勝手に振ってしまった先のスレッドでレス感謝です。 > 公益性を持ったNPOの発展と、企業の公益性が高まることと、 > 公的機関の生産性が高まることを心から期待しているつもりです。
> 「公益性」=「広く一般市民の生活向上に貢献すること」
という深嶋修さんの公理から導かれる定理として、
> 公益性を持った企業もあれば、公益性に欠ける企業もある。 > NPOや公的機関にも同じ事が言えるはずです。 >「公益性」を基準に、民間企業、NPO、公的機関の活躍すべき分野を区分けすることや、 > 役割分担を議論することは、実質的な意味を持たない
あたりの演繹と証明の段階で私は苦しみます。 昔、公害の輸出ということが言われました。 日本国内の公益性を考えればそうなった、輸出先でもその当座はその国において公益性があったのか? 今、ODAではダムを作り、NGOは井戸を掘り利用する技を支援する、とか読んだ事もありますが、 どちらが公益性を長いスパンで見ているか、という点、などが私が証明に苦労する問題点であり、深嶋修さんの公理には納得できても、導かれる定理の中には自分で証明を試みないと、証明済みとは納得できないものが残ります。
でも深嶋修さんの構想にはとても敬服します。 そして、NPO>公的機関>企業 という公益性「視野のスパン」での私なりの位置づけについては(日本では企業と公は逆転かも知れないが)自分の課題にするつもりです。 どうも自分でも混乱しますが、社会定理の証明には時間軸の扱いが難しいのかな? 10年前の自動車工業と現在のそれの公益性を同じレベルでは組み入れられない、 将来はという時間軸の長さの取り方でも違ってきますし。
インターネットの世界ではM*社のことを見ていると、公的システムでは住基ネットを見ていると、企業や公的機関の公益性とは何かに疑問はつのるばかりなんです(^_^)
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