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NO.8077
政治の構造的欠陥から 年金問題が起きた可能性が |
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□投稿者/ ミネ -(2007/06/06(Wed) 11:23:22)
□U R L/ |
今から40数年も前の1964年9月1日に社保庁年金保険部業務課長が出した「厚生年金被保険者台帳記号番号の確認について」で、「機械処理による記録事 故はすでに93万件に達している」「番号確認の適否は、保険給付の裁定等にも 影響する」などと記されていました。 社保庁は、60年ごろから厚生年金加入者の転職・再就職などに伴う届けがあっ た際、社会保険事務所の被保険者原票を本庁に送り、本庁で磁気ファイルに入力 する作業を開始しました。 93万件はこの際、転職・再就職した被保険者につい て収録すべき元の年金番号が見つからないなどの理由で誰が支払ったか分からな くなり、年金番号が宙に浮いた形になってしまっていたのです 。 当時から「おかしいんじゃない」と申し出て、直に訂正された例はかなりあって 職員の間でも、システムに欠陥があることは認識されていたとのことです。
国民が国への信頼を感じる機会は、たしか警察、消防、ゴミ回収それと年金と 記憶します。 悪徳サラ金では年金手帳を取り上げるそうですからまさに命の次 に大切なものと感じていた制度が、申し出た途端に訂正されるというほど信頼性 のないものであったことは極めて残念です。 しかも電子化に伴い、原本の破棄を 命じたとなれば、技術的にも照合・検証は不可能ではないかと感じます、数十年 前の領収書を保管している人などおられるとは思えません・・・ 沖縄では「800万円の遺族年金の不払いは当庁のミスです。 しかし支払う制度 が存在していないのでお支払いできません」で訴訟されたり、今後「証明できれ ば支給する」と主張されることでしょう。 、挙証できず泣き寝入りせざるをえな い方が既に出ているはずですし、今後多数出るでしょう、さらに「申告しなけれ ば支給されない」制度「国民は羊、役人は統治者だ」と思っているのでしょうか、怒りを越えて悲しくなりますね。 並存政治が遠い将来電子的な手段のみに移行す る場合のいい教訓ではありますが、今日まで議員に声が届いていなかったのも不 思議です。 議員は役人に遠慮せざるを得ない体質ですから「過失責任を強くは問えなかっ た」のか、それとも「藪を突ついて蛇(議員年金)が出ては困る」とお考えだった のか・・・責任が全くないという事ではないはずです 役人に頭が上がらない、しかも自ら議員年金という特典にありついておられる人々 のみが政治をする「間接一本という政治制度」が根本的な原因ではないでしょうか
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