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親記事 / ▼[ 4240 ]
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□投稿者/ 山梨評論 -(2004/12/19(Sun) 15:44:58)
□U R L/ |
12月19日の読売新聞社説には驚かされた−[公共事業契約]「追加支払いの横行が目に余る」−と言うことで、 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20041218ig90.htm 『各省庁を通じ、増額変更が目立ったのは情報技術(IT)分野だ。 旧大蔵省は1999年4月に1億円で契約した予算編成事務処理システムの開発費で、 10か月後に13億円の追加支払いをした。 同じような例は枚挙にいとまがない。 システム開発は、NTT、富士通、日立製作所など「ITゼネコン」と呼ばれる十大グループが、 公的機関からの発注を独占的に受注している。 外部の専門家を登用し、「ITゼネコン」の要求が妥当か、検査する仕組みを全省庁で構築しなければならない。 』
社説を読んでいて、これは国の話だけでは無く、地方自治体でも恐らく同様だろうと感じた。 だが公務員・自治体がそんな情報を自ら公開するはずはない。 色々な公共事業で見積りとその後の状況を容易に調べられるのは議員しかいないと思う。 税金の集め方を決めるだけでは無く、行方を追う事も議会・議員の仕事だろうと思う。 こういう調査をしている議員のホームページを探してみたい。
読売新聞さんは「外部の専門家」という言い方で、どのような人々を想定しているのだろうか。 IT関連で「政府の審議会委員」だったり「学識経験者」と呼ばれる人々で ITゼネコンに無関係な人の名前を見た記憶が無い。 そんな人がいると思うと吉田さんやヌーワーさんのように総務省から敵視されるし、 大メディアには冷たくあしらわれる(^_^) http://www.geocities.jp/yyreview/pref01.htm |
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NO.4240
Re[1]: 税金の行方−IT事業編 |
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□投稿者/ 桜の花 -(2004/12/20(Mon) 00:26:57)
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まさにITゼネコンとは最適な言葉かもしれません。 ハードとソフトの支出先は先端産業の性質からして、 私はこの様に偏るのは納得してしまいます。 そこで山梨さんに真面目にお聞きしたいのです・・ このソフト開発にかかる支出のことですが、費用対効果の点で 十分に納得できるものなのでしょうか・・ そこのご説明を頂けると 素人の私には得心をもって 読売新聞の社説の意味する方向を理解ができるようになります。 もっともは 読売新聞に聞くべきなのでしょうけれでも申し訳ありません。
私はITを社会生活の中で活用するときあたりまえですがソフトは大変重要だとおもうからです。 用途によっても無料・有料いろいろです、そしてその目的を伴う一つのテーマには必ずセキュリティーの 問題が付随しています。 便利で有用ではありますが無駄な支出は問題ありと捉えることもできます。 しかし揺籃期のIT社会に於いては不合理もあって当然と考えてもいます。 早く解消できるような社会環境・IT産業環境こそ望んでいます・・ 知識不足の為に私もそうですがまだ多くの人がソフトを作る労力の客観的評価ができません。 そういう時は一部のたずさわる人だけの全てにおいて独壇場になると思います。 それが今回のことにもあらわれているのかもしれません。 残念!
素人から見るとこの様に考えてしまいます・・
>12月19日の読売新聞社説には驚かされた−[公共事業契約]「追加支払いの横行が目に余る」−と言うことで、 >http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20041218ig90.htm >『各省庁を通じ、増額変更が目立ったのは情報技術(IT)分野だ。 >旧大蔵省は1999年4月に1億円で契約した予算編成事務処理システムの開発費で、 >10か月後に13億円の追加支払いをした。 >同じような例は枚挙にいとまがない。 > >システム開発は、NTT、富士通、日立製作所など「ITゼネコン」と呼ばれる十大グループが、 >公的機関からの発注を独占的に受注している。 > >外部の専門家を登用し、「ITゼネコン」の要求が妥当か、検査する仕組みを全省庁で構築しなければならない。 >』 > >社説を読んでいて、これは国の話だけでは無く、地方自治体でも恐らく同様だろうと感じた。 >だが公務員・自治体がそんな情報を自ら公開するはずはない。 >色々な公共事業で見積りとその後の状況を容易に調べられるのは議員しかいないと思う。 >税金の集め方を決めるだけでは無く、行方を追う事も議会・議員の仕事だろうと思う。 >こういう調査をしている議員のホームページを探してみたい。 > >読売新聞さんは「外部の専門家」という言い方で、どのような人々を想定しているのだろうか。 >IT関連で「政府の審議会委員」だったり「学識経験者」と呼ばれる人々で >ITゼネコンに無関係な人の名前を見た記憶が無い。 >そんな人がいると思うと吉田さんやヌーワーさんのように総務省から敵視されるし、 >大メディアには冷たくあしらわれる(^_^) >http://www.geocities.jp/yyreview/pref01.htm
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桜の花さん、コメントありがとうございます。
>まさにITゼネコンとは最適な言葉かもしれません。 >ハードとソフトの支出先は先端産業の性質からして、 >私はこの様に偏るのは納得してしまいます。 >そこで山梨さんに真面目にお聞きしたいのです・・ >このソフト開発にかかる支出のことですが、費用対効果の点で >十分に納得できるものなのでしょうか・・ >そこのご説明を頂けると 素人の私には得心をもって >読売新聞の社説の意味する方向を理解ができるようになります。 >もっともは 読売新聞に聞くべきなのでしょうけれでも申し訳ありません。
ソフト開発費用の見積りなど私にはできません、知識も無いです。
>私はITを社会生活の中で活用するときあたりまえですがソフトは大変重要だとおもうからです。 >用途によっても無料・有料いろいろです、そしてその目的を伴う一つのテーマには必ずセキュリティーの >問題が付随しています。 >便利で有用ではありますが無駄な支出は問題ありと捉えることもできます。 >しかし揺籃期のIT社会に於いては不合理もあって当然と考えてもいます。 >早く解消できるような社会環境・IT産業環境こそ望んでいます・・
>知識不足の為に私もそうですがまだ多くの人がソフトを作る労力の客観的評価ができません。 >そういう時は一部のたずさわる人だけの全てにおいて独壇場になると思います。 >それが今回のことにもあらわれているのかもしれません。 >残念! > >素人から見るとこの様に考えてしまいます・・ >
公共事業のトップである道路建設なども素人の私には評価できません。 しかし、甲府市議野中一二さんの12月議会質問の中に、 http://www.nonaka12.com/gikai/200412q.htm 長野県栄村の道直しの事が書かれていて、それを拝読して感じた事が、 ITについても以下のコメントになりました。
>>社説を読んでいて、これは国の話だけでは無く、地方自治体でも恐らく同様だろうと感じた。 >>だが公務員・自治体がそんな情報を自ら公開するはずはない。 >>色々な公共事業で見積りとその後の状況を容易に調べられるのは議員しかいないと思う。 >>税金の集め方を決めるだけでは無く、行方を追う事も議会・議員の仕事だろうと思う。 >>こういう調査をしている議員のホームページを探してみたい。 >> >>読売新聞さんは「外部の専門家」という言い方で、どのような人々を想定しているのだろうか。 >>IT関連で「政府の審議会委員」だったり「学識経験者」と呼ばれる人々で >>ITゼネコンに無関係な人の名前を見た記憶が無い。
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▲[ 4241 ] / 返信無し
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>ソフト開発費用の見積りなど私にはできません、知識も無いです。
3年程前に、2000件ほどのデータベースから、データを抽出するソフトの見積もりを依頼したことがあります。 仕様に沿って作業時間を積算していきました。 そして、その会社では時給12000円を掛けて見積もりとされました。 近所の個人経営者は、時給8000円との事でした。 大手ゼネコンで質の高い作業をする組織でしたら、15000円とか2万円くらいつけるのかもしれませんね。
ローカルのデータベースではいとも簡単にできる作業なのですが、このときは2人月(200時間)で240万円の見積もりをいただいたので、お断りしました。 そしてその近所の方と相談し、仕様の制限など設けながら作成・設置してもらいましたら、期限を設けなかったことと併せ、40万円で引き受けてもらいました。
この開きは極端なものかもしれませんが、仕様の100%に応えるために掛かる費用・手間は、90%で構わないときに比べて倍以上掛かると思います。 また、仕様を制限することでその手間が半減することも充分に考えられます。
また、入札時の仕様が100%のものかどうか、違うときのほうが多いとの感触を得ています。 入札価格は低いほうがいいわけですから、提示された仕様を最低限こなせる見積もりをすると思います。 ところが仕様に書かれていない作業が増えれば、追加費用が増える、これは仕様書を書き慣れていないIT分野では顕著になると思います。 落札企業が仕様の変更を歓迎することは言うまでも有りません。
このようなケースでは、企業と担当者が充分に詰め合ってから見積もりを出す、随意契約のほうが安くできることが多いとも思います。 この場合は業者との癒着が問題になります。
どちらにしてもそれをチェックするのは、議会ではないでしょうか。 議員本人にITの知識がなくても、指摘された問題点を理解できれば、構わないと思います。 それが無理ならば、、、仕様書を公開してもらうことでしょうか?
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