手取りで10万円から15万円、生活するのさえ精一杯のところへ、現状でも月に13300円の保険料が払えるわけがない。 失業と就職の繰り返しが、社会現象となっていればなおさら40年間もの間間違いなく加入し続けることなど、誰が考えてもできることではない。 しかも2017年まで毎年、280円づつ値上げし、16900円にもなるというが、今でさえ40%も払えないのに、もっと未納が増えることになることは誰が考えても明らかだ。 国会議員は別の年金があるから未納であっても困らないかもしれないが、国民年金だけで、しかも未納40%の人達の多くは確実に年金を受け取ることができなくなる。 生活が苦しい人たちのために免除制度を申請することで年金の受給権が与えられることも、今までは市区町村が窓口になっていた為、住民のきめ細かい相談や手続きができていたが、2002年4月から社会保険事務所へ引き上げられてしまった。 長野県には7箇所の社会保険事務所で、今まで120市町村で行っていた年金の事務を行うようになってから、相談窓口は常に満員で、せっかく出向いても断られることもしばしばあり、住民の不満は頂点に達している。 このように今や年金制度は小泉政権によって、保険料の値上げだけが主な目的で、政府官僚によって集められた保険料を自由に、しかも湯水のごとく使える美味しい制度としてなんとしても成立させたいと躍起になっていると思われても仕方がない今回の強行採決劇だった。 もちろん社民党は大反対をし、党の政策として、年金や医療、介護は夫婦単位でなく、◆個人単位であること。 ◆どんな人でも基礎年金は保障する税方式にすることで、将来年金がもらえなくなる人をゼロにすること。 ◆少なくとも憲法第25条で決められている生存権を下回るような年金額は早急に改正すべきである。 ◆年金積立金の異常な無駄遣いは「年金官僚の天下り」「年金施設の乱脈経営」など、最悪の実態であり、その金額は6兆円にも上るということを許すわけにはいかない。 ◆厚生労働省は、年金保険料、年金の給付について毎年、国民に具体的な情報公開をするべきである。 ◆年金だけでなく、医療制度や介護保険制度、障害者年金など他の制度全体を保障する改正が必要であり、将来安心して一人でも暮らせる制度を確立する。 全国には裁判で勝訴した学生無年金者以外にも、保険料が未納だった障害者は国籍条項撤廃前に障害者になった在日外国人など、未納問題で苦しんでいる人々をどう救って、年金受給につなげるかが重要だ。 今回のような前代未聞の閣僚、議員未納問題の反省を踏まえ、年金制度を根本から見直し、安心を保障することを、小泉政権も国会議員も、真剣に努力しなければ国民の不信感は拭えない。 それにしてもあまりにも長く政権をとり続けていることは、必ず堕落と腐敗が時の政府に覆いかぶさり、国民を置き去りにすることを歴史が物語っている。 7月の参議院選挙は唯一政権交代の鍵を選挙民が握っている。 私たちにとってどのような政治がいいのかを選ぶ選挙にみんなで投票しよう。 Copyright(c) 2000-2004Wakako.Yamaguchi,Allrightsreserved.P |
5月9日:4503:堕落しきった国会議員、尽きない官僚の口利き・汚職事件 2004.4.26 自己責任論を振りかざし拉致された5人にバッシングをした小泉政権はその陰でまたしても口利き、汚職事件をおこした。 しかも自ら法律を守る立場の国会議員が義務付けられている国民年金保険料を21年間も払わなかったと言う事件が発覚した。 ■牛肉偽装詐欺事件、農水省担当者が仲介BSE問題で、農林水産省の国内産牛肉買い取り事業を悪用し、対象外の輸入牛肉を買い取らせて補助金を騙し取った疑いで大阪府食肉事業協同組合連合会(府肉連)副会長浅田満容疑者を逮捕したという記事だ。 2001年12月14日、対象外の輸入牛肉573トンを全国食肉事業協同組合(全肉連)に買い取らせ、約6億4千万円を騙し取った疑いがあるという。 浅田容疑者は食肉卸最大手のハンナングループの実質経営者で、「ハンナン」の元会長だ。 2001年12月までに計1700トンを全肉連に買い取らせ、雪印食品の偽装事件発覚で農水省が焼却処分の中止を決定した直前まで120トン近くを焼却施設へ運んでいたことがわかった。 当時BSE感染牛が見つかり、消費者の牛肉離れが急激に進んだことから、農水省は六つの業界団体を通じて、牛肉の買取り事業を取り入れた。 このときに農水省が輸入肉と知りながら口利きしたのではないかと、警察は事情聴取をしている。 …これだけ大量の輸入肉を買い取らせ、焼却していた事、中止の日を知らなければ直前まで大量の焼却処分をして証拠を消すことはできない筈で、農水省の担当者が輸入肉と知りながら口利きしていたのではないかと疑われるのは当然だ。 6億円も騙し取られたこの事業は全て私たちの税金であることを忘れるわけにはいかない。 ■日本歯科医師会の汚職事件で元社会保険庁長官が逮捕2年に一回改定が行われる診療報酬の改定を歯科の報酬を有利に改正するよう歯科医師会が、改定を行う中央社会保健医療協議会(中医協)の大物委員へ料亭での接待、現金、高額の洋服仕立券などのわいろ攻勢をしていた。 日本歯科医師会の幹部は「医療費を大幅に引き下げようと言う大きな流れの中で、歯科医の要求など聞いてはもらえないから、後はカネを使って根回しをするしかない」と話していたと言う。 収賄容疑で逮捕された健康保険組合連合会の副会長で中医協の委員、下村健容疑者は元社会保険庁の長官を務めた大物実力者で強い影響力を持っていた。 もう1人は連合副会長の加藤勝敏で労働組合の代表である。 今回の事件は、診療報酬を決める中医協と日本歯科医師会の癒着の構造が明るみにでたことで大きな問題となっている。 ここでも官僚が深く関わり、国民の医療費を自由に操作することができるわけで、医療費を支払う側の委員と医療費をもらう側の委員が、裏で手を結んでいたということは、明らかに国民に対する裏切り行為であり、ますます政治不信に拍車をかける重大な問題だ。 ■3閣僚が国民年金の未払いが発覚加入を義務付けられている国民年金の保険料を3人の閣僚、中川昭一経済産業相が21年、麻生太郎総務相が3年10ヵ月、石橋茂防衛庁長官が2年9ヶ月も未納していたことがわかった。 厚生労働委員会では三人の出席を求めて質疑を行い、「払わないと言う意識があったわけではないが、全くのミスでありお詫びをする」、と陳謝した。 こう釈明されても国民は納得できるわけが無い。 社会保険庁は年に6回も催告状を出しているのだ「忘れていた」と言えるわけが無い。 そんな閣僚が国民の義務を怠ったことはあまりにも緊張感が無く、責任感は皆無だ。 国民年金だけの人たちは未納していれば65歳になっても月に6万6千円の年金はもらえない。 大学時代に国民年金に加入していなかったというだけで、障害基礎年金を受け取れない当然の権利も、剥奪された人たちの思いなど全く理解しようともしない人が、閣僚だといえるのか。 自己責任を問われなければいけないのはこのような人たちのことである。 小泉首相は「今後出直せばいいでしょう。 皆うっかりして家族に任せていたんじゃないか」と言ったそうだが、40%もいる未払いの人たちにもうっかりで済ましてもいいことになる重大な発言だ。 政治を担う首相の自己責任をどう説明するのだろうか。 Copyright(c) 2000-2004Wakako.Yamaguchi,Allrightsreserved.P |