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□投稿者/ -(2004/05/08(Sat) 13:54:17)
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............ 「宗教に対する深い理解」と「政教分離の意義」 /大泉純三郎 (04/05/09(Sun) 10:25) [5663]
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.................................... Re[6]: 人間と宗教そして「宗教管理者」 /桜の花 (04/05/10(Mon) 09:09) [5671]
............ Re[2]: 民族の尊厳、個人の尊厳.......真の姿とは No. 4 /山梨評論 (04/05/09(Sun) 01:59) [5659]
.................. (長篠にて織田・徳川vs武田) /山梨評論 (04/05/09(Sun) 03:06) [5660]
........................ Re[4]: (長篠にて織田・徳川vs武田) /猫左衛門 (04/05/10(Mon) 11:21) [5673]
.............................. Re[5]: (長篠にて織田・徳川vs武田) /山梨評論 (04/05/10(Mon) 16:49) [5676]
........................ (米軍の地域研究資料) /山梨評論 (04/05/09(Sun) 05:16) [5661]
...... イスラム世界は全体的に資源豊富ですし /ぼー (04/05/08(Sat) 15:17) [5652]

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...... 石油は(Re[1]: 民族の尊厳、個人の尊厳.......真の姿とは No. 3) /猫左衛門 (04/05/10(Mon) 10:55) [5672]
............ 「宗教に対する深い理解」と「政教分離の意義」 /大泉純三郎 (04/05/09(Sun) 10:25) [5663]
.................. Re[3]: どの宗教も 人類にとっては 未完成な存在です。 /桜の花 (04/05/09(Sun) 13:00) [5666]
........................ 人間を重視する立場だからこそ /大泉純三郎 (04/05/09(Sun) 17:00) [5669]
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.......................................... 次のステップは政策実現に近づくこと /管理者 (04/05/10(Mon) 15:58) [5675]
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............ Re[2]: 民族の尊厳、個人の尊厳.......真の姿とは No. 4 /山梨評論 (04/05/09(Sun) 01:59) [5659]
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□投稿者/ -(2004/05/08(Sat) 13:54:17)
□U R L/
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▲[ 5651 ] / 返信無し
NO.5672  石油は(Re[1]: 民族の尊厳、個人の尊厳.......真の姿とは No. 3)
□投稿者/ 猫左衛門 -(2004/05/10(Mon) 10:55:29)
□U R L/
>イラクの人たちには気の毒ですが、日本とアメリカがイラクの石油を必要としている限りは、

米国の(正確にはブッシュ政権の)イラク戦争開戦動機とすれば、
「イラクの石油を必要」とするから、というよりも採掘コストの安い
イラクの石油が国際市場に出て、「石油の国際価格が低下するのを
阻止する」というのがより核心でしょう。
ブッシュ政権は、米国内産油業界の利権代表な面が強いですから。
イギリスも高コストな北海油田がありますし。
フセイン・イラクが石油をジャンジャン輸出すると、米英の油田は
日本の炭鉱と同じ運命をたどってしまうわけです。



>イラク問題の根は深いですが、これも日本とアメリカがイラクの石油を必要としているあいだの一過的な問題に過ぎません;仮に、今中国と日本が相争っているシベリアの石油パイプラインが穴埋めしてくれれば、いつのまにやら雨散霧消してしまい、健忘症の日本人は、人の噂も75日、あっという間にわすれてしまうことでしょう。
>

ロシアの石油も高コストです。
今と同様か、一層の石油価格の高値というのが将来の基調であるなら、
そうかも知れませんが、国際価格が低下すればロシアの石油を買う
メリットは、少なくともコストという点からは皆無になります。
政治的理由からアラブの石油はイヤだからロシアから買う、となれば
日本経済の競争力低下という問題に直面しますね。



▲[ 5651 ] / ▼[ 5666 ]
NO.5663  「宗教に対する深い理解」と「政教分離の意義」
□投稿者/ 大泉純三郎 -(2004/05/09(Sun) 10:25:00)
□U R L/
>さて、私が言いたかったのは、イスラム世界がもともとギリシャ・ローマ文明の守護者・承継者であったという事実の持つ重要性です;いかに、そのあと、野蛮な北方キリスト教徒十字軍やジンギスカンの蒙古を始めとするさまざまな中央アジア騎馬民族たちに踏みにじられて、その知的な精気を喪失せしめられたとしても、イスラム教とギリシャ的な科学的合理主義精神とは決してそりが合わないものではないはずだ、ということです;これの意味するところは大きいはずです;西洋のキリスト教徒もキリスト教から逃避行を重ねることにより今の科学的合理主義文明を手にしました;政治的にこれを表すと政教分離です;同様のことがイスラム世界でも生起可能だとすれば、世界の様相はがらっと変わることになります。
>
→イスラム教徒とキリスト教徒とユダヤ教徒は、どんな精神的紐帯で結ばれていた
のか?「精神的紐帯」とはどんな内容ですか?
この内容を理解できなければ、この主張自身が何の意味も持ち得ませんが。

「横浜国立大学の五十嵐教授が、単に「悪魔の歌」というサルマン・ラシュディー
の書物を日本語に翻訳しただけで喉を掻き切られて死にました」との断言はどんな
証拠によって証明されたものですか?

「それ以外の異教徒は、いわば切り捨て御免のようなもので、殺したところで
アッラーの聖なる怒りに触れることはありません」と他民族を侮辱するような
出任せを言った後で、この殺人事件を持ちだし、しかも「こういうメンタリティー
だからこそ、ユーラシアはいびつな政治しか営まれないのだと言えばそれまで」
として、一つの事件をもって「ユーラシア」という全体に否定的批評をするに
及んでいる。
論理飛躍の典型以外の何物でもない。

ある集合の「部分」をもって、それが属する「集合」全体を言及する行為ほど
低劣かつ誤った行為はない。
「論理」というものの基本を勉強し直して下さい。

「ユーラシアはいびつな政治しか営まれない」などと、自己の主張とも自己矛盾
するようなこと、世界のお笑い草になるようなことばかりですが---。


>同じ一神教徒として、同じ啓典の民として、実は、イスラム教徒とキリスト教徒とユダヤ教徒は、日本人には理解できない深い精神的紐帯(ちゅうたい)で結ばれています;イスラム教が支配した地域では、同じ啓典の民であるところの異教徒はコーランの教えに従い大事にされます、もちろん、高額の税金の支払いと引き替えの優遇ですが、それ以外の異教徒は、いわば切り捨て御免のようなもので、殺したところでアッラーの聖なる怒りに触れることはありません;横浜国立大学の五十嵐教授が、単に「悪魔の歌」というサルマン・ラシュディーの書物を日本語に翻訳しただけで喉を掻き切られて死にましたが、殺した下手人は、まず間違いなく、一片の良心の痛みも感じていないはずです;こういうメンタリティーだからこそ、ユーラシアはいびつな政治しか営まれないのだと言えばそれまでのことですが。
>
→「西洋のキリスト教徒が今の科学的合理主義文明を手にした」のは
「彼等がキリスト教から逃避行を重ねたから」だという説は初耳です。
「どんな逃避行」を重ねたのですか?この根拠を示して下さい。
「政治的にこれを表すと政教分離です」という大間違いも今迄聞いたことがない。
世界を知らない認識不足に基づく短絡思考なのかどうか?論拠を解説して下さい。


>要するに、日本人の目から見れば、これらの啓典の民たちは、神の名において互いに殺戮しても良心の痛みを感じないどころか、下手をすれば神に対する神聖な奉仕だと思いこめるほどの野蛮人なのです;日本人は、こういう程度の低い宗教意識は遙か昔に捨て去っています;宗教の名において殺し合いをし、殺人を宗教の名において正当化するような愚かなことは軽蔑してきたのが日本人ですから.
>
→「これらの啓典の民たちは、神の名において互いに殺戮しても良心の痛みを感じ
ないどころか、下手をすれば神に対する神聖な奉仕だと思いこめるほどの野蛮人なの
です」として、「啓典の民たちは互いに殺戮」するのだと言う。

一方で上記のように「同じ一神教徒として、同じ啓典の民として、実は、イスラム
教徒とキリスト教徒とユダヤ教徒は、日本人には理解できない深い精神的紐帯で結ば
れています;イスラム教が支配した地域では、同じ啓典の民であるところの異教徒は
コーランの教えに従い大事にされます」として「同じ啓典の民として大事にされる」
と言っている。

何をもって、「啓典の民たちは互いに殺戮」=「同じ啓典の民として大事にされる」
という公式が成立するのか?「論理の一貫性」というものを保持するように下さい。
そうすれば、他人にも理解できる投稿ができるようになります。

「日本人の考える宗教」と「イスラム教徒の考える宗教」「キリスト教徒の考える
宗教」「ユダヤ教徒の考える宗教」とを、「宗教」に対する深い理解もないままに
混同していませんか?
そもそも「宗教」とは何か?その「深い意味」や「定義」をご存じですか?
「政教分離」の歴史や、その意義もよく勉強して下さい。



▲[ 5663 ] / ▼[ 5669 ]
NO.5666  Re[3]: どの宗教も 人類にとっては 未完成な存在です。
□投稿者/ 桜の花 -(2004/05/09(Sun) 13:00:38)
□U R L/ http://www.aflat.com
私の見解で 申し訳ありませんが、述べさせてください。
手前味噌ですが 政治議論7503で書かせていただいたことが 自分には納得することなので それに準じて述べさせていただきます。
当然 大泉さんの 以下の文章に 答えるつもりです。

>そうすれば、他人にも理解できる投稿ができるようになります。
>
>「日本人の考える宗教」と「イスラム教徒の考える宗教」「キリスト教徒の考える
>宗教」「ユダヤ教徒の考える宗教」とを、「宗教」に対する深い理解もないままに
>混同していませんか?
>そもそも「宗教」とは何か?その「深い意味」や「定義」をご存じですか?
>「政教分離」の歴史や、その意義もよく勉強して下さい。

私は 人類の不思議な性格を まず最初に挙げるとしたら「争う理由」を見つける天才ということです。
ここから 入ります。

人間の本能も 他の動物同様に「食」と「色」です。
(しょく)の駄洒落ですいません。
 この本能を除くと 社会生活の生まれてから死ぬまで 「争う理由」と無関係には過ごせません。
人間は 精神的な不安定要因にたいし バランス感覚を持つように 安定感を持つ姿勢が備わっているようです。
この「争う理由」の副産物として 「宗教」と「学問」を 必然的に生んだのだと考えました。
 では 「争う理由」に対しての人間のバランス感覚とは何でしょうか。
私は これは 人間がかろうじて保持している「死の恐怖心」だとおもっています。
これも かすかな本能ですが この「かすかな本能」と「争う理由」の副産物の「宗教」と「学問」が叡智として 強い力として発露したとき 人類の人類の手による滅亡の危機を救ってきた「大きな鍵」となったとおもっています。
それは 今後も 数々あると思います。

人類の叡智が 進化・発展して、あるいは人間の方便として 分化してできたのが「宗教と学問」に他ならないと考えています。
根本が 人類の叡智である以上は 絶対という断言にあてはまることは 宗教においても ありません、ですから 数々の宗教が世の中に存在していると思います。
人間の営む 社会現象のなかに 私が言うところの「相対的価値しかない 知識」という解釈も 自分では 成り立つていると考えています。

この「争う理由」から派生した こと故に 宗教は ここからの呪縛から 永遠に逃れられません。
故に終末思想が含まれるか、あるいは自然に対する畏怖の念を含むところだと思えるところです。

更には 人間社会において 人間が管理する宗教ゆえに 教義に平和思想があったとしても 実践者が人間である以上 宗教に頼った平和は 実現できなくてもあたりまえです。
それがそもそも真実だと考えています。
そもそも人類が持つ価値観は 全員が違っているし・共通点も持ち合わせている状態にあるからです。
でから 大泉さんが 自分自身でも絶対に言いあらわせない質問の 「宗教の深い意味は?」・「定義は?」は 本当に無意味だと思っています。

もし ご自分で 回答として発表したとしても、私が縷々述べたことと同様に 他人には 理解できないものと考えた方が良いと思います。
お互いに 理解されないものとの認識も必要だということです。

ですから 状況にもよって 出来る場合と出来ない場合がありますが、人間は 只単にお互いの考え方を尊重するよりも まず先に 人として存立している お互いの立場や生活基盤を尊重することから始めることが 議論をする姿として理想的で 望ましいと考えます。
宗教よりも 人間を重視する立場です。
それが 社会性のある法治国家の 私が理想とする社会です。



▲[ 5666 ] / ▼[ 5670 ]
NO.5669  人間を重視する立場だからこそ
□投稿者/ 大泉純三郎 -(2004/05/09(Sun) 17:00:13)
□U R L/
>私は 人類の不思議な性格を まず最初に挙げるとしたら「争う理由」を見つける天才ということです。
>ここから 入ります。
>
>人間の本能も 他の動物同様に「食」と「色」です。
>(しょく)の駄洒落ですいません。
> この本能を除くと 社会生活の生まれてから死ぬまで 「争う理由」と無関係には過ごせません。
>人間は 精神的な不安定要因にたいし バランス感覚を持つように 安定感を持つ姿勢が備わっているようです。
>この「争う理由」の副産物として 「宗教」と「学問」を 必然的に生んだのだと考えました。
> では 「争う理由」に対しての人間のバランス感覚とは何でしょうか。
>私は これは 人間がかろうじて保持している「死の恐怖心」だとおもっています。
>これも かすかな本能ですが この「かすかな本能」と「争う理由」の副産物の「宗教」と「学問」が叡智として 強い力として発露したとき 人類の人類の手による滅亡の危機を救ってきた「大きな鍵」となったとおもっています。
>それは 今後も 数々あると思います。
>
>人類の叡智が 進化・発展して、あるいは人間の方便として 分化してできたのが「宗教と学問」に他ならないと考えています。
>根本が 人類の叡智である以上は 絶対という断言にあてはまることは 宗教においても ありません、ですから 数々の宗教が世の中に存在していると思います。
>人間の営む 社会現象のなかに 私が言うところの「相対的価値しかない 知識」という解釈も 自分では 成り立つていると考えています。
>
>この「争う理由」から派生した こと故に 宗教は ここからの呪縛から 永遠に逃れられません。
>故に終末思想が含まれるか、あるいは自然に対する畏怖の念を含むところだと思えるところです。
>
>更には 人間社会において 人間が管理する宗教ゆえに 教義に平和思想があったとしても 実践者が人間である以上 宗教に頼った平和は 実現できなくてもあたりまえです。
>それがそもそも真実だと考えています。
>そもそも人類が持つ価値観は 全員が違っているし・共通点も持ち合わせている状態にあるからです。

→「宗教」とは、極めて浅い世俗的解釈では、神や仏といった擬人化された対象を
設けて、それを信心することといった定義もあるようです。
しかし、もっと深いところ
では、「宗教」とは「哲学」であり、「世界観」「人生観」「倫理感」「価値観」
「生きる為の信念」の根底にあるものと言うことができるでしょう。

換言すれば「ものの見方、考え方」の大本になっているものが「宗教」であり「信仰」
であると言えると思います(*1)。

(*1)http://www.angel.ne.jp/~kcn/?jsophism6
(*1)http://www.sotoku.ed.jp/education/kokoro_column/224.html

また、どこからどこまでが浅い「宗教」で、どこからが深い「宗教」かといった線引き
をすることもできません。
なぜなら深さは連続したものであり、途中で境界線がある訳
でもないし、人それぞれで深さは違うからです。

従って、このような深い定義に立つならば、桜の花殿が上記したこと自体が全て、
桜の花殿の「宗教観」に根ざすものと言うことができましょう。

「争う理由」説も「人間の本能」説も「人類の叡智」説も、全て桜の花殿の「宗教観」
から来るものだということになります。

この前提で小生見解を下記してみます。


>でから 大泉さんが 自分自身でも絶対に言いあらわせない質問の 「宗教の深い意味は?」・「定義は?」は 本当に無意味だと思っています。
>
>もし ご自分で 回答として発表したとしても、私が縷々述べたことと同様に 他人には 理解できないものと考えた方が良いと思います。
>お互いに 理解されないものとの認識も必要だということです。
>
→誰でも他人の言うことを理解するには限界はあります。
しかし一人の人間が、或る
発言をした場合、その発言をした人は完全とは言わないまでも自分自身の発言を理解
している筈でしょう。
理解していなければならないでしょう。
自分で全く理解していないことをその自分が発言したのでは、他人は分かる筈はあり
ませんからね。
これではそれこそ精神統合失調症レベルと言われてしまうでしょう。

桜の花殿も「争う理由」や「人間の本能」「人類の叡智」を持ち出す以上、これらの
概念に対してそれなりの理解をした上で投稿したものと思います。

こう考えれば、「イスラム教」「キリスト教」「ユダヤ教」などを持ち出して、
「精神的紐帯」「喉を掻き切られ」「こういうメンタリティー」「いびつな政治」
「こういう程度の低い宗教意識」云々に言及するのであれば、言及している当人は
これらに対して理解した上で投稿しているものと思って当然でしょう。

しかも、「イスラム教徒」は「同じ啓典の民として大事にされる」と主張するや、
一方では「イスラム教徒」は「啓典の民たちは互いに殺戮する」輩として「イスラム
教徒」を侮蔑するような発言をしているとすれば「一体何を言いたいのか」誰にも
理解できないでしょう?それとも桜の花殿はこの発言を理解できますか?


>ですから 状況にもよって 出来る場合と出来ない場合がありますが、人間は 只単にお互いの考え方を尊重するよりも まず先に 人として存立している お互いの立場や生活基盤を尊重することから始めることが 議論をする姿として理想的で 望ましいと考えます。
>宗教よりも 人間を重視する立場です。
>それが 社会性のある法治国家の 私が理想とする社会です。
>
→正にこの通りと思いますが、問題はこのことをどう実践するかです。
これも一つの宗教観といってもいいと思いますが、この姿勢は、単にこの掲示板に
於ける「議論のやり取り」だけでなく、世界の人々、即ち「イスラム教徒」
「キリスト教徒」「ユダヤ教徒」らに対しても、同様に重視されるべき立場だという
のが、小生の宗教観です。

即ち「人間を重視する立場」に立つのであれば、「イスラム教徒」をその「宗教」
やや「歴史」や「西欧に後塵を拝している」という理由で差別したり、侮蔑、軽蔑、
或は誹謗に匹敵するような発言や偏見は慎むべきと思うし、或はそれなりの根拠を
もって差別したり、侮蔑、軽蔑、或は誹謗するのであれば、「イスラム教」や
「イスラム教徒」について理解した上で行なうべきであり、その根拠も示して当然
でしょうというのが、小生の「倫理感」(≒「宗教観」)です。

小生自身、イスラム教国の多くの人達と長年一緒に仕事をしてきましたし、小生に
とっては、「イスラム教徒」は仲間であり友人であり、家族の一員のような存在でも
あるからであり、尚更「彼らイスラム教徒をも人間として重視する立場」にあるからです。



▲[ 5669 ] / ▼[ 5674 ] ▼[ 5671 ]
NO.5670  Re[5]: 人間を重視する立場だからこそ 感じます。
□投稿者/ 桜の花 -(2004/05/09(Sun) 19:08:06)
□U R L/ http://www.aflat.com
私は もう一度言いますが 人類は争う理由を見つける天才で、その行動の副産物が 喜怒哀楽を含む感情(個人に内在しているもの)と他人と拘わる方便としての叡智(進化して宗教と学問に分化した)と考えました。
自分の考えなので 自分では良く納得できる事象にであいます。

それはさて置き 
民族で優れているのは ユダヤ民族だと言う認識が一般的です。
叡智をお金に換える才能とそれを持って人為的に作り出す価値観(本来無価値なもの価値を作ってしまう能力)です。
この最たるものが ユダヤ教の選民思想です。
このような思想は 大概の民族に付き物ですが 今では 聖書に記述されているだけに・・です。

卑近な例では アメリカのイラクへの戦争の仕掛けもイスラエルと言うのが本筋だと思います。
私流の解釈では「争う理由」を上手に作ったということです。

これもさて置き

大泉さんの見識をもってすれば 那山さんと へんてこな議論は 避けられるはずですが 大概において大泉さんからの「仕掛け」になっています。
私から見ると あたかも内輪もめと思えてなりません。
大泉さんの見識からすれば もっと建設的議論にできると思います。

大泉さんの主張される通りで 国際的にも・国内的にも どんどん建設的意見を聞きたい人は 私だけではないと思っています。
大泉さんが お感じになっていることは 掲示板の読者も同じだと思います。
那山さんも ご自分で知っていると思います。
私としては たいへん失礼をあえて言いますけど 御両者様に お許しいただきたいと思います。
争う理由を探さずに 進んでください。
何故ならば 御両者の論点が同じでも 人生観が違っていると思います。
それ故に 実生活での実経済を経験した貴重な体験は 那山さんの論理的主張と共に 思いやりのある言論を感じるところの それとあいまって 素晴らしい掲示板を完成できると思っているのは 私だけではないと思っています。
社会生活で 例え君臨した生活が長くても 言外に感じますし 那山さんへの「しかけ」にも君臨癖がのこっています。
ここの掲示板では 皆さんが平等の立場で主張する場だと思います。
管理者さんの意思だと思っています。
以前より 時々 それとなく書き込んでいましたことです。

出すぎた 勝手で思い込みの書き方になりましたことを お許しください。




▲[ 5670 ] / ▼[ 5675 ]
NO.5674  Re[6]: 人間を重視する立場だからこそ 感じます。
□投稿者/ こえだ -(2004/05/10(Mon) 14:24:45)
□U R L/
大変建設的な意見で何度か読み返してしまいました。

>私は もう一度言いますが 人類は争う理由を見つける天才で、
>その行動の副産物が 喜怒哀楽を含む感情(個人に内在しているもの)
>と他人と拘わる方便としての叡智(進化して宗教と学問に分化した)
>と考えました。
>自分の考えなので 自分では良く納得できる事象にであいます。

桜の花さんが仰る「人類は争う理由を見つける天才」という表現は至言ですね。
そして私はこう思います。
違う価値観に宗教、文化を持つ民族が接触を持てば争いはおきるものです。
対立や紛争の火種は何処にでも常にあり、その危険性も常にある。
だからこそ宗教が存在するのだ、と。
そして、いたずらに悲観的・情緒的・
観念的にならず、事実をきちんと認識して妥協と主張の線引きを
間違えないことが肝要ではないかと。

拙論を失礼しましたが、投稿したのは下記のユダヤ民族に関して一言申し上げたかったからです。

>民族で優れているのは ユダヤ民族だと言う認識が一般的です。
>叡智をお金に換える才能とそれを持って人為的に作り出す価値観
>(本来無価値なもの価値を作ってしまう能力)です。

ユダヤ民族は「叡智をお金に換える才能に恵まれていた」のではなく
キリスト教は宗教的理由で金融業=金全般に関わる仕事に携わることができず(金にまつわることを職業とするのは卑しいことだという概念があった)、
キリスト教徒より一段下に見られていたユダヤ教は職業的制約を受け、
金融業に就かざるをえなかった、と習った記憶がありますし、
文献でも読んだ記憶があります。
(例えは適切ではないかもしれませんが、日本がその昔、被差別部落の人たちに職業的制約を課したことと似ている、と教授が言っていたような・・・)
要旨が簡潔にまとまっていたと思われる記載を添付しますのでご参照ください。
http://tanakanews.com/b0201jew.htm
桜の花さんが「こんなことは当然知っていて、それらを踏まえた上で、彼らユダヤ民族にはその才覚もあったのだ」と主張されているのでしたら、
私の読み取り不足をご寛恕ください。

ついでに下記の記載についても、若輩者の意見をついでに失礼させて下さい。
お二方とも大変な論客で素晴らしい知識をお持ちでいらっしゃるのにどうも、相手を攻撃をすることにそのエネルギーを費やしているようで「残念だなぁ」と思うことが多々あります。
そして多分、多くの人は「議論」を読みたいのであり、相手への中傷と
思われる文言を見たい、のではないと思います。

外交・軍事の掲示板で横道に大きくそれたことと
重ねて生意気を言いましたことを併せてご寛恕ください。


>大泉さんの見識をもってすれば 那山さんと へんてこな議論は 避けられるはずですが 大概において大泉さんからの「仕掛け」になっています。
>私から見ると あたかも内輪もめと思えてなりません。
>大泉さんの見識からすれば もっと建設的議論にできると思います。
>
>大泉さんの主張される通りで 国際的にも・国内的にも どんどん建設的意見を聞きたい人は 私だけではないと思っています。
>大泉さんが お感じになっていることは 掲示板の読者も同じだと思います。
>那山さんも ご自分で知っていると思います。
>私としては たいへん失礼をあえて言いますけど 御両者様に お許しいただきたいと思います。
>争う理由を探さずに 進んでください。
>何故ならば 御両者の論点が同じでも 人生観が違っていると思います。
>それ故に 実生活での実経済を経験した貴重な体験は 那山さんの論理的主張と共に 思いやりのある言論を感じるところの それとあいまって 素晴らしい掲示板を完成できると思っているのは 私だけではないと思っています。
>社会生活で 例え君臨した生活が長くても 言外に感じますし 那山さんへの「しかけ」にも君臨癖がのこっています。
>ここの掲示板では 皆さんが平等の立場で主張する場だと思います。
>管理者さんの意思だと思っています。
>以前より 時々 それとなく書き込んでいましたことです。
>
>出すぎた 勝手で思い込みの書き方になりましたことを お許しください。
>
>



▲[ 5674 ] / 返信無し
NO.5675  次のステップは政策実現に近づくこと
□投稿者/ 管理者 -(2004/05/10(Mon) 15:58:45)
□U R L/
>お二方とも大変な論客で素晴らしい知識をお持ちでいらっしゃるのにどうも、相手を攻撃をすることにそのエネルギーを費やしているようで「残念だなぁ」と思うことが多々あります。
>そして多分、多くの人は「議論」を読みたいのであり、相手への中傷と
>思われる文言を見たい、のではないと思います。
>

私が思うのは、
「お二人の主張は何度も聞いているので次のステップに進んでほしい」
ということです。

次のステップとは政策実現に近づくことです。
それには自分が立候補するか、自分の主張に近い候補者を宣伝して多数の支持を取り付けること。

良い候補者、政治家がいたら、その推薦ポイントを
政治家応援掲示板
http://www.hirake.org/bbs/bbs2/politic/seijika/cbbs.cgi
に書いていただけないでしょうか。



▲[ 5670 ] / 返信無し
NO.5671  Re[6]: 人間と宗教そして「宗教管理者」
□投稿者/ 桜の花 -(2004/05/10(Mon) 09:09:22)
□U R L/ http://www.aflat.com
私は 自分の能力の範囲ですが 宗教の教義と宗教管理者の関係を不健全な関係と言う風に考えています。
それは 人間の歴史があって、宗教心が 社会的価値・社会的意義を含む になったときからできた「宗教管理者」の身分のことです。

現代の貨幣経済・物質文明の繁栄は 歴史的に解釈しても、実際は 教義の解釈にしても「宗教管理者」から 人間が本来もっている 自由・平等の精神の開放にあるからと考えているところにあります。

では この「宗教管理者」とは 近代民主主義の中でどの様な存在なのでしょうか。

私自身 述べているように、宗教の教義は 多くは 人類の叡智が そこに記述されていると思っています。
故に 現在の科学万能の世の中にあっても 精神性に限らず 森羅万象にかんして 読むに値するものと 皆さんと同様に 思っています。

その宗教色の高い 戦いが まさに中東での戦いだと思っています。
中東では 民意が宗教色を通して顕されているからです。
そして 決して声だけしか出さない「宗教管理者」の存在です。

日本では 今 まさに 管民主党代表を 代表であっても 叩く様相とは 大違いの感があります。

私は 日本の宗教法人も 諸外国の宗教と さほどの違いを感じません。

あえて「宗教管理者」と書きました。
宗教指導者と思えない 側面が 現代社会においては あるからです。
それほどに 人間性で彼らを語ることに 躊躇しない 現代の合理的学問の裏づけがあるからです。

いつの世の中かわかりませんが いずれは 宗教の非合理的側面が はがされて 宗教と学問が 今よりも近づく時代が到来すると思っています。
人類の叡智は そこまで進化・発展すると思っています。



▲[ 5670 ] / ▼[ 5660 ]
NO.5659  Re[2]: 民族の尊厳、個人の尊厳.......真の姿とは No. 4
□投稿者/ 山梨評論 -(2004/05/09(Sun) 01:59:59)
□U R L/ http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/2142/iraq.htm
私の、[5658] :後進性?をもたらす環境に対する支援の意義
についてお願いしたレスは、既にここにお書きになったことと重複しますね、こちらでコメントを続けます。

>要するに、日本人の目から見れば、これらの啓典の民たちは、神の名において互いに殺戮しても良心の痛みを感じないどころか、下手をすれば神に対する神聖な奉仕だと思いこめるほどの野蛮人なのです;日本人は、こういう程度の低い宗教意識は遙か昔に捨て去っています;宗教の名において殺し合いをし、殺人を宗教の名において正当化するような愚かなことは軽蔑してきたのが日本人ですから.
>

那山清流さんはブッシュなどのキリスト教原理主義とかいう、狂信者だと私が感じる(思うと言い切るには私には理論的根拠が無いです)人々と同じく、イスラム教否定というお立場だと理解します。

冷たい戦争が終わった後はこの世界は宗教戦争の時代になるという話を聞いたことがありますが、まさにブッシュが行っていることは、それを現実化しているとかねてから感じていました。
異教徒に対してそれほどまでに殺人も肯定するイスラム教徒が多国籍企業業のなかですら、活躍する余地は無いという否定でもあるでしょう。

でも、お書きになった事は、真実なのでしょうか? 
真実なら逆にイスラム教徒は私に殺されても文句は言えないことになる。
なぜなら、私は先制攻撃論により、正義の刃を彼等に向けても、誰も日本国の法律ですら、私を非難することはできない筈だからです。
正当防衛を事前に実行したに過ぎないからです。
イスラムの子どもから先に殺していく事が最も効果的だということになる。
イスラムの歴史をこれ以上先に勧めさせない為にね。

歴史にこだわり過ぎると陰鬱な世の中になりそうですね。
イスラム教が那山清流さんの説かれたようなものでは無く、宗教戦争では無い、宗教共存の道があることを信じている仏教徒の私です。





▲[ 5659 ] / ▼[ 5673 ] ▼[ 5661 ]
NO.5660  (長篠にて織田・徳川vs武田)
□投稿者/ 山梨評論 -(2004/05/09(Sun) 03:06:47)
□U R L/
那山清流さんが単純な錯覚をなさっているので、山梨県人として正確な情報を記録させていただきます。

>騎馬民族の衰退の原因は単純なものです:大砲の登場と発達。
>
>この間の事情は、日本でも桶狭間の合戦での鉄砲隊が武田の騎馬軍団壊滅に果たした役割を大砲に類推すればはるかに分かりやすいのでは

歴史上有名な織田の鉄砲隊は、天正3年(1575年)信玄公亡き後の武田勝頼が東海に軍を進め、5月21日、三河の長篠で織田・徳川連合軍と戦い、壊滅的打撃を受けた原因とされています。
武田の騎馬隊というこれも戦国に名をはせた軍備をもってしても足軽隊の操る鉄砲という近代兵器には対抗できなかった。
http://www.city.kofu.yamanashi.jp/rekisi/takeda/index.htm
http://www.interq.or.jp/pure/miyatate/chronological-record.htm

この長篠の戦いこそが、その後の日本史を決めたものとなったとすら言えるかも知れません。
その裏で活躍したのが堺の鉄砲商人という経済人であったことも記憶に留めたいし、それでもなお種子島モデル以後、短銃、連発銃やガトリング砲のような近代化まで進まなかった日本の兵器産業、設計・生産技術の謎は興味深いです。
もちろん徳川時代には幕府の監視がきつかったのだとは思いますけど、幕府自身すら兵器新製品の開発をしようとはしなかったと思います。

この掲示板は軍事板でもあるので、日本の兵器産業史について、どなたか別スレにて蘊蓄をご披露いただけると、これは嬉しいです(^_^)
過去ログにあるならアドレスご教示ください(^_^;)



▲[ 5660 ] / ▼[ 5676 ]
NO.5673  Re[4]: (長篠にて織田・徳川vs武田)
□投稿者/ 猫左衛門 -(2004/05/10(Mon) 11:21:22)
□U R L/
>歴史上有名な織田の鉄砲隊は、天正3年(1575年)信玄公亡き後の武田勝頼が東海に軍を進め、5月21日、三河の長篠で織田・徳川連合軍と戦い、壊滅的打撃を受けた原因とされています。
>武田の騎馬隊というこれも戦国に名をはせた軍備をもってしても足軽隊の操る鉄砲という近代兵器には対抗できなかった。
>http://www.city.kofu.yamanashi.jp/rekisi/takeda/index.htm
>http://www.interq.or.jp/pure/miyatate/chronological-record.htm

というように一般的に言われていますが、「鉄砲の集中使用」は勝因の
一つに過ぎず、全体としては戦術の勝利という分析が最近では主流に
なりつつあるようです。

(参考)

http://ww3.tiki.ne.jp/~yang/c-3.htm


>その裏で活躍したのが堺の鉄砲商人という経済人であったことも記憶に留めたいし、それでもなお種子島モデル以後、短銃、連発銃やガトリング砲のような近代化まで進まなかった日本の兵器産業、設計・生産技術の謎は興味深いです。
>もちろん徳川時代には幕府の監視がきつかったのだとは思いますけど、幕府自身すら兵器新製品の開発をしようとはしなかったと思います。


当時に限らず、また兵器に限らず、日本人は改良・改善は得意だが、
発明は不得手というのがあるからでしょう。

それと、連発銃やガトリングタイプは、WW2以後までほとんど需要は
ありませんでした。
兵が弾を無駄撃ちするだけだと考えられていたし、補給も追いつかないから。
(ガトリング銃を正規軍として世界で初めに採用・使用したのは明治政府軍)








▲[ 5673 ] / 返信無し
NO.5676  Re[5]: (長篠にて織田・徳川vs武田)
□投稿者/ 山梨評論 -(2004/05/10(Mon) 16:49:33)
□U R L/
>というように一般的に言われていますが、「鉄砲の集中使用」は勝因の
>一つに過ぎず、全体としては戦術の勝利という分析が最近では主流に
>なりつつあるようです。
>
>(参考)
>
>http://ww3.tiki.ne.jp/~yang/c-3.htm


>当時に限らず、また兵器に限らず、日本人は改良・改善は得意だが、
>発明は不得手というのがあるからでしょう。
>
>それと、連発銃やガトリングタイプは、WW2以後までほとんど需要は
>ありませんでした。
>兵が弾を無駄撃ちするだけだと考えられていたし、補給も追いつかないから。
>(ガトリング銃を正規軍として世界で初めに採用・使用したのは明治政府軍)

猫左衛門さん、ありがとうございます。

通説・俗説をくつがえすインターネット情報という意味で実に良いですね。
しかし、こんな「武田騎馬隊の真実」など山梨県人は結構知っているのかも。
http://ww3.tiki.ne.jp/~yang/c-2.htm
私などは県外から来て俗説を信じているだけなのかも知れません。
知っていても黙っているという「県民性」も感じていますから・・・おっと、これを言うことは、十把ひとからげで論じるという悪弊につながる(^_^;)

長坂町というところで前時代的な汚職事件が摘発されたのですけど、新聞記事を読んでいて呆れましたよ。
みんな知っていた事らしい、そして逮捕劇の後ですら、新聞のインタビューに「後が恐いから」と口をつぐんでいるという人々。
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/yamanashi/040509/kiji01.html
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2004&m=05&d=09&s=2
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=7137

連発銃のことは、これも昔の西部劇だけのおそまつな知識、ウインチェスター銃なんて名前を思い出していました。



▲[ 5660 ] / 返信無し
NO.5661  (米軍の地域研究資料)
□投稿者/ 山梨評論 -(2004/05/09(Sun) 05:16:24)
□U R L/
これも補足資料です。
昔、現物を何冊も目にした事を思い出して探してみました。
http://lcweb2.loc.gov/frd/cs/cshome.html
米国議会図書館が公開していました。
記事にあるように米国陸軍が何十年も続けていた世界各国の地域研究です。

こういう事をやれるアメリカ(当時は政府出版局GPOで販売している図書だけの公開でした)を私は尊敬していました。
うろ覚えの記憶ですが、米国陸軍がこのような資料を作っていたのは、進駐軍、駐留軍として出かける国々の情報を軍人に教育する為だとか。

Japan のページで見ると、Research Completed January 1994 古いです。

その後はインターネットで調べられる時代になりましたから(1995〜)米軍も調査研究をこのような形で継続する事はやめてしまったのかも知れません。

少なくとも防衛研究所、防衛大学、外務省、そしてもちろん国立国会図書館には上記資料は全て所蔵されているはずです。
日本で作成した資料は知りません。
今の自衛隊でも同じような教育は最新の資料に基づいてされていると思いますが、そういう情報は時間があれば探してみたいです。
この資料のことを知った当時、ルースベネディクトの「菊と刀」のことを考え、日本が太平洋戦争に負けた理由に思いを馳せたものでした。
京都や皇居は爆撃しなかったアメリカが、いまイラクではモスクを攻撃しているようですが、その変身は何故なのだろう。



▲[ 5651 ] / 返信無し
NO.5652  イスラム世界は全体的に資源豊富ですし
□投稿者/ ぼー -(2004/05/08(Sat) 15:17:24)
□U R L/
>イラクの人たちには気の毒ですが、日本とアメリカがイラクの石油を必要としている限りは、イラクという地域は世界政治の渦中にあることを免れることはできません;

イスラム世界は資源豊富なだけに全体的にそうであるといえるでしょう。

>こういう角度から見れば、彼らの置かれている座標がますます明確に見えてきます;要するに徹頭徹尾、受け身、なのです;国境線ですら、自らが引いたものではなくて、大英帝国という植民地主義の権化が引いたものでしょう;人為的に異なる敵対部族をひとつの国の中に囲い込む、これにより、永続する国内紛争のタネを蒔いておく;隣接国も同様のテクニックででっち上げる........政情不安定な国同士が国境を接すれば、絶えざる国境紛争・国際紛争.........このようにして、内乱と外乱の炎が尽きないように国境をゲリマンダリングしておく.....

イラクなどまだ恵まれた方でしょうね。
同じイスラム教徒でも西サハラやアチェー、スーダンに至ってはもはやいかなる意味においても被害者であって、受益者ではあり得ない。
収奪されるだけ。
近代システムの暴力がイラク以上にきつい。

>情けないことに、旧植民地国は、植民地主義者が構築したグランドデザインから一歩も抜け出すことができていません;抜け出せないのは、もちろん、彼らの責任です;しかも、話をイラクに戻せば、イラクは上記の通り、日本とアメリカが必要とする良質の石油を算出する限りに置いて、国際的な政治力学から逃れることなどできるはずもありません;そもそもイラクという国自体が、英国人が英国の都合の良いようにでっちあげた国境線ででっち上げられた国で、ご存知のように中世的部族民が割拠している地域であり、西洋近代的な意味での国民国家という概念からはほど遠いものです;このような地域に暮らす人たちがひとつの国民として団結することがほとんど不可能なのも当然でしょうし、このような分裂を宿命づけられた人たちが、押しつけられた国境線の中に存在している、近代西洋的な意味での「国益」なるものを守ることができないのもなんら不思議はありません。
>植民地主義者によって押しつけられた国境線の中に閉じこめられた敵対部族たたちが、この国境線をみずからどうすることもできずに、この国境線を前提に政治をすることを強いられるとき、そこに生まれてくる政権が、敵対部族間の強烈な敵対エネルギーを上回る国家的エネルギーを必要とするのも、物理学的な必然だとも理解できますね;要するに、この地域では、国家は、フセインが身を以て示したように、「悪」としてしか存在できないのです。

それは国内のまとまり具合にもよると思います。
イスラム世界と言ってもあまりにも広いので、トルコやチュニジアなどを見ても、一般論では何とも言いにくいですが、あえて言うなら国民国家など守るに値しない立場の人々が多い事は確かです。
そんなものがなくても十分生きているというか、福祉は国家・行政がやるもの、という意識が低い事は確かです。
地域のネットワークが強いので、これを国家の代わりとする。

>さらに、イスラム教は政教一致を理想としていますから、なんどもいうように、近代西洋的な政教分離原則とは水と油です;西洋の真似をして百年以上たった日本ですら、いまだに、靖国問題を見れば明らかなように、国民の意識のどこを探してみても、「政教分離なくして国家無し」というような信念などありません;このことは、疑似宗教である共産主義体制においても、共産主義自体が疑似宗教なので、政教分離、つまり、政治と共産主義教義の分離についての自覚などゼロであることにも現れていますし、さらには、いまだに日本を支配しているのは、役人であり、自覚的な個人としての国民ではないことにも現れています。

イスラム教は確かに政教一致を原則としていますが、マレーシアやトルコではこのような動きには反対して、近代的な国民国家で欧米に対抗しようとしているといえます。
ただ、イラクの動きはある意味面白いですね。
今のイラクは国民国家自体は必要とせず、都市レベルや部族レベルの自治によって統治が治められようとしているのが面白いです。

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