こんばんは ゴマメさん
地方議会の現状について、誤解があるようですのでここで説明いたします。
地方議会の質問では、代表質問と個人質問があります。 自治体議会において、大きな自治体を除いて、個人質問のみの議会が大半でしょう。 町田市議会も、一般質問のみを行っています。
そうした個人質問と答弁では、複数の回数でやり取りしています。 当市では、その質問回数に請願がありません。 4度も、5度も質問する議員も幾人もいます。
そうしたやり取りを、速記者はその会議の発言を全て速記します。 その後、それを会議録の文字にしていきますが、製本まで2カ月近くかかっているのが現状です。
その間に、速記者が書いたものを職員が校正するという作業を行います。 この点をゴマメさんには、なかなか理解してもらえないものでしょう。 ですが、正確な記録は、こうしてつくられていきます。 本来は、この間に議員自身が、一字一句が正しいか、調べるのが正しいのでしょう。 現実に、議会では全文議事録に署名録議員が、本会議の開催日ごとに2名づつ指名されます。
こうした作業が済んだ段階で、インターネット掲載の外注先に、データが送られます。 結果的に、アップロードまでに2カ月もかかるということが、発生することになります。
その点、議会のTV放映を行えば、即時性の問題が瞬時になりますし、録画があればもっと情報提供の手段が広がるでしょう。
速記に関して、国会では自前の速記職員が多数存在しており、翌日には速記録が作成されていました。 (20年前に、私が秘書をしていた時代)そうした国会と地方議会では、まったく状況が異なっています。
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