<国民年金>中川経産相ら3閣僚が保険料を未納
中川昭一経済産業相、麻生太郎総務相、石破茂防衛庁長官の3閣僚は23日午前の閣議後会見で、国民年金の保険料を納めていなかったことを明らかにした。 国民に保険料支払いを求める政府の閣僚から未納者が発覚し、保険料率の引き上げを盛り込んだ年金改革関連法案に反対する野党側は「21年間払っていない中川氏は悪質。 政府は法案を出す資格はない。 (未納の)閣僚を辞めさせるか、法案を出し直すかだ」(野田佳彦・民主党国対委員長)と批判。 同日午前の衆院厚生労働委員会は、民主党が中川氏らの出席と答弁を求めたため、たびたび中断した。
中川氏は「83年2月に(旧日本興業銀行を)退行し、12月に国会議員になって今まで国民年金を払うのを忘れていた。 まったくのミス。 おわび申し上げたい」、麻生氏は「96年11月に経済企画庁長官に就任した時、厚生年金を国民年金に切り替えるところで怠ったため、00年9月に60歳になるまでの約3年10カ月が未加入になっている。 お騒がせして申し訳ない」と、それぞれ陳謝した。 中川氏は02年以降の保険料を先週納付したことも明らかにした。
石破氏も長官に就任した02年9月以降、口座から保険料が引き落とされていないことを認めたが、社会保険庁側が「資格喪失」の扱いにしていたことも分かり、同庁の事務的なミスの可能性もある。 石破氏は「今日中に1年5カ月分を払う。 うっかりミスで、おわびしたい」と陳謝した。
また、福田康夫官房長官は小泉純一郎首相と自身について「60歳当時は納付している」と述べたが、60歳以前に関しては「答えは差し控える」と回答を拒んだ。 茂木敏充沖縄・北方担当相も「少なくとも(93年7月に)国会議員になってからは支払っている」と述べ、以前に未加入の期間があったかどうかは「コメントはここまでにさせてください」と答えなかった。
◇国会議員は「自営業者」扱い
国会議員は「自営業者」扱いになり、国民年金に加入することになる。 以前は適用除外や任意加入の時期があったが、国民基礎年金が創設された86年4月以降はすべての国民が強制加入となり、国会議員にも保険料の支払い義務が生じている。
国民年金保険料は、未納率が02年度に前年度比8・1ポイントも上昇し、37・2%に達している。 政府は今国会に提出した年金関連法案に、現在月額1万3300円の国民年金保険料を、来年4月から毎年280円ずつ引き上げ、2017年度に1万6900円で固定する案を盛り込んでいる。
しかし、国会審議でも国民年金の「空洞化」が問題となり、民主党が閣僚らの保険料支払い状況について報告を求めていた。 【堀井恵里子】
◇小泉首相、問題視せず
小泉純一郎首相は23日昼、3閣僚が国民年金保険料を納めていなかったことについて「今後、直せばいいでしょう。 みんなうっかりして(家族に)任せていたんじゃないですか」と問題視しない考えを示した。 首相自身に未納分がないかと聞かれ「ありません」と否定した。 首相官邸で記者団の質問に答えた。 (毎日新聞) [4月23日14時5分更新]
ニュースを読んで・・ 「以前に未加入の時期があったかどうかについてはコメントしない」のは何故なんでしょうか?また、小泉首相が問題視しない考えを示したことには驚きというほかありません。 コメントできないということは払っていない、ということだと思うんですが・・ こんなこと、許されていいんでしょうか・・・ 首相の言葉を借りて言えば、「払わなかった人はみんな家族に任せていたし、じゃこれから払うから」で済むんならこんな社会問題になったりしないと思うんですけど http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040423-00001047-mai-pol 野党の追及に期待します
>> まー、この方は、自民党議員(地方議員)やその支持者が全部資産家で構成されていると思っていらっしゃる、パラノイア症候ではないかと思いました。 >> >> とにかく資産回復の話しばかりで、それによって全部の景気回復も雇用問題も楷書されるという話でした。 >> >> ご本人は、家柄も上流で家系は事業家で兼資産家です。 > > >麻生さんは自民党総裁選に立候補して小泉さんと争った人ではないでしょうか。 >こんな人が自民党総裁になって総理になっていたら、市民の税金を資産家のために投入して大変なことになっていたでしょう。 >麻生さんが総理でなくてよかった。 >総理こそ直接選挙で選びたいものです。 >
|
|