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少子化問題 堺屋太一の提言
/サイレント・マイノリティ (04/02/20(Fri) 20:45) [6907] |
...... Re[1]: 少子化問題 堺屋太一の提言
/宮本 武蔵 (04/02/21(Sat) 11:34) [6918] |
...... 新しい産業がない
/たま (04/02/21(Sat) 11:12) [6917] |
............ 新しく生まれる産業
/富岡和弘 (04/10/31(Sun) 02:47) [7813] |
.................. 予防・健康増進サービス産業
/サイレント・マイノリティ (08/04/02(Wed) 08:45) [7974] |
.................. 健康産業は拡大する
/レーズンパイ (04/11/01(Mon) 11:50) [7815] |
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親記事 / ▼[ 6918 ]
▼[ 6917 ]
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76年に著された「団塊の世代」の中で「高齢化社会」という 用語を初めて用い、以後、一般用語化したと堺屋太一氏が述べ ているのですが、その堺屋氏が今月号の文藝春秋で少子化問題 について提言されていましたのでご紹介します。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/7553/keikoku.html
・江戸時代も、地方から大量の人口が江戸に流入し、その多くが 一代限りで死に絶えた。
・例えば、戦争に負けて自国の将来に誇りが持てなくなると出生率 が急激に低下する。 普仏戦争に敗れたフランス、第一次大戦で敗れた ドイツも、当時急激に出生率が低下した。 ソ連崩壊後のロシアでも同様だ。
・日本人が今、自国の将来に希望が持てなくなっている最大の要因は 官僚主導システムにある。
・官僚機構が必要以上に少子化不安を煽っていることで、少子化スパイラル に一層の拍車をかけている。
・実は人口が減ることは必ずしもマイナスではない。 例えばイタリアでは15世紀に人口が急減したが、この時期に ルネッサンス文化が開花した。 (人口減少が生産性の低い部門から 生産性の高い部門に集中特化した)
・70歳まで働ける社会にすべきだ。 そうなれば労働力不足や 年金問題解決に役立つだろう。
・移民を一定限度受け入れることも検討すべきだ。
上記すべて賛成というわけではありませんが、個人的には ともかく移民の受け入れを急ぐべきかな、と思っています。
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▲[ 6907 ] / 返信無し
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NO.6918
Re[1]: 少子化問題 堺屋太一の提言 |
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□投稿者/ 宮本 武蔵 -(2004/02/21(Sat) 11:34:10)
□U R L/ |
>・70歳まで働ける社会にすべきだ。 >そうなれば労働力不足や >年金問題解決に役立つだろう。 > >・移民を一定限度受け入れることも検討すべきだ。 > > >上記すべて賛成というわけではありませんが、個人的には >ともかく移民の受け入れを急ぐべきかな、と思っています。 >
移民の受入れは急ぐべきでは無いと思います。 確かに、年金制度の破綻など、若年労働者の不足により 年金の受領者と負担者の比率が厳しい方向に向かっており 年金制度の存続に疑問を持つ、若年者の年金の納付率が 下がっている事は認めます。 しかし、それを移民により凌ぐことは、日本の国際競争力が 弱まっている現在、物価の上昇等、労働コストの引き上げ につながり、未来に禍根を残すものと成るのではないで しょうか? それよりは、今ある資産即ち、高齢者を使うことで、年金 の受領者を減らし、負担者(働く高齢者)を増やす事が 最も優れた方法と考えます。
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▲[ 6907 ] / ▼[ 7813 ]
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□投稿者/ たま -(2004/02/21(Sat) 11:12:03)
□U R L/ |
>76年に著された「団塊の世代」の中で「高齢化社会」という >用語を初めて用い、以後、一般用語化したと堺屋太一氏が述べ >ているのですが、その堺屋氏が今月号の文藝春秋で少子化問題 >について提言されていましたのでご紹介します。 >http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/7553/keikoku.html
人口が減少すると、生産性の低い土地は耕す者がいなくなって捨てられた。 人口は生産性の高い職業や土地に向う。 当然、一人あたりの所得が高まり、庶民にもフィレンツェの絹製品やベネツィアのガラス器を購入する余裕が生まれた。 こうした手工業が発達すると国外にも輸出され、イタリア経済は発展する。 教会への寄付も増えて新しい聖堂が次々に建設され、そこに壁画を描き、彫刻をつくった。 これがやがて、ミケランジェロやラファエロを生み出したのである。
ところが同じ頃のドイツでは人口の減少によって経済が衰退した。 当時のドイツは、イタリアよりはるかに封建領主(地主)の権力が強く、農民の自由な移動を禁じて生産性の低い土地に縛り付けた。 このため、一人あたりの所得が上がらず、むしろ都市の商工業が衰退してしまった。 繁栄を極めた南ドイツの諸都市が衰亡したのはこのためである。
今日の日本で封建領主にあたるのは各省官僚だ。 生産性の低い産業に多くの人材を囲い込み、経済効率を悪化させている。 イタリア型で、生産性の高い産業に労働力を集中させれば、少子化でも経済発展の可能性は充分にある。
と、ここまでがその文藝春秋の引用です。 生産性の高い産業に労働力を集中させるということは、既存産業から新しい産業に人を移すということですね。 既存産業はリストラで高齢者をクビにしてますよ。 既存産業は労働力の移動に協力してます。 でも新しい産業がないです。 生産性の高い産業とはどんなものでしょうか? そこに高齢者は働けるのでしょうか? 新産業がないかぎり、労働力移動を賛美するのはリストラ礼賛ではないですか。
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▲[ 7813 ] / 返信無し
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経済産業省が、健康産業を経済的見地から見たレポートを作成しています。
「健康サービスビジネス化研究会」中間提言について 平成17年3月30日 経済産業省 健康サービスビジネス化研究会
◆予防・健康増進サービスは、国民生活の質(QOL)の向上と社会保障制度の効率化の両立につながる重要な産業 ◆生活者の健全な心身を確保することの社会的な意義は大きい ◆既存の健康サービスをネットワーク化して、融合的なサービス提供 ◆心身の元気を伸ばすという観点からは、身体の健康のみならず、メンタルケアの観点も重要 ◆既に疾病を有する生活者のみならず、健常者も対象とする健康管理・増進サービス ◆生活者と事業者間(BtoC)、事業者相互間(BtoB)でのコミュニケーションを円滑化し、相互の利便性を向上し、サービス内容の高度化に貢献する「エージェント型のサービス」 ◆高齢化等の社会構造の変化の中で、裾野の広い新たなリーディング産業 ◆地域の活性化や雇用の創出につながる戦略的な産業
そして健康産業が拡大する起爆剤として、2008年4月から「特定健診・保健指導」が始まります。 これは生活習慣病の予防を目的とした国を挙げての取り組みです。
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▲[ 7813 ] / 返信無し
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□投稿者/ レーズンパイ -(2004/11/01(Mon) 11:50:08)
□U R L/ |
>「団塊の世代」がまもなく定年退職を迎え、「高齢化社会」へ移っていきます。 >そこで大きな問題は医療費の増大です。 >2025年度には、現在の2倍以上の70兆円になると推計されています。 >http://www.yomiuri.co.jp/iryou/ansin/an341102.htm >健康ブームは首都圏の温泉(またはスパ)にも見られます。
健康産業は拡大するでしょうね。 でも日本の中だけで商売していても閉じた経済になってしまうので、 海外から日本に来る観光客が日本の健康産業にお金を落としてくれるといいですね。 日本が健康のメッカになって外貨をどんどん稼いで欲しいなあ。 そして美容のメッカにもなってほしいと思います。 日本人がますます美しくなってほしいです。
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