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□投稿者/ スピルバーグ -(2002/02/18(Mon) 16:32:20)
□U R L/ |
最後に笑ったのは“ビリ”だった−。 男子1000メートルで五輪史に残る大ドンデン返しだ。 残り40メートルでアントン・アポロ・オーノ(19)の転倒、中国とカナダの駆け引きもあり、上位4人が転倒するアクシデント。 それまで“ビリ”のスティーブン・ブラッドバリー(28)=豪州=が冬季五輪史上南半球初の金メダルを獲得した。 すべてタナボタで勝ち残りという超ラッキー男。 まさに五輪版ウサギとカメの物語だ。
エッ、ボクでいいの? 前にはだれもいなくなっていた。 しばしキョトン。 キョロキョロしながらゴールラインを“1番”で通過していった。
場内は大爆笑でたたえるしかない。 超ラッキー男はスティーブンだ。
「みんなみたいに強くなかったのに、勝ったんだね」
アクセクせずとも、いいことはあるものだ。 タナボタ3連チャン。 準々決勝、最下位だったのに失格者が出たため2位扱いで準決勝へ。 5人中3人が転倒し、寺尾に続いてゴール。 ところが寺尾が失格になったのに、カレは無事。 また勝ち進んだ。
決勝は5人。 中国、米国、カナダ、韓国。 カレ以外は激しい競り合い。 運命の最終コーナー。 みんなが多重衝突で転倒したが、巻き込まれないほど後ろにいたカレだけは無事。 すべて“最下位”だったのに、気が付けば金メダルを首にかけていた。
多難の人生。 94年にはスケート靴の刃が右足を貫通し、4リットルの流血。 111針も縫った。 一昨年は首を痛め、6週間もギプスをつけた。 日本の川上隆史監督も「長く続けてる選手」という印象しかない。 まさに“のろまなカメ”だった。 ところが…。 ゆっくり歩いていると、ウサギたちはケンカして死んじゃいましたとさ。
「神様はいつかアナタにも微笑んでくれるよ。 きょうはボクの番だった」。 カレのこの言葉、この人生。 見習いたいもんだ。
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▲[ 8 ] / 返信無し
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□投稿者/ 聞きかじり -(2002/02/18(Mon) 21:47:45)
□U R L/ |
>アクセクせずとも、いいことはあるものだ。 >まさに“のろまなカメ”だった。
寺尾選手の言葉だったと思いますが、正にショートトラックの醍醐味だったようですね。 「え゛っ」って感じかな。 五輪に出場できるだけの努力はしてたんでしょうけどね。
ウォーザースプーン選手も沈みました。 プロ野球も巨人が優勝したわけではありません。
翻って、我々にはどうなのか。 一生懸命仕事をすれば、収入がついてくるのか。 ピンボケな努力をして、それを他人に認めさせようとしてはいないか。 運も実力のうち。 どしたらえぇんじゃろぅ。 彷徨える子羊を救いたまえ。 アーメン。
それにしてもスピルバーグさんの投稿は、ホントに「ほのぼの」させられます。 いつか、こんな投稿をしてみたいもんだ。
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