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□投稿者/ ゴマメ -(2003/01/10(Fri) 23:28:26)
□U R L/ |
>「民間主導型の国家経営、地域社会経営」という記事をアップしました。 >(記事の冒頭に要約をまとめています。 >) >http://www5d.biglobe.ne.jp/~isin/kskeiei.htm > ご意見等いただければ幸いです。
深嶋修さん、新年早々からの更新で敬服しています。
> 行政の経営的解釈を、「市民や企業連合が経営主体で、公務員はその被雇用者である」とし、
とうことですが、私は「市民」主体で良いと思いました。 企業や組織体は二次的なものとせねばならないと思います。 市民は組織の一員であろうと無かろうと行政に関わるが、法人格の有無に関らず組織体はかかわらせないほうが良い、 何故なら市民で構成する組織体は所属する市民(社員)を拘束するかも知れない、しかし、行政にかかわる市民としては、その組織体に対しては自由である、という立場が貫けるからです。
そこに自ずからチェックアンドバランスが働くように思います。 法人税率を誰が決めるか、法が決めた期限の切れた食品をどうするか・・そんなことをケースとして考えてみると、一人の市民としての立場と企業の一員としての立場の食い違い、それが諸悪の根源か(^_^)
一人の当たり前の市民、人間として生活できること、それが保てる社会になって欲しいです。
野中一二さんの「株式会社甲府市構想」 http://www.nonaka12.com/kkkofucity.htm 最初に読んだ時の鮮烈な印象はいまだに残っています。
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▲[ 3369 ] / 返信無し
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ゴマメさん いつも貴重なご意見をいただきありがとうございます。
>とうことですが、私は「市民」主体で良いと思いました。 >企業や組織体は二次的なものとせねばならないと思います。 >市民は組織の一員であろうと無かろうと行政に関わるが、法人格の有無に関らず組織体はかかわらせないほうが良い、 >何故なら市民で構成する組織体は所属する市民(社員)を拘束するかも知れない、しかし、行政にかかわる市民としては、その組織体に対しては自由である、という立場が貫けるからです。
確かにそれが理想かもしれませんね。 私は、当面、今の政治制度のイメージ(政党所属の議員と、無所属の議員が入り混じり、必要に応じて統一会派を組むようなイメージ)の延長線上で考えています。 少なくとも、個別企業の経営参加はまずいと判断し、企業連合単位の参加を念頭においています。 全く組織体の関与を許さないということになれば、ボランティア団体やNPOも地域社会の経営に参加できないということになりますね。 いずれにしても、具体論はまだまだこれからです。
>そこに自ずからチェックアンドバランスが働くように思います。 >法人税率を誰が決めるか、法が決めた期限の切れた食品をどうするか・・そんなことをケースとして考えてみると、一人の市民としての立場と企業の一員としての立場の食い違い、それが諸悪の根源か(^_^)
どのような立場から見ても、最適解はそんなに食い違わないと言うのが、私の基本的な考え方です。 例えば、法人税率で言えば、高すぎると企業の国際競争力が低下すること、起業意欲が低下することにより、結局は一市民(社員)も困ることとなる。 実質安全な期限切れの食品の有効利用に知恵を絞らず廃棄し続ければ、価格転嫁や環境問題で結局は一市民(生活者)も困ることとなる。 とことん話し合い、試行錯誤を繰り返せば、市民にとってマクロとも整合した究極的な最適解(結果的に両者の利害がある程度一致した最適解)が見つかるものと思います。 献金を沢山する企業の過大な影響力が問題であって、供給セクターの発言機会を全く無くすことには、別の危険性があると思います。 もちろん、多くの一市民が、供給セクターの技術的な制約を熟知し、マクロ経済的にも合理性をもった判断ができれば別ですが・・
>一人の当たり前の市民、人間として生活できること、それが保てる社会になって欲しいです。
全く同感です。 以下URLの(その4)まで我慢強く読んでいいただければ幸いです。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~isin/miniron/mini607.htm
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NO.3341
Re[1]: 民間主導型の国家経営、地域社会経営 |
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□投稿者/ 反芻 -(2003/01/05(Sun) 15:39:49)
□U R L/ |
記事の中でJR民営化が失敗であった旨の内容がありました。 この点は興味深いのでどのような点が失敗であったのでしょうか。 (ありうべきどのようなサービス向上がなかったのか?)また債務を引き継いだ国鉄清算事業団はすでに解散していると記憶していますが結局債務はどのように「清算」されたのかあまり聞きません。 新聞をみると国労職員の再就職の話題ばかりで全貌はさっぱりわからなかったものでお聞きしたいと思います。
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▲[ 3341 ] / 返信無し
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NO.3342
Re[2]: 民間主導型の国家経営、地域社会経営 |
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反芻さん 「平成維新」の記事を読んでいただきありがとうございます。
私自身もJRの内部事情には詳しくないので、基本的には記事の内容以上の具体的なお答えができないことをまずはお詫びいたします。
特定の企業を批判することは避けたいとは思うのですが、生産性低下や無駄を誘う環境は、公的機関よりも「競争原理の働かない独占的な営利企業」の回りに、より強く存在すると考えます。 以下URLの、「補足1 道路公団の民営化はなぜ最悪の選択か」をご参照いただければ幸いです。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~isin/news1.htm
「ありうべきサービス」を正確に推定することは困難ですが、記事にもあるように、厳しい競争にさらされていく過程での航空業界やNTTの変遷を見れば、かなりの想像ができるのではないでしょうか。 確かに、旧国鉄債務のJR引継ぎ分の設定(例えば以下URL参照)は、民間企業としてのその後の経営を、その当時の判断として客観的に想定したものだとは思います。 しかし、その後のデフレや、正当な競争にさらされた航空業界やNTTの劇的な価格低下を見たとき、それが今の段階でも妥当なものだとは考えづらいと思われます。 本来ならば、時代の流れを考えて、更なる企業努力を促す料金値下げ勧告や引継ぎ債務の上乗せなどがあっても良い筈ですが、民間企業にそのようなことを強制することは、やはり困難でしょう。 そういう意味でも、競争原理の働かないJRや道路公団の民営化には私は反対の立場をとります。 http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/digital/26/
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