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□投稿者/ 松下潤治良 -(2011/03/29(Tue) 13:59:50)
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東日本大震災。 被災地のいわき市と兄弟都市の宮崎県延岡市、そして同じ気仙沼市と友好関係にある宮崎県日南市。 支援活動を開始した両市の市長の対応振りは対照的だった。 首藤正治・延岡市長は、「(私は)いわき市の状況を非常に心配している」「副市長と連絡が取れた。 水が不足しているらしい」「ペットボトル5000本を送る」。 延岡市長の「いわき市民を思うやさしさと1人で頑張る姿」が報道に接する人々の心に宿る。 延岡の市長は人情味のあるすばらしい市長だ。 しかし、ここで「疑問」が湧く。 日南市の谷口善幸市長も、気仙沼市の市民に対して同じ気持ちだろうに、なぜ首藤市長の優しさだけが連日報道されるのか。 理由は、首藤市長が報道関係者にそのように「喋る」からである。 首藤市長には自身をよく見せて好感度を上げようとする性癖がある。 H21.5.29の市長メッセージ「市職員給与や賞与などへ市民の不満は大きいが、挨拶を徹底し市民の『好感度』が増せば、批判も激減する」。 また、初登庁に際し自転車で乗り付ける「パフォーマンス」を見せた過去もある。 そして、15日、土々呂町の「センコーKK」からぺットボトル5,000本を積んだトラックが出発した。 首藤市長が見送りに駆けつける。 不思議なことに報道各社も同時刻に集合している。 首藤市長が広報担当を通じて「喋った」からである。 トラックをいつまでも見送る首藤正治市長。 読売新聞が、その後姿を撮影する。 『やらせ』の逆パターンである。 「この水がいわき市民の命をつなぐかもしれない」。 PR的な市長の「喋り」を読者に伝える。 人は「利益になることだけを計算して喋る」。 不都合なことは喋らない。 まして、広報力のあるマスコミ相手に対してはなおさらである。 さらに翌16日、今度は食料を積んだトラック1台を見送る、式典が市役所前で開催された。 100人の職員や議員が参列する盛大なセレモニーだった。 テレビは、夕食時のゴールデンタイムに、身振り手振りでドライバーを激励する首藤正治市長の姿を映し出す。 新聞が「首藤正治市長」の記事を掲載する。 「疑問」が湧く。 多くの人命が失われ、避難生活を余儀なくされ、さらに放射能におびえるいわき市民の心情を思えば、出発式は地味でよかったと思う。 余人には窺い知れない首藤正治市長の思惑があったのだろうか。 いずれにせよ、結論的に言えば、この一連の動きは、首藤正治・延岡市長が描いた「自作自演」の「シナリオ」だったのではないか。 報道各社もそれに沿って素直に報道させられたようだ。 そして、いわき市民からは、「この恩は忘れない首藤正治市長さん。 延岡市から支援物資第一便」「宮崎県延岡市・首藤正治市長さん第二便の支援物資ありがとう」などのツイッター書き込み相次いでいる。 ここで、「疑問」が湧く。 なぜ、首藤市長だけが、救世主のように賞賛・感謝されるような状況になったのか。 いわき市民のことを、首藤市長だけでなく延岡市民全員が心配している。 さらに、いわき市へ送られた救援物資は、延岡市民の血税から賄われたものである。 首藤正治市長の寄付によるものではない。 物資の調達に奔走した職員や関係者たち、そして、放射能の危険があるいわき市へトラックを走らせた運転手たち。 救援物資は、こうした延岡市民・全員からの贈り物である。 いわき市民は、売名的な「自作自演」劇でマスコミを活用して名前を売った「首藤正治市長さん」に感謝するのではなく、延岡市民に感謝していただきたい。 首藤市長がいなくても、延岡から救援物資は届くが、首藤市長がいても、延岡市民がいなければ届かない。 首藤市長がいわき市民のことを思い、救援物資を送るという善行をしたことは事実である。 しかし、同時に市長の善行に『協働』以上の貢献をした市民たちを蚊帳の外において、自己PR・自己広報に走り、結果として、いわき市民から感謝されるべき延岡市民の善意と、関係者の苦労や功績などのすべてを「独り占め」にしたのである。 首藤正治市長は自己中心の広報・パフォーマンスは改めなければならない。 市長は市民のために存在するのであって、市長のために市民が存在するのではない。 さて、この間、日南市の谷口市長のことはほとんど報道されなかった。 しかし、日南市は友好都市・気仙沼市だけでなく、関係がある塩釜市にも合計でペットボトル15,000本や食料を送り、義捐金500万円、支援経費1,500万円を市議会に諮り決定している。 宮崎県内の小林市、都城市などの他市からも支援物質や義捐金が送られているが、「市長からの贈り物だ」と勘違いされるような贈り方はしていない。 宮崎県の自治体の長は、延岡市長の広報・バフォーマンス行政の真似をすべきでない。 首長の「広報・パフォーマンス」は、ほとんどの場合「世のため人のため」ではなく、「自分や自分たちのため」に行われる。 である。 「実効性」より自己の「話題性」を重視する行政が蔓延すれば、宮崎の県勢・市勢は衰える。 首長に対する厳しいまなざしが必要である。 宮崎県 市民への「情報発信」に励む延岡市長。 その裏には(下)http://www.janjanblog.com/archives/27615 宮崎県 別の目的が隠されていた延岡市の大規模な口蹄疫・消毒運動http://www.janjanblog.com/archives/26928
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NO.4460
いわき市へ救援物資。 善人市長を自作自演した首藤正治延岡市長
□投稿者/ 松下潤治良 -(2011/03/29(Tue) 13:59:50)
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東日本大震災。 被災地のいわき市と兄弟都市の宮崎県延岡市、そして同じ気仙沼市と友好関係にある宮崎県日南市。 支援活動を開始した両市の市長の対応振りは対照的だった。 首藤正治・延岡市長は、「(私は)いわき市の状況を非常に心配している」「副市長と連絡が取れた。 水が不足しているらしい」「ペットボトル5000本を送る」。 延岡市長の「いわき市民を思うやさしさと1人で頑張る姿」が報道に接する人々の心に宿る。 延岡の市長は人情味のあるすばらしい市長だ。 しかし、ここで「疑問」が湧く。 日南市の谷口善幸市長も、気仙沼市の市民に対して同じ気持ちだろうに、なぜ首藤市長の優しさだけが連日報道されるのか。 理由は、首藤市長が報道関係者にそのように「喋る」からである。 首藤市長には自身をよく見せて好感度を上げようとする性癖がある。 H21.5.29の市長メッセージ「市職員給与や賞与などへ市民の不満は大きいが、挨拶を徹底し市民の『好感度』が増せば、批判も激減する」。 また、初登庁に際し自転車で乗り付ける「パフォーマンス」を見せた過去もある。 そして、15日、土々呂町の「センコーKK」からぺットボトル5,000本を積んだトラックが出発した。 首藤市長が見送りに駆けつける。 不思議なことに報道各社も同時刻に集合している。 首藤市長が広報担当を通じて「喋った」からである。 トラックをいつまでも見送る首藤正治市長。 読売新聞が、その後姿を撮影する。 『やらせ』の逆パターンである。 「この水がいわき市民の命をつなぐかもしれない」。 PR的な市長の「喋り」を読者に伝える。 人は「利益になることだけを計算して喋る」。 不都合なことは喋らない。 まして、広報力のあるマスコミ相手に対してはなおさらである。 さらに翌16日、今度は食料を積んだトラック1台を見送る、式典が市役所前で開催された。 100人の職員や議員が参列する盛大なセレモニーだった。 テレビは、夕食時のゴールデンタイムに、身振り手振りでドライバーを激励する首藤正治市長の姿を映し出す。 新聞が「首藤正治市長」の記事を掲載する。 「疑問」が湧く。 多くの人命が失われ、避難生活を余儀なくされ、さらに放射能におびえるいわき市民の心情を思えば、出発式は地味でよかったと思う。 余人には窺い知れない首藤正治市長の思惑があったのだろうか。 いずれにせよ、結論的に言えば、この一連の動きは、首藤正治・延岡市長が描いた「自作自演」の「シナリオ」だったのではないか。 報道各社もそれに沿って素直に報道させられたようだ。 そして、いわき市民からは、「この恩は忘れない首藤正治市長さん。 延岡市から支援物資第一便」「宮崎県延岡市・首藤正治市長さん第二便の支援物資ありがとう」などのツイッター書き込み相次いでいる。 ここで、「疑問」が湧く。 なぜ、首藤市長だけが、救世主のように賞賛・感謝されるような状況になったのか。 いわき市民のことを、首藤市長だけでなく延岡市民全員が心配している。 さらに、いわき市へ送られた救援物資は、延岡市民の血税から賄われたものである。 首藤正治市長の寄付によるものではない。 物資の調達に奔走した職員や関係者たち、そして、放射能の危険があるいわき市へトラックを走らせた運転手たち。 救援物資は、こうした延岡市民・全員からの贈り物である。 いわき市民は、売名的な「自作自演」劇でマスコミを活用して名前を売った「首藤正治市長さん」に感謝するのではなく、延岡市民に感謝していただきたい。 首藤市長がいなくても、延岡から救援物資は届くが、首藤市長がいても、延岡市民がいなければ届かない。 首藤市長がいわき市民のことを思い、救援物資を送るという善行をしたことは事実である。 しかし、同時に市長の善行に『協働』以上の貢献をした市民たちを蚊帳の外において、自己PR・自己広報に走り、結果として、いわき市民から感謝されるべき延岡市民の善意と、関係者の苦労や功績などのすべてを「独り占め」にしたのである。 首藤正治市長は自己中心の広報・パフォーマンスは改めなければならない。 市長は市民のために存在するのであって、市長のために市民が存在するのではない。 さて、この間、日南市の谷口市長のことはほとんど報道されなかった。 しかし、日南市は友好都市・気仙沼市だけでなく、関係がある塩釜市にも合計でペットボトル15,000本や食料を送り、義捐金500万円、支援経費1,500万円を市議会に諮り決定している。 宮崎県内の小林市、都城市などの他市からも支援物質や義捐金が送られているが、「市長からの贈り物だ」と勘違いされるような贈り方はしていない。 宮崎県の自治体の長は、延岡市長の広報・バフォーマンス行政の真似をすべきでない。 首長の「広報・パフォーマンス」は、ほとんどの場合「世のため人のため」ではなく、「自分や自分たちのため」に行われる。 である。 「実効性」より自己の「話題性」を重視する行政が蔓延すれば、宮崎の県勢・市勢は衰える。 首長に対する厳しいまなざしが必要である。 宮崎県 市民への「情報発信」に励む延岡市長。 その裏には(下)http://www.janjanblog.com/archives/27615 宮崎県 別の目的が隠されていた延岡市の大規模な口蹄疫・消毒運動http://www.janjanblog.com/archives/26928
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