核燃料溶融認める=保安院、安全委に報告―原発1〜3号機で・福島第1 http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20110418-00000135-jij-soci&s=points&o=desc 経済産業省原子力安全・保安院は18日、原子炉の冷却機能を喪失した福島第1原発1〜3号機で、核燃料が溶融していたことを認める見解をまとめ、同日開かれた国の原子力安全委員会に報告した。 保安院は3月12日、原子炉建屋周辺で放射性物質のセシウムが検出された1号機について、「炉心溶融が起きている可能性が高い」との認識を示していたが、公式に見解を出したのは初めて。
保安院の中村審議官はすでに3月12日の会見で「炉心溶融が起きている可能性が高い」と発言しました。 しかし事態が深刻であることを隠したい菅首相と枝野官房長官は中村審議官を即刻更迭し、現在の西山審議官が登場します。 西山審議官は経済産業省出身でTPPの担当でした。 原子力は素人です。
週刊ポスト4月15日号では以下、
菅内閣の「嘘」体質は常軌を逸している。 本誌は4月1日号で原子力安全・保安院の中村幸一郎・審議官の“更迭”をスクープした。
東大工学部出身の技術キャリアである中村審議官は、震災翌日の会見で、検出された放射性物質から、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と炉心溶融の可能性に言及した。 正しい認識だった。 ところが、菅首相と枝野幸男官房長官は、「国民に不安を与えた」と問題視し、中村氏を会見の担当から外すように経産省に指示したのである。 そして、枝野長官は会見で、炉心溶融情報について、「炉を直接見ることはできない」といってのけ、中村氏の正しい指摘を封印した。
あの段階でメルトダウンを認め、すぐに海水注入の措置を取っておけば、その後の水素爆発、放射性物質の拡散は防げた可能性が高いと専門家は指摘する。 菅氏、枝野氏が国民を危機に陥れた責任は非常に重い。
|
|