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NO.6032
水と緑の景観形成を如何に行っていくのか |
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□投稿者/ 大串ひろやす(千代田区議) -(2004/06/03(Thu) 23:37:33)
□U R L/ |
今国会に景観法案が提出されている。 年金問題でマスコミにはこの法案はまったく紹介されないが、きわめてまちづくりには大事な法律だ。
まちづくりは現在は残念ながら広域な「都市計画法」と個別の「建築基準法」により行われている。 自治体で策定された各種条例はすばらしいまちづくりや景観形成の手法を示し、創造していく方途まで示していても規制や罰則型ではないので事業者が「確認」をたてに工事を強行しているのが現状だ。
その結果が都市マスのビジョンも、緑の基本計画で謳われた景観も崩壊してしまっているのではないか。 その実現のために行政も住民も企業も合意して条例まで定めたのではないか。 この条例の模範は、真鶴町の「美の条例」と千代田区の「景観条例」が有名だ。 共に規制法ではなく創造法となっているし、目指す景観の実現方法も具体的だ。
この度、国においてそれら条例の根拠となる基本法(文化芸術基本法に次ぐ国としての創造法となる)が制定されれば、それら各自治体の条例は創造法としての意義を発揮できるはずだ。
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▲[ 6032 ] / 返信無し
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NO.6035
Re[1]: 水と緑の景観形成を如何に行っていくのか |
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□投稿者/ こえだ -(2004/06/10(Thu) 14:37:28)
□U R L/ |
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▲[ 6032 ] / ▼[ 6034 ]
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NO.6033
市民の意識レベルが目で見てわかるのはおもしろい |
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□投稿者/ 管理者 -(2004/06/04(Fri) 23:51:31)
□U R L/ |
こんにちは、景観法は都市の美観も入るのでしょうか。 ヨーロッパの街は美しいですね。 家並みが町で統一されているのと、はでな広告がないからですね。
住民が建物のデザインを規制できるなら、市民の意識レベルが街の美観に如実に影響されるのですね。
市民の意識レベルが目で見てわかるのはおもしろい。
大串さんと同じ千代田区議会議員の小枝すみ子氏も興味を持っているようです。
http://www.la-npo.org/shucho/jigyo/toshi/seidokaikaku_05.html ◆景観法が閣法でつくる流れに持ち込んだ市民・学者の努力に感謝したいし、希望を持ちたいと思います。 国立の裁判、真鶴の美の条例、ささやかながら千代田区も含めてまちづくり条例をつくってもぐらたたきをしてきた各自治体や各所の裁判闘争も背景にあって、国土交通省もこのような法律を出すところまできたのだろうと思います。 しかし、果たして、この法律が万能でないにせよ、市民が使える法律か、ましてや市民の動きを妨げる要素がないかということは重要だし、点検をしなければいけないと思います。 そうした点で、一点は真鶴はじめとして各地の自治体条例が依然として法律違反になってしまう可能性はないか、二点は、建築物や公共事業に際して、住民がチェックできる景観アセスメントを盛り込むことは今からでもできないか、三点は、認定から一歩進んで景観地区の中だけでも将来的に建築許可とする付帯決議などはできないか、四点は、地権者の判断に拘束されず一定の地域においては「高さ制限」を、指定する道筋を示せないか、お上からありがたく頂くのでなく、立法府のこうした議論修正を経て、市民の見方になる法律にしたいと思います。 小枝すみ子・千代田区議会議員 2004/4/7) |
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▲[ 6033 ] / 返信無し
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NO.6034
Re[2]: 合意可能な水と緑の景観形成から |
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□投稿者/ 大串ひろやす -(2004/06/09(Wed) 23:59:26)
□U R L/ |
千代田区の大串です。
今日から本会議質問が始まりました。 明日はいよいよ私の番となります。 水と緑の景観形成にどう取り組むのか、という課題、テーマです。 水と緑の景観形成には住民、企業そして行政の一体となったまちづくりが必要でそのためには規制型の条例ではなく、共通のキーワードを用いた対話型(創造型)の条例が必要なこと。
真鶴町の「美の条例」は大変参考になりました。 千代田区での「景観まちづくり条例」も同様の形式をとっており、水と緑の景観形成を実現するためには、この条例の実効性をたかめることが大事だと、主張します。 また、おそらく皆が合意できるであろう水と緑の景観を切り口にまちづくりが進めばと思います。
区市町村による景観地区指定や景観計画の作成が特徴の景観法が国にできると、景観行政も大きく変わりますね。
原稿は以下のページにアップしました。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~ogushi/opinion/16.2.htm
それでは。
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