福岡

福岡市保健福祉局　レストランの禁煙状況を格つけ 福岡市は、飲食店や事業所の「禁煙」「分煙」の対策状況を海外のホテルやレストランの格付けのように星の数で評価する制度を、今秋にも導入する方向で具体的に検討を進めている。 また、飲食物の栄養成分分析を行って表示する案も検討項目に上がっており、禁煙が広がって食への関心も深まる中、市は“お墨付き”制度で市民サービス向上を図ろうと考えている。 　保健福祉局によると、たばこの禁煙対策は学識経験者らを交えて検討中で、星マークの数により三段階に評価する案などが浮上。 星が多い方が禁煙・分煙対策が進んでいることを意味する。 　例えば、完全に「禁煙」は星三つ▽「分煙」でも、煙が外に漏れないような設備なら星二つ▽喫煙場所だけ確保しているケースでは星一つ―などとする。 　ただ、評価基準が難しく、今後の論議によっては星の数による評価はせず「禁煙」と「分煙」だけの表示にとどまる可能性もあるという。 　同局は「いずれにせよ、今秋からはスタートさせたい」としており、既に「禁煙」「分煙」のステッカー（縦横十センチ）に使うマークを公募の中から決定。 星マークを加える場合はこのステッカーに添付する。 　一方、飲食物の栄養成分表示は、健康作りに関心が高まってきていることから検討に入っている。 飲食店が扱う食品を市側が栄養成分を分析して表示、定期的にチェックするという。

福岡市議会は１８日、歩きたばこに罰則を科す条例を可決した。 施行は来夏の見通し。 同種の条例制定は東京都千代田区に次いで２例目、違反者は２万円以下の過料。 また常習的にピンクチラシを張った者に最高６月の懲役刑を科す「ピンクチラシ根絶条例」も可決。 来年３月１日施行予定。

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