>ネット社会とIT技術を駆使すれば 素人でも法案を簡単に作れる時代になるのではないでしょうか。 >私は 直接政治に於いての条件の重要な一つは法案作りを政治家や官僚の独占的特権から全ての国民に解放する処にあると考えています。 >この考え方は「人心権思想」の考え方の一つです。
適当な法案なら、ネット社会でなくても、いつの世でも誰でも作れます。 でも諸問題と整合性がとれる法案は簡単に作れません。 その案が個人一人の頭の中だけで存在する案なら簡単に作れます。 でも、国民共有の案になるのは、ネットを使っても簡単ではありません。
多数の人が簡単に法案を作ったら、一年にいくつの法案が出てくるでしょうか。 ネット社会で言うなら、スパムメールのように、 法案文章が大量に作られるでしょう。 1万も2万も法案が出てきて、それを誰がどう処理しろというのでしょう。
1)他の法律と整合性をとる仕組み、 2)大量生産される案の中から、どれを優先的に議論するか選別する仕組み、 3)個人の私案から、国の立法の議題としてひきあげる仕組み、 をどうお考えですか。
これらの仕組みが出来ないと、ネット社会であってもIT技術であっても、立法機能は機能しません。
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