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NO.5565
参議:松井孝治氏 京都3区:民主党■官僚の天下りを批判 |
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□投稿者/ 管理者 -(2004/05/16(Sun) 23:25:34)
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松井孝治氏 参議:京都3区:民主党 http://www.matsui21.com/
掲示板でもよく出る官僚批判。 現状批判だけで嘆くだけで終わっていては先に進みません。 批判の投稿をするだけに終わらず、実際にそれに関心を持っている政治家を 探して紹介することが官僚批判の実現につながります。 松井孝治氏はその政治家の一人でしょう。
http://www.matsui21.com/media/04/3_31.html 全国に256ヶ所ある年金福祉施設。 それらを運営している財団法人・社団法人の94団体の常勤役員数は135人。 そのうち厚生労働省の出身は124人にものぼり、実に9割が同省の天下りなのだ。 同時に、職員として累積614人が天下っている。
要するに、これまで年金福祉施設の見直しが行われなかった背景には、無駄な事業と分かりつつも先輩官僚の天下りに手を付けられなかったという問題があるのだ。 全国に256ヶ所ある年金福祉施設。 それらを運営している財団法人・社団法人の94団体の常勤役員数は135人。 そのうち厚生労働省の出身は124人にものぼり、実に9割が同省の天下りなのだ。 同時に、職員として累積614人が天下っている。
要するに、これまで年金福祉施設の見直しが行われなかった背景には、無駄な事業と分かりつつも先輩官僚の天下りに手を付けられなかったという問題があるのだ。
もちろん、それらの天下り先には様々な補助金や委託金が出る。 各省庁のポケットといわれる特別会計などで、お手盛りで天下り官僚の仕事を作り人件費を守る。 こうした仕組みは、税金の無駄遣いあるのみならず、官僚の精神を確実にスポイルしている。
国益ではなく自分の将来の天下り先のことを考えて仕事をする風潮を作り、無駄な事業と分かっていても先輩や自分の将来の職場をつぶさないために事業を温存する結果になるのだ。
20代、30代前半の若手官僚時代には「国益」を語っていた人物が、30代後半から急速に「省益」に傾斜。 40代前半には「局益」に、40代後半にはさらに矮小な「課益」に、そして50歳になると団体に天下り、その団体の利益を追求するに至る様子を見てきた筆者には、この天下りシステムこそが日本の官僚制を蝕んでいるのではないかという思いがこみ上げる。
財政が破綻状況にあり聖域なき財政改革を行わなければ国家の将来がない現在、厳格な天下り規制を含めて抜本的な公務員制度を実施すべきである。 次回もこの問題を取り上げよう。
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