劉備陣営の人々

 

「蒼天航路」の劉備陣営の人々の性格です。


劉備玄徳(リュウビ ゲントク)

吉川三国志では、生真面目で正義感に溢れる好青年。

「蒼天航路」では、元はやくざの親分。最も破茶滅茶な人物で、張飛翼徳(チョウヒ ヨクトク)が止めたくなるほどの破茶滅茶と無鉄砲。戦下手なのはそのままでカラ元気が取り柄。吉川三国志と蒼天航路で描き方がもっとも違う人物。

簡雍(カンヨウ)が蜀の太守の劉璋(りゅうしょう)の懐から宝玉をスったのを聞いて劉備は「やるじゃねえか。あそこは20年間も貯めこんでいるんだ。こんなお宝がもっと眠っているぜ」といっしょになって喜んでます。

 

曹操陣営が許チョ以外は誰もが曹操にびびってます。家臣は自分たちの能力をいつもテストされているような感じなので、曹操の一言毎に神経ピリピリで緊張してます。従兄弟の夏侯惇(かこうとん、かこうじゅん)や夏侯淵(かこうえん)、並入る軍師の荀攸(じゅんゆう)、郭嘉(かくか)、程いく、かく、までも曹操の一言毎に緊張してます。

それに対し、劉備陣営はみんなタメ口で友達感覚。

劉備が蜀に駐屯しているときに、「毎日、軍議や政治で辟易してきた。荊州に置いておいても何も出来ないお前(簡雍)を酒の憂さバラしに連れてきて正解だったぜ」と劉備が簡雍に言います。簡雍は「雲長よ、翼徳よ、聞いたかあ。大将が始めて大将らしいことをしているぜ」と劉備の目の前で言ってます。蜀侵攻戦で、簡雍(カンヨウ)は劉備の前で「逃げ支度をしないで済む戦さなんて始めてだよ」なんて言ってます。関羽雲長(カンウ ウンチョウ)だって敬語を使いません。張飛は劉備に怒鳴ってます。

 

劉備が敵の城(蜀(ショク)の城)を落とした後、酒宴をはって喜ぶシーンがありますが、軍師のホウ統(ホウトウ)に「敵の城を落として喜ぶなど仁者のすることではない」とたしなめられます。

吉川三国志では、酒に酔っていた劉備が「下がれ!無礼者」と一喝し、翌朝になって酔いが冷めてからホウ統に非礼をわびます。

「蒼天航路」では、たしなめられて、やっぱりムッとし、「下がれ!自分の席に」と一喝します。ホウ統は「人の国を奪って不義と言われても仁者劉備の評判まで捨てることは無い」とタメ口で助言し、劉備はムカっとしながら「その口の聞き方はありえねえ(許せねえ)、が、ありえぬゆえに俺の軍師だ」と、ホウ統を受け入れます。

「蒼天航路」のほうが実在の劉備らしいと思う。

 

 


ホウ統 士元(ホウトウ シゲン)

「蒼天航路」では、赤壁での活躍はありません。劉備玄徳が蜀を攻め取るときに初めて登場します。

吉川三国志では、ホウトウといえば汚い身振りで風采があがらない人となってますが、「蒼天航路」ではカッコイイ。孔明よりもカッコイイ。

キャラ的には本宮ひろしの「赤竜王」(項羽と劉邦)の韓信に近い。

このキャラがたったの三回の登場で消えていくのは惜しい。惜しいけどラク城(落鳳破)で死なないわけにはいかないものね。

これからあの孔明が出るのだろうか、「蒼天航路」ではゲテモノで、良いところ全く無しの、あの孔明が。


諸葛亮孔明(ショカツ リョウ コウメイ)

「蒼天航路」では、赤壁の戦いはわけのわからない観戦者でした。崖の上から曹操をみて一人で怒ったり悔しがったり。でも曹操は孔明のことを知りもしない。

「魏志曹操伝に諸葛亮の文字は1つも無い」と「蒼天航路」では語っており、曹操の時代にはまだ諸葛亮は表舞台に立っていなかったそうです。

三国志演戯では曹操が「おのれ諸葛匹夫めが!」と血を吐くほどに悔しがるシーンが多いが、やはり創作か。

田舎から出てきた軍師が30歳そこらでいきなり曹操をやりこめるなど無理。血を吐くといえば、周愈は「なぜ天は周愈を遣わしながら孔明まで遣わすのか」と言いながら吐血して死んでいきます。

孔明すごすぎ、いや、三国志演戯の演出がすごすぎ。

 


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