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NO.7910
大統領が変わるこの時期に、株安の秘密があった |
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□投稿者/ 管理者 -(2008/01/29(Tue) 15:37:36)
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大統領が変わるこの時期に、株安の秘密があった
ブッシュ大統領が最後の一般教書演説、景気先行きに懸念 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080129-OYT1T00311.htm 米景気の悪化に懸念を示し、先週まとめた総額1500億ドル(約16兆円)の景気対策の早期可決を議会に促すとともに景気後退の阻止に強い決意を示した。 外交面ではイラクへの米軍増派が治安の改善につながったことを強調した。
最近、「ローマ人の物語」を読みました。 トラヤヌス皇帝が長年の宿敵だったパルティラ王国(今のイラク)を占領したけど、 テロが勃発して治安維持が大変。 そのうちトラヤヌス皇帝は病気で死んでしまいました。 次のハドリアヌス皇帝は、表立って撤退とは言わないけど、実質即時撤退する。
これと同じことが現代にも起きたのです。 大統領が変わるこの時期に、イラクから撤退するシナリオをオイルマネーが作ったのです。
アメリカはイラクを占領したけど、テロが勃発して治安維持が大変。 経済危機が起きてイラク駐留の費用を経済立て直しに回さないといけなくなった。 大統領が変わるこの時期なら、 ブッシュは「イラク派遣の成果が出た」とカッコつけた言い方して引退する。 実質の撤退は次期大統領が行う。
大統領が変わるこの時期に経済危機が出たのは偶然ではない。 サブプライム問題をきっかけにして、裏ではオイルマネーが動いたと、私は読む。 シティバンクなど金融機関にオイルマネーが大量の融資支援をしたのは1ヶ月前。 その条件として、株を売りまくるように指示されていたのだ。 そして、今回の理論を越えた株暴落。
すべては、アメリカがイラクから撤退するシナリオです。
日本の福田総理は何していたか。 この時期になっても何の財政政策を出さない。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080126-OYT1T00824.htm 福田首相はダボス会議での演説後の質疑で、世界連鎖株安への日本の対応について、「米国は財政出動と減税をすることにしたが、日本の場合、同じような方策がよいのか、考えねばならない」と述べ、財政出動などによる景気対策には慎重な姿勢を示した。
それはアメリカから、こう言われたのです。
日本はでしゃばるな。 アメリカが世界をリードするのだ。 アメリカが方針を出してから追従するがいい。 それまで勝手に政策を出してはならない。
福田総理の政治力はこんなところです。
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