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親記事 / ▼[ 6260 ]
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□投稿者/ 戦うアルジャーノン。 -(2008/03/27(Thu) 18:07:33)
□U R L/ |
地球温暖化が問題になっていますが、スターン・レビューを知っていますか? スターン・レビューを信じて、欧米や企業は環境ビジネスに数兆円規模の投資をしています。 流れによっては、まだまだこの分野はこれからも成長産業になりうります。 流れに乗り遅れると環境ビジネスにおいて石油依存の日本は、グローバル競争に負け、ひいては工業産業全体のグローバル競争におけるイニシアティブを失うのではないかと思えてしまう程の危機感を感じます。 地球温暖化問題に真剣に取り組まなければならないというのが世界の流れですが、日本では、石油業界が潰れるから太陽電池等の自然エネルギー発電を真剣に国をあげてやらないのでしょうか? あるいは、安価で高効率の化石燃料燃焼社会から、自然エネルギーや電気エネルギーを中心とする社会への転換が感性として理解不能で苦手だったり、コスト面から事業として成立しないとの考えで企業は手を出さないのでしょうか? 環境先進国であった日本が、COP13でアメリカよりだと批難されたり、環境技術、シェアでドイツに抜かれています。 これからの環境ビジネスで他国に遅れをとらない為にも国や企業は本気になるべきと考えます。 日本は資源無し国であり、原油価格に対して経済が敏感です。 今年始めに、原油の価格が1バレル/100ドルを越えました。 いい加減、グローバル化による燃料資源不足や、投資市場の盛況に合わせた先物市場の過熱による経済の混乱、それによる原油産出国や投資家のふっかけや中間搾取からの脱却を図る為にも、自然エネルギーや電気エネルギーを中心とする社会への転換をすべきと考えます。 自然エネルギーや再生エネルギー発電はコストに見合わないという事で事業としていまいち流行りませんが、国は将来的な事も考えて補助金をもっと出したり、公共事業で製作、建設すべきではないでしょうか。 税金で公共事業を行なったり補助金を出しても、そのお金が海外に逃げたり、貯蓄されたり、投資に使われなければ、回り回って税収で、また国庫に戻ります。 それに、技術革新、進歩によるコストダウンが図れれば、外貨稼ぎの為の基軸産業に成長する可能性もあります。 だいたい日本の地方は、いまだ失業率が高いので、無駄な税金ばら撒きの公共工事を行なうのと同じくらいのつもりで、新産業振興として推薦し、補助金を出したり公共事業を興しても良いのではないでしょうか? 《官僚的な『お金』についてのものの見方をすれば、国家にとっての『お金』言うものは、誰の懐に入るものではなく、経済を動かし、操る為の『パワー』なだけです。 国家の『お金』は誰のものではなく、儲け過ぎた団体法人や個人から抜け目なく税を取り、必要な公共事業や国家として伸ばしたい事業に社会投資したり、補助金を公布する為だけのものの筈です。 お金を自分達の懐に入れようと頑張っているのは、営利法人や横領官僚や個人投資家やサラリーマンのみの筈です。 蓄財は『お金』を氷付けにして不景気を招くだけであり、従って溜め込まれて淀んだ『お金』は、景気を動かす為に政府の命令で使わせるか、税金を取ってバラ撒いて好景気(お金がよく動く状態)を人工的に作る様にするのです。 》 一般的な太陽電池の製作にかかるエネルギーの回収は、1.3年で済むと聞きました。 又、太陽電池は性能の良いもので1平方メートルで150ワットの電力を発生出来ます。 太陽電池は将来的な、自然エネルギー発電の主力になると思います。 ただし原材料(多結晶シリコン)であるシリコンインゴット(シリコン塊)が高い為に高価になっています。 大英断で海外輸出が出来るくらいにシリコンインゴットを製造するプラントを国が補助金を出してでも建設すべきと考えます。 補助金や公共工事により各家庭の屋根に太陽電池をのっけたり、サーファーの人達には悪いけれど九十九里みたいな遠浅の海岸に風力発電機を建てたり、雲仙みたいな火山の近くに地熱発電所を建てたりして自然エネルギーを利用すべきです。 また、リサイクル発電としてゴミ焼却炉発電所やバイオマス発電所を建てるべきと考えます。 季節や天候による発生電力の変動は、北半球と南半球や5大陸を電力ケーブルで結んで世界電力ネットワークを構築し、電気を持ち合えば解決出来ると思います。 または、余った電気で燃料電池用の水素を作り備蓄し、必要なときに利用すれば良いと思います。 また、天候や昼夜の発電力と電力需要の差に対応する為に、家庭にバッテリーを複数収めた蓄電ロッカーを設置させるべきです。 新型バッテリーの開発も大切であり、将来の国家の基軸産業になりうります。 静電気の原理を利用したキャパシター電池が、次世代バッテリーとして電気自動車や家庭用蓄電池のキー技術になると思います。 (他のバッテリーに対して寿命が永い。 容量はニッケル水素電池に近い。 ) 軽量なカーボンモノコックで車体を作り、ボディに太陽電池を貼り付けて、外部充電可能な電気自動車を作れば、かなりのCO2削減になると思います。 ちなみに、昔やっていたソーラーカーレースでホンダのゴキブリ似のレース用車は、時速100キロメートル近く出ると聞きました。 自然エネルギーや再生エネルギー発電のインフラ整備でCO2が発生しますが一度作ってしまえば何年も使えますし、その後、壊すまでCO2 は出ません。 又、自然エネルギーで作った電気をリサイクル鉄鋼等を溶かす電気炉やアルミや銅の電解槽に使えば良いと思います。 他国に先を越される前にCO2を大量に排出する化石燃料燃焼社会から、自然、再生エネルギー発電を軸とする電気エネルギー社会への転換を図り、地球温暖化防止と新エネルギー産業においてのイニシアティブを世界に対してとるべきと考えます。 原油の価格の上昇で灯油代が高くなり、弱者の生活を苦しめています。 日本の国土の70%近くが森林です。 森林の整備、間伐が問題になっていますが、間伐材の端材を暖房や発電用のエネルギー資源として捉えたらどうでしょうか。 穀物由来のエタノール燃料より資源として有効と思います。
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□投稿者/ 亀山 -(2008/03/29(Sat) 00:10:26)
□U R L/ |
>太陽電池は将来的な、自然エネルギー発電の主力になると思います。 >ただし原材料(多結晶シリコン)であるシリコンインゴット(シリコン塊)が高い為に高価になっています。 >大英断で海外輸出が出来るくらいにシリコンインゴットを製造するプラントを国が補助金を出してでも建設すべきと考えます。 >他国に先を越される前にCO2を大量に排出する化石燃料燃焼社会から、自然、再生エネルギー発電を軸とする電気エネルギー社会への転換を図り、地球温暖化防止と新エネルギー産業においてのイニシアティブを世界に対してとるべきと考えます。
日本の太陽電池の大手、シャープは太陽電池の生産量を現在の15万KWattから 2010年までに70倍の1ギガkWattに拡大する計画です。 だからテレビを買うならシャープを買おう。 シャープは利益を太陽電池の開発に回す。
シャープの液晶TVの亀山モデルは兵庫の亀山工場で作る日本製だ。 価格は高いが高画質で安全。 外国製は後になってどんな毒物が漏洩してくるかわからないが、日本製なら安全だ。 日本の工場で作ったものを買えば、その工場で働く日本人に還元されて、 日本人みんなで潤うことが出来る。
亀山工場のまわりは、技術を盗もうとする、双眼鏡を持った韓国人がウロウロしている。 そこまでしても盗みたい高度な技術が亀山モデルにはある。 亀山工場はそれを防ぐために、なるべき窓がない建物になっている。 日本に技術を残し、日本の社員を使って、日本で生産する亀山工場は、 絶対成功させなければならない。
日本の将来のためにも、テレビを買うなら国産だ、シャープだ。
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▲[ 6260 ] / 返信無し
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NO.6261
Re[2]: テレビを買うならシャープを買おう |
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□投稿者/ 戦うアルジャーノン。 -(2008/03/29(Sat) 12:01:43)
□U R L/ |
シャープの太陽電池の材料は、ドイツの多結晶シリコンを利用して研究開発されたと以前テレビでやっていました。 現在も、外販購入の筈です。 が、多結晶シリコン・インゴットは、半導体チップにも使われると同時に、最近の太陽電池の需要の伸びで、品薄となり高価になっています。 以前読んだ、新聞記事でも需要がひっ迫している割りに、投資効率が悪くプラント建設はされず、当分価格は高止まりだろうと書いてありました。 シャープの方でも、ウエハーを薄い厚さのものに変えようとしたり、半導体製造装置の原理を応用した薄膜タイプのものを製造しようと、色々やっている様です。 が、従来の薄膜タイプの太陽電池は、価格は安いものの、ウエハータイプの1/10の性能しか出ないと聞きましたので、主力製品にはならないと考えます。 どう解決するのでしょうか? 元々、シリコン・インゴットは、半導体チップ用なので、需要に波があり、企業も設備投資に二の足を踏んでいるのでしょうが、太陽電池の材料として、これからも有望なら太陽電池の専用のシリコン製造プラントの建設をして、原材料の安定確保をするべきです。 従来のシリコン・インゴットは、1500トン増産するのに250億〜350億円弱かかるそうで、製造技術の開発やプラント開発に大量のお金がいります。 政府公認のもと、国家の基軸産業として、資金から技術から協力を仰ぐべきです。 (鉄鋼や商社メーカーが材料のシリコン・インゴットの安価な製造方法の研究をしています。 ) PS:関西は、家電メーカーが多く、松下、シャープ、京セラ、三洋etc…。 過当競争になっていやしないかと心配です。 メーカー間で協力しあって、部品の共用や技術開発協力して、コストダウンした方がよいと思います。 ノキア、サムスン、LG、ハイアールにグローバル競争で、負けるのではないかと心配です。 日本の家電メーカーは、自動車メーカーと同じ様に、もっと協力しあって海外進出すべきと考えます。 太陽電池も、シャープ、三洋、京セラで作っており、それぞれ方式は違うのかも知れませんが、ライバルが多く、投資効率が悪いので心配です。 各メーカーは、方式が同じもの同士で材料一括購入や部品の共用を図るべきと考えます。 場合によっては、生産を辞めてOEMや委託にして、自社生産を諦める勇気も必要です。 (携帯電話も過当競争) 日本の電気業界は、企業規模が大きい割りに収益が悪く、国際競争力で韓国勢に後塵をきしています。 (国際知名度迄低い。 ) 優秀で技術力を持ったメーカーがいっぱいあるので、過当競争の国内シェア争いになっているのが悲劇的です。 海外に共同進出すべきです。 技術者の交流もすべきです。 昔、シャープは京セラと技術協力で出向の技術者を出していたと聞きました。 電気業界はもっと協力し合うべきです。
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