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▲[ 11665 ] / 返信無し
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NO.11670
民主党も記者会見のオープン化をせず |
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□投稿者/ MORA -(2009/12/27(Sun) 12:55:13)
□U R L/ |
>また、民主党政権は記者会見を海外メディアやフリーランスにもオープンにすることを >原則としており、「情報の独占」など望むべくもない。 >政権交代とともに考えるべきは、政治報道のあり方である。 >(会員制経済情報誌『現代産業情報』9月1日号)
しかし、現状は全く違う。 民主党も記者会見のオープン化をしなかった。 その約束を反故にした。
鳩山首相は、09年5月の党代表就任会見で、首相就任の暁には記者会見をオープンにすると明言。 小沢幹事長も3月の公設秘書逮捕を受けて開かれた会見で同様の発言をしていた。
政権交代後、記者会見が開放され、記者クラブに加入していない雑誌やネットメディアなどの記者が首相会見に参加できるようになると期待されていた。 しかし、政権交代後の記者会見では、従来通りネットメディアやフリー・ジャーナリストの会見参加は認められなかった。
記者クラブの閉鎖性を追及しているフリー・ジャーナリストの上杉隆さんは、 「閉鎖性は何も変わっていません。 マスコミは、参加枠が広がったように報じていますが違います」 と話す。
また、週刊朝日編集長の山口一臣さんも16日にブログ更新。 総選挙が終わった直後から民主党と記者クラブの間で「熾烈な戦いが繰り広げられていた」と明かしている。
それによると、記者クラブを形成するメディアが民主党の各層に「新聞、テレビなどのメディアを敵に回すと政権が長く持ちませんよ」と働きかけを行っていたといい、そうした「既得権メディア」の意を受け、中心となって動いたのが藤井祐久財務相と平野博文官房長官だったという。 特に平野官房長官は、取り巻きの記者に対して「『記者クラブ開放』は俺がツブす(記者クラブ制度は俺が守る)」とまで語っていたという。
民主党も記者会見のオープン化をしなかった。 2009年12月になっても、首相の記者会見は記者クラブに限定されている。 フリー・ジャーナリストの上杉隆さんは100日間待った。 官邸の記者会見は結局オープンにされなかった。
鳩山首相と平野官房長官は、海外メディアや雑誌記者、ネットメディアやフリーランスの記者たちの仕事(取材)の機会を奪い続けながら、なんら反応も示さず、単に時間を浪費し続けてきたのだ。
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▲[ 11665 ] / 返信無し
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□投稿者/ MORA -(2009/12/27(Sun) 12:23:35)
□U R L/ |
>●日本をダメにした「政治部記者」の終焉 >(会員制経済情報誌『現代産業情報』9月1日号より転載)
さすがに『現代産業情報』の文章は理路整然としてますな。 知ったかぶりの素人が書くのとはモノが違う。
>日本政治を、自民党とともに続けてきたのが、「政治部記者」である。 >派閥に所属し、大物政治家に食い込んで行動、彼らと発想を同じくして知恵袋となりマスコミを捌く係となって一人前。 >そこから、社内における出世も、派閥とともにあり、自民党とともにあった。 >その代表的存在が、旧大野派を担当、中曽根康弘元首相と肝胆相照らす仲となって社長にまで登り詰めた読売新聞の渡辺恒雄氏だろう。
でも自民党は過去になったしな。 時代は変わって2009年12月にもなると、マスコミの態度も変わった。 天皇陛下の会見、政治的利用について、
2009年12月19日の日テレの番組で、小沢幹事長への意外な援軍が現れた。 「不穏当だ」「不見識だ」と社説で小沢発言を批判していたはずの読売新聞の主筆、ナベツネこと渡邉恒雄氏である。 「本音激論!なかそね荘」という番組に出演した渡邉氏はこう言って、宮内庁の姿勢を斬り捨てた。
「国民の知らないところでそんなルールを勝手に決めている」 「官僚的なバカバカしいルール作りであって、弊習です。 つまらぬ陋習だ」
小沢一郎、ナベツネ。 加えて、習近平副主席を天皇陛下と会わせるよう政府に働きかけたといわれる中曽根康弘元首相。 3人の人間関係について少しふれておくのも、まんざら意味のないことでもないだろう。
時は小沢が海部政権の自民党幹事長時代。 渡邉は小沢と中曽根を極秘に料亭に招いた。 中曽根がリクルート事件がらみで自民党を離党していた時期のようだ。
インタビュー形式の「渡邉恒雄回顧録」のなかで、渡邉は以下のようにそのときの模様を再現してみせる。
そのときの小沢さんは見事だったね。 中曽根さんが少し遅れてくると、座布団をさっと外して正座して、「総理」と言うんだな 。 中曽根さんはとっくに総理は辞めているんだけれど。 「総理、わざわざおいでいただきまして」という挨拶をして、そ れできちんと座りなおして、まったく冷静に話すんだ。 中曽根さんが小沢さんに惚れ込んだことは間違いない。 いまでも愛着を持っていると思う。 小沢という人は一面で、そういう 礼節と魅力を持っているんだよ。
渡邉は同じ本のなかで、小沢とのつき合いが続いていること 、それもこっそり秘密の場所で会っていることを明らかにしている。 そのように考えると、渡邉が今回の問題で小沢や中曽根をかばうような発言をしたことに何ら不思議はないと思える。
読売グループ本社の会長ながら、読売新聞の主筆も兼ねる渡邉は当然、社説の責任者でもある。 その社説が小沢を強く批判していても、責任者は小沢と同じ視点で宮内庁をこきおろしている。
保守層の多い読者の反発を恐れて、本音など社説ではとても書けないのだ。 |
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