ねみがーな さん こんばんは
別の書き込みで、私とのやり取りは「議論がもういいよ」と書かれていますので、この1記事のみとして、私もこの間のレスを終わりとしましょう。
まず、「正論」という言葉の定義が問題にされたかも知れませんが、下記のやり取りを先にごらんください。
>その前に「30年後には無料にする」その目測が正しかったと言えるのでしょうか? >来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、その約束ですが >これまでどの程度の国民が把握していたんでしょうか? >最近、日本の高速道路の料金徴収制度が扱われる様になって >よく耳にする様になりましたが、それってホント最近の事でしょ? ● 吉田 開通区間の30年目の無料開放を実施しておれば、ここまで肥大化した道路公団の姿は、大きく変わったものとなったでしょう。 高速道路の無料化論が登場する前に、「サービスが変わらないのに、首都高の単純値上げは認めない」という「フリーウエイクラブ」というグループが存在してきました。 社会的には、そのグループから「高速道路の無料化論」は始まったと考えてよいでしょう。 そのスタートは、平成元年以前であったろうと思います。 そうした社会的な運動に、政治家がもっと目を向けていれば、良かったといえましょう。
>今の現時点で誰かが言うまで国民自身それほど認知できていなかった事を >30年後には無料にする!こうした約束でスタートしたから正論だってのは >虫が良すぎると思いますけれども。 ● 吉田 正論は、「道路の通行は無料である」という法律の考えが源泉です。 東名・名神高速道路の建設にあったて、そこを有料道路とすることに当時のだれもが抵抗があった。 それを納得する理論として、「30年償還」方式が提起された。 先に書いたように、30年たった時点で無料にしていれば、今日の問題は発生していなかったのです。 それを、途中で(道路公団を未来永劫の期間とするためか、)その高速道路網を全国に広げる手段として、料金プール制度が提起されました。 本来は、その時点で、再度、「無料化」が問われるべきでした。 そうした問題点を最初に問いかけたものが、先のフリーウエイクラブであるでしょう。
>これまで、それが実現出来る様になるまで国民は監視できていましたっけ? >他にも様々な公約もありましたが、国民は監視を放棄していていながら >約束だから正論だってのは、それホントに約束だったの?と思います。 ● 吉田 国民には、何度でも振り返る権利があるものです。 なぜなら、選挙で政治家を選べるからです。 個人、政党の考えを変えれば、施策はいつでも変更可能です。 今回は、野党だけでなく、与党にも、「高速道路無料化論」を政策として掲げる人物が出てきました。 まさに、選択のチャンスです。
>私、三十年後の景気状態まで右肩上がりだと過信する前提そのモノが >間違っていたと思いますけど。 >#実際監視できていなかったから現状があるわけだし。 ● 吉田 高速道路の問題で間違っていたのは、料金プール制度を利用して、あたかもそれが償還されるかのように、計画を進めてきたからです。
その方向転換の方策として、次の二つのものが、議論の対象になってきた。
1.道路公団を民営化し、その後の経営をその企業に運営させる。 2.高速道路を無料化し、一般に開放する。
このうち、私は後者の選択を持って、考えていこうという立場です。
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